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テレビ「編集」という仕事: 出演者の今後に影響 加地倫三さん

2010年09月27日 09時41分11秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「TVダイアリー 加地倫三 2 人生背負う編集の怖さ」という記事がありました。

テレビに関連する仕事をしている方に、その仕事ならではの話をしてもらうコーナーです。

「編集」という仕事は、生放送でない限り、必ず行う作業です。
収録したものを、出演者ではない第三者の「ディレクター」が、客観的に編集します。

1時間番組の場合、CM等を除くと、45分になります。

加地倫三さんが担当する「ロンドンハーツ」や「アメトーク!」も、スタジオ収録を2時間行ったら、どんなに面白くても、1時間15分はカットしなければなりません。

カットの仕方は無限大で、ディレクターにとってはものすごい選択肢があるそうです。

出演者全員が、5回ずつしゃべって、全員が爆笑を取ったとします。
全員を2回ずつ均等に使えれば、皆が面白い人になれます。

もし、ある出演者を5回使い、別の出演者を1回も使わないと、出た人は面白い人、出なかった人はつまらない人になってしまいます。

それによって、出演者の他の仕事に影響することもあります。

でも、出演者はディレクターに託すしかなく、どんなにおいしい野菜を作っても、料理人が下手だとまずくなるのと同じです。

だからこそ、ディレクターには大きな責任があると思うそうです。

しかし、それだけを重視していたら、番組にもなりません。
その間に立って毎晩悩み、徹夜しながら、その取捨選択をしています。

出演者の人生を背負っていると言っても過言ではない「編集」。

本当に怖いということです。
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映画の編集はよく話題になりますが、そう言えば、テレビの毎日の番組も編集が行われているのですね。

出演者の今後の人生までかかっているという視点は新鮮で、その通りだと思いました。


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