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ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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子どもへの期待: 日本「周囲と仲良く」 中国、韓国、台湾「リーダー、成功、尊敬される人」

2010年12月13日 08時55分41秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「アジア5都市調査 東京の母、社会的活躍より重視 周囲への気配り、子に期待」という記事がありました。

アジアの母親は、子どもに、日本は「周囲と仲良く」、中国・韓国・台湾は「リーダーとなり、成功し、尊敬される人になってほしい」と願っていることが分かったのだそうです。

ベネッセコーポレーションが、2~5月に、東京、ソウル、北京、上海、台北で調査しました。
3~6歳の子どもを持つ母親(5593人)が対象です。

「母親が我が子に願う将来像」を、10項目から3つまで複数回答してもらいました。

東京は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「友人を大切にする人」、3位「他人に迷惑をかけない人」

ソウル(韓国)は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「リーダーシップのある人」、3位「経済的に豊かな人」

北京(中国)は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「仕事で能力を発揮する人」、3位「まわりから尊敬される人」

上海(中国)は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「仕事で能力を発揮する人」、3位「まわりから尊敬される人」

台北(台湾)は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「自分の考えを貫き通す人」、3位「仕事で能力を発揮する人」

「日本の母親はもともと文化的価値として、人間関係に配慮して周囲とよい関係をもつことを子どもに期待しているのではないか」(ベネッセコーポレーション)

また、習い事は、5都市とも50%以上がしていました。

東京は、スイミングや体操教室などスポーツ系が多く、他の4都市では、英会話、絵画教室、暗算、そろばんなど芸術・学習系が多かったということです。
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1位は、どの都市も「家族を大切にする人」なのですね。

韓国は、経済的な成功が重視されるようです。
中国の2都市が、同じ結果なのも興味を感じます。

台湾の「自分の考えを貫き通す人」は、日本と反対の傾向です。

親は、自分の社会をよく知ったうえで、その中でうまく生きていくにはと考えて選択肢を選びます。

日本が気遣いの項目が並んだのは、やはり日本でうまく生きていこうとすると、この点が一番大切なポイントだからでしょう。

ベネッセのホームページに行ってみました。
(http://www.benesse.co.jp/benesseinfo/参照)

2010年12月3日「幼児の生活アンケート・東アジア5都市<東京、ソウル、北京、上海、台北>調査2010」というのが、記事にあった調査のようです。

ベネッセの社内シンクタンク「ベネッセ次世代育成研究所」の調査として、概要がありした。

「ベネッセ次世代育成研究所」のホームページに、調査の詳細がありました。
(http://www.benesse.co.jp/jisedaiken/research/pdf/research16_report.pdf参照)

子どもは何人かも聞いていて、日本、韓国、台湾は1~3人まで(2人が最多)なのに対し、中国2都市は90%以上が1人っ子です。

母親は、日本と韓国は専業主婦が最多、中国は70%以上がフルタイム、台湾は両者の中間です。

母親の育児への気持ちも聞いていて、肯定的な考えに差はないのですが、否定的な考えは、日本は全問で少ない結果となっていました。

これは意外でした。
いろいろなニュースを聞くので。他都市のほうがずっと多いのです。


これは、調査の最初にも書いてあったのですが、この調査に答えたのは、比較的教育熱心な(やや裕福な)家庭が多いであろうことは留意する必要があるとありました。

経済的な状態と教育熱心さは関連があるのではと思いました。


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ガピ: ミャンマーの食材 オキアミ・魚のすり身発酵ペースト ウィキペディアに項目作りませんか

2010年12月12日 10時42分31秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「食材 ガピ 発行魚 絶妙な隠し味」という記事がありました。

