Business Week：日本の首相がまた辞任

今朝のNB online（日経ビジネスオンライン）No.581に「【BusinessWeek】 日本の首相がまた辞任」がありました。

英語での題名は 「Another Japanese Prime Minister Quits But Can You Name Him?」となるそうです。

世論調査で支持率がわずか29％と国民人気は低迷していたものの、辞任は衝撃だった。
ほんの1カ月前、福田首相は内閣改造を行い、新たな顔ぶれによる国民の支持回復を期待していた。

だが結局、失望に終わった前任者の安倍晋三前首相と全く同じように総理就任からわずか1年足らずで辞任することになった。

世界中の株式市場が何カ月も低迷している中で、日本市場は特に急激で、大幅な下落を見せている。
小泉純一郎元首相が打ち出した改革路線から逆行し始めていると、外国人投資家が懸念しているためだ

最も残念なのは、福田首相が失脚したところで、日本の政治体制には恐らく何の変化も起こらないということだ。
この辞任劇は、国全体を考慮したというより、日本政界の内輪の状況に対処したものと見受けられる。

世界的な景気低迷、高齢化問題、中国の台頭など、日本がまさに重大な課題に直面している中で、日本の政治家は国民の意識とは乖離して、自己の利益に汲々としている。
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外国、特にアメリカが今回の福田首相の辞意表明をどう見ているのかが分かって興味深いです。

今の日本の貯金金利がほとんどつかないくらい低いのは、日本市場の株価が低迷しているせいなのですね。

日本の景気をよくしようと思ったら、自由民主党は、首相が頻繁に変わるようなやりかたを変えたほうがいいということになると思います。

アメリカやフランスやロシアのトップがころころ変わったら、今、話している相手が半年後にはもういないかもしれない人と、真剣な話はしにくいと思います。

日本は、官僚がしっかりしていて、代表が変わっても本質は変わらないという事情があるのかも、首相が変わったほうが、たくさんの人が首相や大臣になる機会が増えて、日本の政治家にとってはいいのかもしれません。

日本の景気回復のためには、首相は１人が続けたほうがよく、そのためには、自民党は首相を孤立させないほうがいいのではないでしょうか。