ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

公園の落ち葉

2003年12月03日 00時56分00秒 | 日記
きょうは生ぬるい風が吹いて、とても12月とは思えない陽気でした。
おねいちゃんのアパートから近くの公園にお散歩に行きました。小さな公園なんだけどちゃあんとした時計があって、3時に”小鳥”がぽっこり出て鳴きだすんだよ。ベンチも木製のがっしりとした立派なものです。でも、子どもは一人も居ません。半分に仕切った場所で大人(それも老人ではなく、せいぜい30から40才台)がゲートボールをしていました。
なんか変なんだなぁ、と思いましたが、風が吹いて落ち葉がかさこそと隅のフェンスのあたりにかたまっていくのを見て、「恋人よ~」って口ずさんでいました。
おねいちゃんはお薬のせいもあってか、体がしんどいようです。ふとっている以上にむくみも出ています。あと1週間、ステロイド剤は少しずつ減らしていって様子をみるそうですが、麻痺のほうはよくなっていないような気がします。
でも、ぼくが行くと、おねいちゃんはとても喜びます。おかあさんに何かおいしいものを食べさせようと、いろいろ作って待ってくれているのです。今晩は小芋の煮っ転がしでした。
半分のお月さんがきれいに久し振りに出ていました。
ぼくたちがおうちに帰ってくるとすぐに電話です。おねいちゃんがありがとう、と。
しょっちゅう、電話やメールで日に何度も話しているのです。自立とはほど遠いような気もしますが、少しずつ、少しずつ、だよね。