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藤原帰一さん: 国際政治学者 菅辞任後の大連立に疑問 朝日新聞の政治記事は書いた記者名を明記しては

2011年06月21日 21時10分17秒 | 新聞
今日の朝日新聞夕刊に、「時事小言 首相退陣と民主主義 緊急の課題を見誤るな」という記事がありました。

国際政治学者の藤原帰一さんが、月に1度、書かれるコーナーです。

藤原さんは、菅さんさえ辞めれば大連立というシナリオは疑問だと考えられるのだそうです。

「菅首相を評価するからではない」と断りつつ、「私は、首相退陣を優先する政治が日本政治の混乱をつくってきたと考える」とされています。

「菅首相の退陣によって大連立と、これまでにない政治の安定が実現できると期待する声がある。さて、そうなるだろうか」

「そもそも、小選挙区制のもとで大連立を実現することは難しい」

「結局、大連立なしに菅首相は退陣し、新政権を迎えるのだろう。最低限の与野党合意はできるのだろうが、それによって生まれた新政権も短期間のうちに「ねじれ国会」の運営で行き詰まり、新首相の辞任が日本のためだという主張が再び新聞やテレビをにぎわせる。

悲観的には違いないが、可能性の高いシナリオだと私は思う」

「超党派で緊急の課題に取り組むべきときに首相退陣を求め、大連立の名の下で権力闘争と合従連衡を模索する。何をやっているんだ。そう思わずにはいられない」  ということです。
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全くその通りです。

全文を紹介できないのが残念です。


ここ数日、民主党幹部が菅さんにいつ辞めるんだと迫っているとニュースで伝えられています。

これを見ていると、敵国から「お前の国の王様を討ち取ったら、我が国が友好国になってあげるよ」と言われ、大臣たちが王様の首を狙っているように見えます。

敵国は、大臣が王様を亡きものにしたら、言ったように友好国になってくれるでしょうか。

どうも違うように思います。

前言をひるがえし、攻撃をしてくるのではないでしょうか。

自民党は、菅さんが首相を辞めたら、絶対に大連立を組んで、いろいろな法案を通すと確約したのでしょうか?

新しい首相が大揉め(長い期間がかかるように思います)の末に誕生しても、「やはりこの人ではリーダーシップがない」と言い出しそうです。


政治記事と言えば、今朝の朝日新聞朝刊の一面の「民主、4カ月延長提示」、2面の「再生エネ法 首相執着」という記事には、両方とも書いた記者の名前が書かれていませんでした。

他の記事は、かなり小さな記事でも、ちゃんと書いた記者の名前が書かれています。

夕刊では、どうでしょうか。

今日の夕刊1面の「会期延長幅 最終調整へ」、2面の「税と社会保障「週内決着」」の記事は、記者名がありません。

他の記事には、「スーダンで非武装地帯」「薬害、中学生向けに冊子」というような記事にも(ナイロビ=記者名)(記者名)がそれぞれ文末に入れられています。

大きい政治記事を書かれている方は、新聞を代表するような意見を述べているのですから、名前を入れられてはいかがでしょうか。


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