アジアの興味深い食材を紹介するコーナーです。

ミャンマーやタイの料理では、オキアミや魚のすり身を発酵させた「ガピ」を隠し味として使うのだそうです。

記者の方が、ミャンマー最大都市のヤンゴンの市場に行ってみました。

ガピ専門店がたくさんあり、プラスチックの大きな容器で各種売っています。

上等のガピは、オキアミが原料で、1キロ約200円(約190チャット)です。
安いガピは、魚が原料で、値段は3分の2程度だそうです。

そのままでは生臭いため、火を通して、カレーや炒めものに混ぜ、隠し味とします。

「最近はオキアミの方は売れ行きが悪くなったわ」(売っていた女性)

軍事政権の長期化で、庶民の生活にも影響が出ているのかもしれないということです。
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ミャンマーは、アウンサンスーチーさんの問題など、軍事政権が続いています。

ミャンマーは共和制国家なのですね。
(ウィキペディア参照)

「ガピ」で見てみると、タイ在住で料理ブログを書いていらっしゃる女性のレシピが最初に出てきました。

「サッワディ~:おいしい調味料 “ガピ ”」(http://blog.livedoor.jp/takoome/archives/50455022.html参照)

ナンプラーと同じく、アミノ酸やペプチドをたっぷり含んでいる栄養価の高い調味料と紹介していらっしゃいます。

タイの人はあまり加熱しないのですが、生のままだと息子さんが「生臭い」と言うので、アルミホイルに乗せオーブントースターで焼くと、とても香ばしくなると書かれています。


いつも出てくるウィキペディアが、今回は出てこないので、ウィキペディア内で検索してみると、まだ「カピ」の項目はないとの結果でした。

「このウィキでページ「カピ」を新規作成する」と出てきて、自分が項目を新規作成することも可能ということです。

ウィキペディアには多くの項目がありますね。

「現在、ウィキペディア日本語版には約 720,927 本の記事があります。」と書かれていました。


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「武将隊」: イケメン武将がお城を案内(仙台、名古屋、山形) 2千万円収入も 観光PR

2010年12月12日 09時43分56秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「「武将隊」割拠 おもてなし中 若者雇用、甲冑姿で街PR」という記事がありました。

各地のお城で、イケメンが武将姿で案内をする「武将隊」が人気で、自治体が俳優志望者などを雇用しているのだそうです。

最初に始めたのは、名古屋市です。
昨年11月に、「名古屋おもてなし武将隊」を結成しました。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など10人で、名古屋城を案内するツアーがあります。
名古屋城の入場者は、前年同月比で18%増加しました。

市観光推進室によると、イベント出演料などで、今年度だけで約2千万円の収入がありました。

仙台でも、仙台市が結成した「伊達武将隊」が人気です。

委託先の企画会社が、俳優志願者やフリーター等の応募者から8人を採用しました。
殺陣や歴史を学び、伊達正宗や片岡小十郎に扮します。

伊達家18代当主の、伊達泰宗さんも、
「仙台を効果的に宣伝してくれてうれしい」と肯定的です。

イケメン武将で、追っかけも出ているそうです。

山形県でも、「天地人」の直江兼継などの「山形おきたま愛の武将隊」を結成しました。

埼玉県行田市でも、「のぼうの城」の成田長親など12人の「忍城おもてなし甲冑隊」があるということです。
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観光に行って、お城にイケメンの武将がいたら、嬉しさ倍増です。

しかも、名古屋市などは、独自の収入が2千万円もあって、自立も可能という状態なんですね。

自治体は、「ゆるキャラ」に加えて、イケメン「武将隊」でPRするようになったのだと読みました。

武将に採用された俳優志願者の方は、きっと固有ファンがつき、ブログやツイッターも人気なのでしょう。
将来は、「武将隊」出身の俳優さんがCMやドラマに出るようになるのかもしれません。

「伊達武将隊」と入力していると、「伊達武将隊カフェ」「伊達武将隊弁当」「伊達武将隊茶屋」と候補が次々に出てきて、かなりの人気のようです。

「伊達武将隊ホームページ」を見てみました。
(http://www.datebusyou.jp/参照)

