今日の朝日新聞に、「著者に会いたい 佐々木常夫さん(67) ■これからのリーダーに贈る17の言葉 勇気、元気、幸せを与える人に」という記事がありました。
読書面にある、新刊の著者のお人柄を紹介するコーナーです。
佐々木常夫さんは、東レの勤務と妻の看病、自閉症の子どもの世話、家事を続け、現在は妻も回復し、幸せな生活をしているのだそうです。
佐々木さんは、1984年に東レで課長になりましたが、妻が肝臓病を発病、その後うつ病になり、自殺未遂も3度しました。
子ども3人(長男は自閉症)の育児、家事、妻の看病を仕事と並行して長く続けます。
最新の著書では、「人に勇気、元気、幸せを与える人こそがリーダー。主婦でも、新入社員でも、障害者でもリーダーになれる」と書かれています。
佐々木さんの考え方は、「ど真ん中にあるのは母親の教え」と言い、
お母さんは、「世のため、人のために尽くす人になりなさい」「人を傷つけてはなりません」といつもおっしゃっていたそうです。
これまでの著書の発行部数は、合計で70万部にもなり、
読者の証券会社勤務の男性からは
「3日前に辞表を出しましたが、『25の言葉』を読み、涙が抑えられませんでした。明日、辞表を撤回します」というメールが来た ということです。
-------------------------
どんな方だろうと思いました。
お名前やご経歴は、聞いたことがあります。
今回の記事に添えられた写真が、立派なことをされ社長にまでなられたのに、とても謙虚な笑顔をしていらっしゃるのが印象的でした。
「佐々木常夫」さんで見てみました。
「佐々木常夫 オフィシャルWEBサイト」が最初に出てきました。
(http://sasakitsuneo.jp/参照)
トップページには、最近の4冊の著書紹介があり、青年が感動したという『働く君に送る25の言葉』をクリックしてみました。
「何があっても、自分を見捨てるな。とことん自分を大切にしなさい」と赤い字で書いてあります。
インタビューが掲載されていて、
「運命を引き受けなさい。それが、生きるということです」と発言されていました。
佐々木さんのお母さんは、旦那さんが若い時に亡くなり未亡人となり、4人の子どもを働いて育てられました。
どんなに辛い時でも、「運命を引き受けて、その中で頑張ろう」とニコニコされていたそうです。
それを受けて、佐々木さんも、妻の病気や自殺未遂、子どもの自閉症や育児や家事も、「これも運命」と考えました。
会社から定時で帰り、知恵を絞り、自分を奮い立たせて両立させてきました。
幸い、奥さんも回復し、今は幸せに暮らせているとのことです。
私たちは運命を引き受けて働くしかない。
自分の能力を嘆いても、会社や上司の不満を言っても何も生み出さない。
運命を引き受ける「覚悟」を決め、正しい仕事の仕方を身につけよう。
そうすれば、上司との正しいコミュニケーションで関係性を変えることはできる と書かれていました。
説得力があるなぁと思いました。
プロフィールには、2003年より東レ経営研究所社長、2010年に同研究所特別顧問となる とあります。
サイトにはコラム(ブログのような文章)もありました。
2011年4月20日の「運命に立ち向かおう」というコラムが心を動かされました。
(http://sasakitsuneo.jp/column2/2011/04/post-48.html参照)
震災のすぐ後の文章で、被災された方々、また広島、長崎の原爆、沖縄や戦争で被害を受けた方々、
それほどではなくとも人の人生はさまざまな幸、不幸が訪れる
「力を合わせて自分の運命に立ち向かってください」 とありました。
思いがけないことがあったとき、「これも運命か」と思いことはあっても、その運命を「引き受ける、そしてその中で頑張る」と考えてこれただろうかと思いました。
読書面にある、新刊の著者のお人柄を紹介するコーナーです。
佐々木常夫さんは、東レの勤務と妻の看病、自閉症の子どもの世話、家事を続け、現在は妻も回復し、幸せな生活をしているのだそうです。
佐々木さんは、1984年に東レで課長になりましたが、妻が肝臓病を発病、その後うつ病になり、自殺未遂も3度しました。
子ども3人(長男は自閉症)の育児、家事、妻の看病を仕事と並行して長く続けます。
最新の著書では、「人に勇気、元気、幸せを与える人こそがリーダー。主婦でも、新入社員でも、障害者でもリーダーになれる」と書かれています。
