今日の朝日新聞に、「自動車国内生産 回復基調が鮮明」という記事がありました。
トヨタ、日産、ホンダの自動車業界は、6月からほぼ通常ベースの生産ができ、予想よりも早く回復したのだそうです。
自動車業界は、震災で部品工場が被害を受け、部品不足におちいっていました。
トヨタと日産は、すでにほぼ通常の生産に戻っています。
ホンダは、国内生産の正常化は当初8月を予測していたのですが、
「国内な6月下旬、海外は8~9月にかけてほぼ正常化する」(ホンダの池史彦専務執行役員)
これら早い回復の理由の一つに、「ルネサスエレクトロニクス」(自動車用半導体大手)の茨城県内工場の復旧があります。
「一番厳しかった電子部品が想定より改善した」(池専務執行役)
各社とも、年度の後半は、世界生産が回復する予定とのことです。
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日本の基幹産業が、もうほぼ完全に以前のレベルの生産に戻ったとは、驚きです。
部品工場、「ルネサスエレクトロニクス」、関係者の方々の「1日も早く」という努力が実ったのでしょう。
「ルネサスエレクトロニクス」は、震災直後に、「日本の主要な自動車メーカーに自動車用半導体を提供している会社が被災したので、日本の自動車業界にとって大きな痛手だ」と報道されていました。
どんな会社なのでしょう。
「ルネサスエレクトロニクス」で見てみると、
「ルネサスエレクトロニクス」社のホームページが最初に出てきました。
(http://japan.renesas.com/index.jsp参照)
トップページに、赤い折鶴の写真とともに「御礼」の文章がありました。
被災しました那珂工場の復旧に際しては、幅広い多くの皆様から絶大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
皆さまからのご支援のおかげをもちまして、当初の想定より早く復旧の目処を立てることができました。
「会社案内」「事業紹介」には、
「マイコン」「システムL SI 」「アナログ&パワー半導体」の3事業を提供する
と書かれていました。
「ルネサスエレクトロニクスは那珂工場復旧の1カ月前倒しに反応し急続伸」という財経新聞(6月15日)の記事もありました。
(http://www.zaikei.co.jp/article/20110613/74042.html参照)
同社の那珂工場は、自動車用マイコンでは世界シェア4割を握り世界の自動車産業のサプライチェーン(供給網)を左右する基幹工場と位置付けられ
とあり、世界シェア40%の会社であることが分かりました。
「「ほっとした」――ルネサスが生産再開の那珂工場を公開」というEE Times Japan(6月14日)の記事では、
(http://eetimes.jp/ee/articles/1106/14/news013.html参照)
経済産業省/産業技術総合研究所/自動車工業会/同社株主・関連企業(約40社)/建設・プラント関連企業(約50社)/半導体・部材関連企業(約60社)/装置・IT関連企業(約200社)が、工場再開のために尽力した
延べ約8万人、4月初旬には1日に約2500人が動員された。
とありました。
1企業の復興のために、官民(しかも他業種からまで)挙げて協力したとは、いかにこの会社が自動車ひいては日本の産業で重要であるかが分かると感じました。
トヨタ、日産、ホンダの自動車業界は、6月からほぼ通常ベースの生産ができ、予想よりも早く回復したのだそうです。
自動車業界は、震災で部品工場が被害を受け、部品不足におちいっていました。
トヨタと日産は、すでにほぼ通常の生産に戻っています。
ホンダは、国内生産の正常化は当初8月を予測していたのですが、
「国内な6月下旬、海外は8~9月にかけてほぼ正常化する」(ホンダの池史彦専務執行役員)
これら早い回復の理由の一つに、「ルネサスエレクトロニクス」(自動車用半導体大手)の茨城県内工場の復旧があります。
「一番厳しかった電子部品が想定より改善した」(池専務執行役)
各社とも、年度の後半は、世界生産が回復する予定とのことです。
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日本の基幹産業が、もうほぼ完全に以前のレベルの生産に戻ったとは、驚きです。
部品工場、「ルネサスエレクトロニクス」、関係者の方々の「1日も早く」という努力が実ったのでしょう。
「ルネサスエレクトロニクス」は、震災直後に、「日本の主要な自動車メーカーに自動車用半導体を提供している会社が被災したので、日本の自動車業界にとって大きな痛手だ」と報道されていました。
どんな会社なのでしょう。
「ルネサスエレクトロニクス」で見てみると、
「ルネサスエレクトロニクス」社のホームページが最初に出てきました。
(http://japan.renesas.com/index.jsp参照)
トップページに、赤い折鶴の写真とともに「御礼」の文章がありました。
被災しました那珂工場の復旧に際しては、幅広い多くの皆様から絶大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
皆さまからのご支援のおかげをもちまして、当初の想定より早く復旧の目処を立てることができました。
「会社案内」「事業紹介」には、
「マイコン」「システムL SI 」「アナログ&パワー半導体」の3事業を提供する
と書かれていました。
「ルネサスエレクトロニクスは那珂工場復旧の1カ月前倒しに反応し急続伸」という財経新聞(6月15日)の記事もありました。
(http://www.zaikei.co.jp/article/20110613/74042.html参照)
同社の那珂工場は、自動車用マイコンでは世界シェア4割を握り世界の自動車産業のサプライチェーン(供給網)を左右する基幹工場と位置付けられ
とあり、世界シェア40%の会社であることが分かりました。
「「ほっとした」――ルネサスが生産再開の那珂工場を公開」というEE Times Japan(6月14日)の記事では、
(http://eetimes.jp/ee/articles/1106/14/news013.html参照)
経済産業省/産業技術総合研究所/自動車工業会/同社株主・関連企業(約40社)/建設・プラント関連企業(約50社)/半導体・部材関連企業(約60社)/装置・IT関連企業(約200社)が、工場再開のために尽力した
延べ約8万人、4月初旬には1日に約2500人が動員された。
とありました。
1企業の復興のために、官民(しかも他業種からまで)挙げて協力したとは、いかにこの会社が自動車ひいては日本の産業で重要であるかが分かると感じました。