男性ばかりではなく、「おひな」と女性もいらっしゃいます。

「伊達武将隊カフェ」は、仙台駅東口にあり、伊達正宗丼や、支倉常長パスタ等あります。
武将隊も定期的に訪れるそうです。

スケジュールもあり、ほぼ毎日活動しています。
今日(12月12日)は、午前11時に、武将隊全員による演武とおもてなしがある  ということです。

「名古屋おもてなし武将隊」で見るとブログが最初に出てきました。
(http://ameblo.jp/busho-tai/参照)

はんにゃさんが、PR奉行として参加していらっしゃいます。

メンバー紹介を見ると、皆さん、演技歴があるように見えます。
ヘアースタイル、表情、ポーズが慣れた感じです。

スケジュールでは、今日は11時と14時に全員での演武があるということです。


自治体が、自分の県や市の売りとなるポイントを考え、知恵を絞ってPRしている様子が伝わってきます。

自治体にとって、現在は大変な状況だと察します。
一方で、身の振り方を真剣に考えることで、自治体が変わってきた点も多いと感じます。


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小川糸さん: 作家 執筆時間は1日3時間 「マシュマロナイフ」の人柄 スーパー銭湯好き

2010年12月11日 14時11分36秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「Woman’s Talk 小川糸さん(作家) 生まれてきてよかった、と思えるような物語が書きたいと思っていました」という記事がありました。

各界の女性の方に、生きる方向などを語っていただくコーナーです。

小説『食堂かたつむり』で知られる小川糸さんは、執筆時間は1日3時間で、体調管理の結果、この時間数に落ち着いているのだそうです。

小川さんの毎日は、

日の出と共に起き、お茶を飲んだらすぐ小説を書き始め、3時間書きます。

その後、旦那さんと食事をし、新聞を読み、連絡事項をします。

午後は、掃除、資料読み、夕方はスーパー銭湯に行き、夕食を食べて寝る生活です。

1日3時間の執筆時間については、

「もっと続けることもできるんでしょうけど、身体がしんどくなって結局次の日がだめになってしまう。私はイチロー選手をすごく尊敬しているんですけど、イメージとしてはアスリートのような感覚ですね」

“無理をしない”“自分に嘘をつかない”をモットーにしているそうです。

旦那さんの存在も大きく、小川さんが小説を書くのに苦しんでいるとき、見守りながら料理を作ってくださったということです。
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小川さんの写真がありました。

高校時代に「マシュマロナイフ」と言われたことがあると、記事に書かれていたのが分かる雰囲気の方です。

ニットのセーターと柔らかな上着を着ていらっしゃるのでふんわりした感じですが、これがスーツだとすると、なかなか騙されない方に思えてきます。

オフィシャルサイトを持っていらっしゃいます。
(http://www.ogawa-ito.com/aisatsu/index.html参照)

ほんわかしたデザインのサイトで、女性に人気があるだろうと感じました。

最新作の『つるかめ助産院』を書いているときのことや、できあがったお礼が書かれていました。
最後に「2010年 師走 小川糸」とあり、律儀なお人柄のようです。


ウィキペディアにも「小川糸」さんの項目がありました。

山形県山形市の出身で、作詞家(春嵐(はるあらし))としても活動されているそうです。

2008年の小説『食堂かたつむり』の前に、2007年に初の絵本を出版ともありました。

新聞の記事に、「バッグに入っているものは?」の質問に、

「お化粧をしないので化粧道具も持っていませんし、携帯電話も使わないのでもっていないです」とあって驚きました。


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コメ: 中国へ輸出 農水省が国営企業と覚書 住友商事も吉林糧食集団と「JA秋田おばこ」を

2010年12月11日 08時51分28秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「対中コメ輸出拡大へ 農水省 国営企業と覚書」という記事がありました。

