ある40代女性の生活

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自炊に目覚める: 瀬名秀明さん パイロット訓練と同じ

2010年08月30日 07時25分28秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「on reading 作家 瀬名秀明さん 4 自炊に目覚めて料理本へ」という記事がありました。

各界の方に、本との話題を語ってもらうコーナーです。

作家の瀬名秀明さんは、飛行機の操縦免許を取ったのをきっかけに、自炊を始めたのだそうです。

瀬名さんは、昨年、サンフランシスコ郊外の航空学校で双発機の操縦免許を取得しました。

3週間の合宿生活が必要で、そのときに、自分のつくる料理のまずさに我ながら呆れてしまったのだそうです。

さすがにもう少しまともな食事をしたい。

瀬名さんは、大学を辞めてフリーになられたばかりで、それまではずっと大学生協やファミレス頼りで、自炊の経験はほとんどありません。

まず料理本が必要だろうと、口コミを見ようと、ウェブ書店で料理本の読者コメントを読み込みました。

「男子厨房に入る」シリーズの『料理の基本』 (大きな写真で切り方が説明されていていい)
『The 基本200』 (基本のおかずがくせのない味つけで網羅されてすばらしい)

料理本を選ぶポイントは、「自分の好みの味付けか」「作り方の説明が自分のペースに馴染むかどうか」と気づきます。

著者は小田真規子さんで、「著者名に着目すれば料理本の購入は失敗しない」ことも分かりました。

パイロット訓練には、3段階あるのだそうです。

空港の周りで安全に飛ぶ技能の習得の第1段階
遠くの空港まできちんと行って戻れる、第2段階
すべての技の統合の、第3段階

料理をレシピ通りに作るのは、いわば第1フェーズ(段階)ですが、まずは自分でおいしくいただければ充分なので、この時期を大切にしたい。

最初によい教本を見つけることが趣味を長続きさせるコツだと思うということです。
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男性の視点での料理本の選び方で、面白いと感じました。

料理本は、パイロット訓練の教本みたいなものだという発想は新鮮です。

「「よい生命科学者は料理もうまい」とはよくいわれるが、なるほどスパイスの扱いは試薬の調合そのものである」とも書かれていました。


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