ある40代女性の生活

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NHKの「接触者率」:新プロジェクト

2008年06月13日 07時01分01秒 | 新聞
昨日の朝日新聞(夕刊)に、「NHK 公共放送のゆくえ」が載っていました。

NHKは「視聴率」は高いのに「接触者率」は低い状況にあり、これはNHK番組を見ている人は増えたのに、見ている人は高齢者ばかりということを意味するようです。

「年をとれば肉より魚が好きになるように、視聴率も民放からNHKに戻ってくる」という楽観がNHKにはあったそうです。

ところが1985年時点で20代だった人を追跡調査したところ、40代となった2005年の総合テレビの接触者率は、20年前より逆に低くなっていました。

大河ドラマ「風林火山」の制作統括だった若泉久朗チーフプロデューサーは、昨年10月に、若者対策を担う「ドラマ戦略プロジェクト」の座長を命じられました。
部長からは「すぐには結果は出ないだろうが、やるしかない」と言われます。

若泉さんがインタビューで若者の本音を聞くと、「テレビ欄は、民放しか見ない」という答えで、衝撃を受けたそうです。

今まで時代劇だった木曜夜8時に、10代を狙った「バッテリー」を始めます。
中学校の野球部が舞台で、NHKでは異例の広告もしました。新聞2紙に番組広告を載せ、ケータイ小説の人気サイトにバナー広告も出します。

結果は出て、4~19歳の男性は視聴率0%から7%になり、母親世代からも反応がありました。若泉さんは「親子で見てもらえ、手ごたえを感じた」と言います。

再放送を流していた深夜0時台に始めた「ケータイ大喜利」も好評とのことでした。

最近、NHKが変わったと感じていたので、その内部事情を知ることができる記事で、関心を持って読みました。

記事の中央に「「バッテリー」の次に始まる「乙女のパンチ」の写真が載っていました。南海キャンディーズのしずちゃんが、ボクサーで主演のドラマです。

この番組の広告が、NHK教育の「リトルチャロ」後にあったのを見ました(6月11日、午後7:45-)。番組の収録風景、出演者の紹介等あり、6月19日(木)スタートです。

一緒にBSの「マンガ夜話」の予告もしていました。

視聴者を意識していることを感じます。
この時間帯は、この年齢層が見ているだろうから、この話題で行こうと考えられているのが分かります。

いいことだと思います。最近のNHKの変化は賛成です。
大河ドラマ「篤姫」、「とっさの中国語」、「リトルチャロ」、「乙女のパンチ」の流れは、今後もこの方向で進めていっていただければ、たくさんの人が楽しみに見るNHKになっていくと思います。




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