農林水産省は、日本のコメを中国に輸出するため国営企業と協力する覚書を交わし、住友商事も中国で日本のコメを売り始めるのだそうです。

12月9日に、農林水産省の筒井信隆・副大臣が北京を訪問し、「中国農業発達集団」(国営企業)の劉身利・董事長と、覚書を結びました。

日本の農林水産物(コメなど)を、中国へ輸出拡大に協力するという内容です。

「中国農業発達集団」は、国営企業で、農産物の生産・流通を行っています。

日本が農林水産物を輸出する輸出額は、4454億円(2009年度)です。
そのうち、中国向けは465億円です。

コメの輸出は、過去最多の年(2008年)で90トンでした。

少なかった理由は、農産物全般の厳しい検疫と、コメの取引業者を日中1社ずつに限定していたからです。

民間企業でも、日本のコメを中国で売る動きが活発化しています。

住友商事は、「吉林糧食集団」(中国の穀物大手)と提携し、あきたこまちなどを、中国沿海部で売り始める予定ということです。
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「TPP」の議論で、日本の農産物、特にコメは輸出することでメリットがあるという意見もあります。

日本のコメの輸出は、これまでどうなっていたのだろうと思っていました。

「日本のコメ輸出」で見てみると、「日本米がアジアに輸出されない理由[ビジネススキル・仕事術]All About」というサイトがありました。(http://allabout.co.jp/gm/gc/293258/参照)

フィリピンはコメ不足なので、日本で余っているコメを輸出したらどうでしょうという質問(2008年)に答えたものです。

当時は、フィリピン産コメと日本産コメの価格差がありすぎて、輸出が成り立たないという回答でした。

すごく高い日本産コメを持っていっても、フィリピンのコメの相場が安いので、利益がでないからだそうです。


では、今回、住友商事が中国で売る決定をしたのはなぜなのでしょう。

「住商、中国で日本米を輸出販売へ 国内企業初、農業生き残りに一役」という産経新聞の記事がありました。
(http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101126/biz1011260100000-n1.htm参照)

日本企業が、中国で本格的に日本産米を販売するのは初めてなのだそうです。

世界的な需要拡大でコメの国際相場が上昇し、日本産米との内外価格差は縮小しており、良質な日本のコメには十分な国際競争力があると判断しました。

協力関係にある秋田県の地域農協「JA秋田おばこ」に加盟する農家のコメを輸出します。

「JA秋田おばこ」は、生産調整(減反)の対象にならない輸出米の栽培を奨励しています。

精米最大手の「神明」(神戸市)を通じ、今年度はオーストラリアなどに770トンを輸出する予定ということです。

農協の中には、「JA秋田おばこ」のように、世の中の流れを見て、それに対応した農業をしているところもあるのですね。

※「JA秋田おばこ」のホームページを見てみようとしましたが、今朝はアクセスできませんでした。


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佐々木悟郎さん: 画家 夕刊小説の挿絵 多色の水彩画(紫、紺色) 「GORO」のサイン

2010年12月10日 09時32分35秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「「獅子頭」の挿絵ずらり 佐々木悟郎さん個展」という記事がありました。

夕刊の連載小説「獅子頭」に挿絵を描いていらっしゃる佐々木悟郎さんが、挿絵の実物を展示する個展を開かれるのだそうです。

12月13~23日に、「獅子頭 佐々木悟郎個展」が、ギャラリーハウスMAYA(東京・北青山)で開催されます。

楊逸さんの小説「獅子頭(シーズートオ)」で使用された挿絵の原画、全作品を見ることができ、購入もできます。

佐々木さんは、楊さんと共に、中国の大連や中華料理店へ実際に取材に行き、準備されたそうです。

「料理が頻繁に出てくる小説なので、おいしく見せるように描いた。同じシーンが続くところでは、人物、物、風景などと描き分けてバリエーションを持たせるよう工夫した。ふんだんに色を使い、目を楽しませるよう心がけた」