佐々木さんの考え方は、「ど真ん中にあるのは母親の教え」と言い、
お母さんは、「世のため、人のために尽くす人になりなさい」「人を傷つけてはなりません」といつもおっしゃっていたそうです。
これまでの著書の発行部数は、合計で70万部にもなり、
読者の証券会社勤務の男性からは
「3日前に辞表を出しましたが、『25の言葉』を読み、涙が抑えられませんでした。明日、辞表を撤回します」というメールが来た ということです。
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どんな方だろうと思いました。
お名前やご経歴は、聞いたことがあります。
今回の記事に添えられた写真が、立派なことをされ社長にまでなられたのに、とても謙虚な笑顔をしていらっしゃるのが印象的でした。
「佐々木常夫」さんで見てみました。
「佐々木常夫 オフィシャルWEBサイト」が最初に出てきました。
(http://sasakitsuneo.jp/参照)
トップページには、最近の4冊の著書紹介があり、青年が感動したという『働く君に送る25の言葉』をクリックしてみました。
「何があっても、自分を見捨てるな。とことん自分を大切にしなさい」と赤い字で書いてあります。
インタビューが掲載されていて、
「運命を引き受けなさい。それが、生きるということです」と発言されていました。
佐々木さんのお母さんは、旦那さんが若い時に亡くなり未亡人となり、4人の子どもを働いて育てられました。
どんなに辛い時でも、「運命を引き受けて、その中で頑張ろう」とニコニコされていたそうです。
それを受けて、佐々木さんも、妻の病気や自殺未遂、子どもの自閉症や育児や家事も、「これも運命」と考えました。
会社から定時で帰り、知恵を絞り、自分を奮い立たせて両立させてきました。
幸い、奥さんも回復し、今は幸せに暮らせているとのことです。
私たちは運命を引き受けて働くしかない。
自分の能力を嘆いても、会社や上司の不満を言っても何も生み出さない。
運命を引き受ける「覚悟」を決め、正しい仕事の仕方を身につけよう。
そうすれば、上司との正しいコミュニケーションで関係性を変えることはできる と書かれていました。
説得力があるなぁと思いました。
プロフィールには、2003年より東レ経営研究所社長、2010年に同研究所特別顧問となる とあります。
サイトにはコラム(ブログのような文章)もありました。
2011年4月20日の「運命に立ち向かおう」というコラムが心を動かされました。
(http://sasakitsuneo.jp/column2/2011/04/post-48.html参照)
震災のすぐ後の文章で、被災された方々、また広島、長崎の原爆、沖縄や戦争で被害を受けた方々、
それほどではなくとも人の人生はさまざまな幸、不幸が訪れる
「力を合わせて自分の運命に立ち向かってください」 とありました。
思いがけないことがあったとき、「これも運命か」と思いことはあっても、その運命を「引き受ける、そしてその中で頑張る」と考えてこれただろうかと思いました。
最近注目の方ですね。
少しだけ読んだことがありますが、「なるほど~」という話ばかりです。
お母様の影響が強そうですね。
勉強になりました!
こんにちわ。
佐々木常夫さんは、静かに語っておられますが、想像以上に大変な人生だったことでしょう。
「運命を引き受ける。」ですか。
「運命だと思って諦める。」境地にも達していない私にとっては、凄過ぎて驚くばかりです。
佐々木さんは、人生の終盤でそこへ行き着いたのではなく、人生の盛りにそれを実践されていたのですね。
佐々木さんは、いろいらな「幸せのカタチ」を発見されながら生きてこられたのかもしれません。
う~ん。
頑張らねば…。
佐々木さんのお母さんのように、苦労をしていてもそれに負けたり態度に出したりせず、明るくしているというのはなかなかできないことですね。
おっしゃるように、そのお母さんを毎日身近で見て育たれたというのは、学ばれることも多かったのでしょう。
ポチッ
こんばんは。
本当にそのとおりだと思います。
佐々木さんのような立場になったとき、「引き受ける」という選択肢を思い浮かぶだろうかと考えました。
途中で心が折れることなく、最後まで(ご自身の定年、奥さんの回復まで)続けられたのは秘訣があったのでしょうか。
頑張ろうという気持ちになるお話ですね。