ある40代女性の生活

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中国進出: コツ 経営に中国人も

2010年01月31日 06時36分11秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「窓 論説委員室から ある日中式経営」という記事がありました。

論説委員の方が、交代で興味深く感じたことを書かれるコーナーです。

最近の世界経済の牽引役として、中国は注目されています。
日本の企業も、需要を取り込んだり、進出をめざすことろが増えました。

日系企業は、中国では「勤め先」としては、あまり評判がよくないのだそうです。

職務や権限があいまいな日本的人事管理が中国人気質に合わない
「上層部」を日本人で固め、中国人は出世できない

室内ドアや収納家具等を扱う住宅内装メーカーの「ニホンフラッシュ」は、中国に進出し、住宅ブームで躍進中なのだそうです。

「ニホンフラッシュ」では、
1.ものづくりは日本の水準を厳守
2.経営は、中国人に委託
3.製造現場の人材育成は、日中連携     を3原則にしています。

社長の高橋栄二さんが、知人の台湾人経営者から
「労働観や法制度などが違う中国で、日本人が経営するのは無理」とアドバイスされたのがきっかけです。

日本でサラリーマン経験があり、上海市の邦銀事務所で日本企業の対中進出支援をしていた楊宋標さんを自らスカウトしました。

中国の工場(江蘇省)の竣工式で内外に権限移譲を宣言し、第2工場や現地販売網の構築等の戦略立案も任せています。

生産現場の幹部候補となる人材は、有能で会社の価値観を共有できる人に絞り、徳島の本社で外国人研修・技能実習制度(3年間)に沿って育てます。

日系企業が、「世界の工場」の単なる担い手から、中国の経済・社会を支える力強い企業に脱却するには、中国の人材を信じて任せる経営への転換が避けられないのではないか、ということです。
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日本国内で人に任せるときもそうですが、「任せて、任せ切りにしない」(ちゃんと冷静な目でチェックもする)必要もありそうです。


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