と話されたということです。
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「獅子頭」と佐々木さんの挿絵は、毎日、楽しみに見ています。

中華料理の話で、毎回、色あざやかな挿絵で、心をなごませています。

「佐々木悟郎」さんで見ると、画像検索が最初に出てきました。

ネコを膝に乗せられた佐々木さんの写真もあります。

佐々木さんは、本の装丁なども手掛けていらっしゃり、よく作品を目にする画家の方です。

公式ウェブサイトをお持ちでした。
(http://goro.s-peaks.com/参照)

ノリタケと提携して食器、NHK語学講座の表紙、個展の案内等が紹介されています。


佐々木さんの絵は、紫と紺色が特徴ですね。
「GORO」とサインされるので、覚えていらっしゃる方も多いと思います。

最近は、輪郭の中を一色でむらなく塗るのが主流です。
(パソコンで絵を描くと、特にそうなります)

その点、佐々木さんは、正反対の方向で、かえって新鮮です。

あの独特のデッサンの風情はどうやって出てくるのだろうと思いました。

さらに検索を見ていくと、ウィキペディアがありました。

アメリカに留学されたこともあり、音楽家としての活動もされているのだそうです。
多くの賞も受賞していらっしゃいます。

最初の写真で、スリムな体型を維持されていて、作品との共通点を感じました。


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ボリビア: リチウム埋蔵量 世界一 日本は共同開発へ 本格化したらビジネスチャンスも

2010年12月10日 09時03分21秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「リチウム共同開発へ 日本・ボリビア合意 埋蔵量は世界最大か」という記事がありました。

電池に使うリチウムで、世界最大の埋蔵量を持つボリビアと、日本は共同開発をすることで合意したのだそうです。

12月8日に、菅首相が、ボリビアのモラレス大統領と、首相官邸で合意文書の署名を行いました。

リチウムは電池で必要となるレアアースです。
電気自動車、ハイブリッド(HV)車、パソコン、携帯などに使われます。

経済産業省の試算では、電気自動車の普及にしたがい、日本が必要とするリチウムの量は、2015年以降爆発的に増加すると見られています。

  リチウムの国別埋蔵量は
  ボリビア  47.3%
  チリ    26.3%
  中国    9.6%
  ブラジル  8.0%
  アメリカ  3.6%
  カナダ   3.2%
  オーストラリア  1.9%
  ジンバブエ 0.2%

ボリビアが、半分近くを占めています。

しかし、現在、日本がリチウムを輸入している国は、
  チリ    86.4%
  中国     8.6%
  アルゼンチン 3.6%
  アメリカ   0.8%
  ドイツ    0.3%
  その他    0.4%

チリが80%以上になっています。

ボリビアのリチウム獲得競争には、韓国、フランス、中国も加わる意欲を見せています。
韓国も、今年8月、モラレス大統領をソウルに招いて共同開発の覚書に署名しました。

「大きな実験工場の建物に、日本や韓国など各国の機器が入るようだ」(大手商社の関係者)

ボリビアは、各国の技術を比較し、より安い費用で効率的にリチウムを取り出す技術を採用するとみられるということです。
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リチウムは、ボリビアが埋蔵量世界一なのですね。

電気自動車のときも、電池の話のときも、リチウムは出てきました。

充電電池は何だったっけと「充電電池」を見たら、こちらは「ニッケル・水素充電池」でした。
(ウィキペディア「ニッケル・水素充電池」にエネループの写真が入っています)

