ある40代女性の生活

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アニメ制作: 東京都がテキスト作成

2009年01月07日 06時56分29秒 | 新聞
昨日の夕方のテレビのニュースで、アニメ制作のテキストを東京都が作成したと伝えていました。

アニメの世界では、動画を制作するときには、原画作家1人に動画作家5人がついて、手描きで作成していくのだそうです。

動画作家の方によると、忙しくなると1週間家に帰れなくなるほど忙しく、その割に低賃金なので、人の入れ替わりが多いということです。

最近は、動画の作成をアジア諸国に外注する会社も増え、先輩の技術を見て後輩が学ぶという技術の継承が難しくなっています。

東京都にはアニメ制作会社の80%が集中し、アニメは日本が世界に誇る文化であることから、東京都はこのアニメ技術を伝える教科書を制作することにしたのだそうです。

大手プロダクションやアニメの専門学校に協力してもらい、4冊シリーズでアニメの歴史から実際にアニメ動画を制作するところまでを掲載しています。

4冊目はDVDでアニメ制作の手法が解説してあります。

「アニメの教科書」(税込10,290円)は、秋葉原の東京アニメセンター・オフィシャルショップで販売しているということでした。
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公共団体がマンガの教科書を出版するのは、初めてのことなのだそうです。

制作現場の映像がありました。
鉛筆や色鉛筆で動画を描いていて、手作業の部分が多いのに驚きました。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
文化の継承 (よの字)
2009-01-07 11:15:08
今では日本の最大の輸出品、アニメでさえも外国の安い賃金に押されているのですね。
せめて技術の継承だけは、きちんと次の世代に
引き継いで欲しいものです。

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啓発する「アニメ」 (セイロン(紅茶))
2009-01-07 11:43:30
初めまして。

 新鮮な日々の時事と、私と視線が似ている点が
 あるので このプログに関心をもちました。

 日本のアニメというと、「ドラゴンボール」
 「ドラえもん」「ポケモン」など、大衆(若者)
文化として 世界で人気がありますが、

 アニメを 識字率向上の点で見ると、別の顔が
 見えてきます。

 杉並アニケーションミュージアムは、ユネスコ・
 アジア文化センターの依頼で、

 世界に8億人いる 読み書きできない人向けの、
 「啓発アニメ」を作りました。(1993製作)

 アニメのタイトルは、「ミナの笑顔」。

 これは、世界初の 識字啓発アニメなのだそうです

 そして、これは アジア・アフリカなど30ヶ国に
 普及している 隠れたヒット作なのです。

 その意味では、若者の識字率向上の点で、
 日本でも アニメの教育(?)的効果があった
 のでは ないでしょうか?
 
 >モカさんどう思います?
 
  
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よの字さんへ (モカ)
2009-01-08 05:44:15
日本の文化を代表するという点では、歌舞伎と同じくらい大切にしてもいいと思います。
うまく伝わっていくといいですね。
返信する
セイロン(紅茶)さんへ (モカ)
2009-01-08 05:51:28
「ミナの笑顔」をインターネットで検索してみました。
39言語に訳され、ミナという女の子が薬のビンのラベルも読めなかったのが読めるようになり自信も持つようになったお話のようですね。
アニメの伝える力は強いですから、こういう使われ方は、すばらしいと思います。
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