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プチプチ: 50周年 80年代→癒し 2000年→アート素材

2010年03月25日 08時39分19秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「プチプチ愛され50年 米企業発明の梱包緩衝材 雲海がヒント「売れる」」という記事がありました。

プチプチの緩衝材が、アメリカで発明されて、50周年なのだそうです。

アメリカ、ニュージャージ州の「シールドエア社」が、発明し、登録商標も持っています。
アメリカでは、「バブルラップ」という呼び方が一般的です。

1950年代前半に、「シールドエア社」の創業者の1人が、飛行機に乗っていて、窓から雲海を見て思いつきました。

「住宅内装用に立体感のある壁紙を作ってほしい」という依頼に、仲間と2人で思考錯誤してもうまくいかずにいました。

出張帰りに飛行機で、ボコボコした小さな雲の海を見て、ひらめいたそうです。
「無数の雲の山を突起にしてシートに張り付ければ、割れものの緩衝材になる。これなら必ず売れる」

2人で数年かけ、気泡から簡単には空気が漏れない製品を完成させ、1960年に「シールドエア社」を創業しました。

トランジスタの梱包で需要が伸び、コンピュータ関連部品の輸送で成長しました。
52カ国に営業拠点を置き、年商は42億ドル(約3780億円)になりました。

1980年代になると、指先で気泡をつぶすと「気分転換になる」という評判が広まり、ストレス緩和の道具として知られるようになりました。

ウエスタン・ニューイングランド大学のキャスリン・ディロン名誉教授は、1990年代に心理学の研究テーマに選びました。

「編み物をする、髪をいじる、数珠に触れるといった行為と同じように、気泡つぶしにはストレスを緩和する効果が確かにあることが解明できました」

つぶし方は、指で一つずつつぶす人、雑巾のように絞ってつぶす人、足で踏んでつぶす人など、さまざまです。

1997年には、『プレーボーイ』誌に、女優のファラ・フォーセットさんが、裸体をバブルラップで包んだ写真が掲載されました。

2004年には、ニューヨーク近代美術館が、すぐれたデザインの品々を集めた「身近な傑作展」の目玉の一つとして、バブルラップを半年間展示し、現代アートの素材としても使われるようになった、ということです。
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記事に、解説が添えてあり、アメリカでは「バブルラップ」の呼び方が主流で、日本では川上産業の商標「プチプチ」が有名で、「気泡シート」「エア・クッション」という呼び方もあるとありました。

プチプチをつぶすのが流行り始めたときは、ちょっともったいないけれど、他では味わえない楽しさがあると感じました。

今はホームセンターで、大きなロールで売っています。


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