ボリビアという国は、あまり詳しくは知りません。

「ボリビア」で検索するとウィキペディアが最初に出てきました。

南米の中心部にある三角形の国です。
南はチリ、東はブラジルと接しています。

公用語はスペイン語で、多民族国家です。
インカ帝国の支配下にありましたが、スペイン領となります。

1826年に独立し、ゲバラ等の影響で共和制国家となっています。

高地のため、コカ茶が有名で必需品とあります。


「コカ茶」って何?と調べると、「コカ」(ウィキペディア)がありました。

コカの木の葉のハーブティーなのですが、この木はコカインの材料なのだそうです。

高山病の症状(頭痛、内臓の不快感など)に効果があるので、コカ茶のほか、葉を直接噛むこともあるとありました。

名前を聞いたことがあっても、なかなかどういう国かまでは知らない国でした。

リチウム開発が本格化したら、商社、メーカー、関連企業の方や家族がボリビアに行かれるのでしょう。

日本人向けに、ボリビアにも寿司屋や日本食レストランができ、ここにもビジネスチャンスが発生すると感じました。


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ジアセチルスペルミン: 尿検査でがん発見 大腸75.8%特許も トランスジェニック社は買い

2010年12月09日 08時54分26秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「尿検査で大腸がん発見」という記事がありました。

大腸がんが、尿検査で高精度でわかる技術ができたのだそうです。

東京都臨床医学総合研究所とトランスジェニック(バイオベンチャー)などの研究グループが開発しました。

尿に含まれる化合物「ジアセチルスペルミン」の量を調べる方法です。

「ジアセチルスペルミン」は、細胞が増殖すると分泌されます。
がん細胞は、増殖能力が高いので、「ジアセチルスペルミン」が尿にたくさん含まれるようなになります。

この方法は、乳がんにも使えることが分かっています。

川喜多正夫博士(東京都臨床医学総合研究所)は、

「ジアセチルスペルミンはどんながんでも尿中で増える。検査値が高いのに内視鏡検査で大腸がんが見つからない場合は、ほかの臓器にがんがある可能性がある。そうした検査への応用もできるだろう」

ということです。
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記事には、かなり初期のがんでも分かると書いてあったので、定期的に尿検査をするとがんが早期発見できるのではと思います。

「すでに特許を取得し、国内メーカーと共同でがん検診用キットを開発している」とありました。

ちゃんと手は打ってあるんですね。

この点についての情報が欲しいと、「ジアセチルスペルミン」で見てみました。

多くのサイトで、汎用腫瘍マーカー(多種類のがんを発見する手がかり)として取り上げられています。

「早期癌マーカーとしてのジアセチルスペルミンに関する特許が国内で成立」という書類が出てきました。
(http://www.transgenic.co.jp/pressrelease/pdf/20101104.pdf参照)

特許が成立し、設定登録(特許第4608432号)されたという報告書です。

株式会社トランスジェニックの代表取締役社長 福永 健司さん名で出ています。

「すでに当社は、ジアセチルスペルミンに対する抗体を用いた尿サンプルによる癌診断の測定系に関する特許を、日本国内および米国において保有しています(特許第3816512 号、US7,700,741)。」

ともあり、この会社の株は買いではないかと思いました。

(コード番号2342で東証マザーズに上場しているともありました)


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PISA(ピサ): 学習到達度調査 上海が初参加で全部1位 日本はゆとり脱却で回復↑

2010年12月09日 08時22分01秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ニュースがわからん! 日本の子は賢い?PISA(ピサ)って何」という記事がありました。

ゆとり修正で成績が回復したとニュースで報道されているのは、PISA(ピサ)という15歳(高1)が3科目で問題を解く、応用力を見るテストなのだそうです。

フクロウのコブク郎が、「日本の子どもの成績がよかったんだって?」と聞いています。

日本は、「読解力」8位(OECD加盟国では5位)など、成績が回復しました。

PISA(ピサ)は、「Programme for International Student Assessment」の略称です。

世界65カ国・地域の約47万人が参加しました。
対象は15歳で、日本では高校1年生にあたります。

3種類のテストを受けます。
「読解力」「数学的な応用力」「科学的な応用力」です。

今回は第4回目でした。

過去の日本の順位は、

読解力      8位→14位→15位→8位     
      
数学的リテラシー 1位→6位→10位→9位

化学的リテラシー 2位→2位→6位→5位

ということです。
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同じ紙面に「時時刻刻 ゆとり修正 効き目」という記事もありました。

この4回のPISA(ピサ)の動きは、ゆとり教育と密接に関わっているのだそうです。

1984年~1987年に、臨時教育審議会が「個性重視の原則」から「ゆとり教育」の方向を示したことが始まりでした。

1998年 学習内容を30%減らし、総合学習を新設しました。
      台形の面積の公式が、小学校の算数から消えました。

2001年 第1回PISA

2002年 完全週休2日制が始まる

2004年 第2回PISA。順位が大きく下がり、「PISAショック」となる。

2005年 発展的内容が書かれた教科書の使用を開始

2007年 第3回PISA。順位は続落。

2008年 授業時間を増やした学習指導要領の改定案を発表

2010年 第4回PISA

こうやって見ると、教育は効果(プラスもマイナスも)が出るのに時間がかかるようです。

タイムラグが生じるので、「今こうなのは数年前の結果」という視点で見る必要があることが分かります。


「上海 初参加で「3冠」」という記事も、同じ紙面にありました。

中国の上海は、初参加で、3テスト全部で1位だったのだそうです。

上海市を挙げて準備し、「これほど人的資源、時間、お金をさいてきた事業は上海の歴史上、めったにない」(上海市教育当局)

152校の5115人がテストを受け、参加者の抽出はOECDと共同で不正はできないそうです。

上海師範大学の蘇教授は、「一人っ子政策のもと、両親の子供への関心は高く、投資も惜しまない」 ということです。

テレビ番組で、上海の人が教育熱心なのを伝えていました。

上海に集まる人は、上昇志向が強いので、子どもにも出世し、金持ちになり、有名になってほしいと願っています。

そのため、子どもが生まれると、すぐにDNA検査を受け、適性を知ると具体例を示していました。

「日本ではDNAテストを受けないの?適性を知って投資するのは当たり前でしょう」と奥さんが驚いていました。


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京都: 「おばんざい」 歴史と工夫のおかずの総称 司馬遼太郎が通った「ますだ」も 野菜、魚

2010年12月08日 09時42分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「日本宝さがし 京都 おばんざい「始末」の心」という記事がありました。

各都道府県を、新しい視点で紹介するコーナーです。

京都の「おばんざい」は、もともと商家が工夫してできたおかずで、司馬遼太郎が通った「ますだ」のようなお店もあるのだそうです。

「おばんざい」は、京都の家庭料理のおかずの総称です。

商家の杉本家の「聖護院大根とお揚げの炊いたん」は、聖護院大根と油揚げを薄口に煮たものです。

商家には、質素倹約して、材料を無駄なく使う工夫があります。

おばんざいを食べさせるお店もあります。

司馬遼太郎が通った「ますだ」は、鴨川沿いの先斗町にあります。

開業60年で、「万願寺唐辛子とじゃこ」「鰊(にしん)とナス」「たにし」「湯葉」「生麩」などを出してくれます。

3代目店主で料理長の太田晴章さんは、「きずし(シメサバ)」がお勧めとのことです。

若狭湾からの「鯖(さば)街道」で運ばれてきたサバを保存食にしたものということです。
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京都のおばんざいは、大好きです。

あの味付け具合は、日本料理のお手本だと、個人的には思っています。

「ますだ」のカウンターの写真がありました。

L字型のカウンターの前に、もう一段高く幅30cmくらいのおばんざい用の段があります。

そこに大ぶりの器に、野菜や魚の煮物や焼き物が、見えるだけで14種類が盛り付けられています。

こんなお店でお酒を飲みながら、食事をしてみたいと思わせる雰囲気です。

司馬遼太郎さんは、「坂の上の雲」を今、NHKでやっている作家さんですね。

詳しくは知らないので、検索してみました。
ウィキペディアが最初に出てきました。

作品数が、とても多い方なのですね。
「翔ぶが如く」「国盗り物語」はドラマ化もされていました。

筆名は「司馬遷に遼に及ばず」からきている。とあります。

歴史好きな方には、この方の著書をほとんど全部読むようなファンの方も多いと聞きます。

大阪生まれとありました。
京都のお店も好まれたのですね。


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ノーベル賞の燕尾服: ストックホルムの仕立屋「ハンス・アルデ」でレンタル 根岸さん、鈴木さん

2010年12月08日 08時55分38秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「燕尾服 とてもお似合いです ノーベル賞授賞式へ準備万全」という記事がありました。

ノーベル賞受賞式のためにストックホルムを訪れている根岸さんと鈴木さんは、燕尾服は地元の仕立屋さんからレンタルするのだそうです。

12月6日夕方、根岸英一さん(アメリカ、パデュー大学特別教授)と鈴木章さん(北海道大学名誉教授)は、仕立屋「ハンス・アルデ」を訪れました。

授賞式や晩餐会で着る燕尾服を借りるための採寸をしました。

鈴木さんが最初に来店し、奥さんの陽子さんと服を選びました。

根岸さんは、入れ違いに来店、カメラの前でポーズを取るなどしました。

「引き締まった気持ちになりますね」(根岸さん)ということです。
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根岸さんの燕尾服試着の写真が添えられています。

天井から床まで届く両開きのカーテンを開けて、根岸さんがほほ笑んでいらっしゃいます。

試着室には、こった柄のじゅうたんが敷かれ、大きな鏡、かける椅子、着ていた服をかけるハンガースタンドも見えます。

試着室は、1畳以上ありそうです。

店名の「ハンス・アルデ」で何かあるだろうかと見てみました。

「asahi.com(朝日新聞社):晴れの舞台へ衣装ばっちり ノーベル賞受賞の」という記事が最初に出てきました。
(http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY201012070144.html参照)

新聞の記事よりやや詳しいことが書かれています。

1949年の開店当初から、受賞者が着る燕尾服などの仕立てや貸し出しを担当してきたそうです。

「ノーベル財団のトップにお客さんがいたのがきっかけで、受賞者のお世話を頼まれた」(店主のハンス・アルデさん)

宗教上の理由で土曜日には車などには乗れず、燕尾服を着て何十分も歩いて会場に向かった受賞者もいた。

晩餐会に招かれた学生も採寸に来ます。

経営は、息子のラーシュさんらに任せているが、ハンスさんは今も店に立って、笑顔で客を送り出している ということです。

「燕尾服」はどういう服?と調べると、ウィキペディアが出ました。

男性の夜の最上級礼服の一つ。

燕尾服を中心に構成される服装(ドレスコード)は白い蝶ネクタイを用いることから、ホワイトタイ(White tie、Evening dress, Full evening dress)と呼ばれる。とありました。

普通の生活をしていたら、一生に一度着る機会があるかどうかの服ですね。

お2人の奥さんは、和服を着て、授賞式に臨まれるそうです。


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工作機械メーカー: 来年、期待できる業界 「アマダ」利益130億円 「牧野フライス」利益4倍

2010年12月07日 09時50分23秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「東洋経済の眼 来期有望銘柄 工作機械メーカーに注目」という記事がありました。

株の動きについて、分かりやすく解説してくれるコーナーです。

「気が早いですが、来期も好業績が期待できそうな企業はありますか」(千葉・S)という質問が来ていました。

輸出企業(自動車、電機など)は、デフレや円高に苦戦しながらも、中国などの新興国の成長が追い風になっています。

来期に好調が期待できそうな業界に、「工作機械」があるそうです。

東洋経済予想をベースにして、来期の営業利益増益率が大きい上場企業を見ると、工作機械メーカーが上位に並びます。

「アマダ」は、金属加工機械で国内首位級です。

来期は、アジア向けが好調で、営業利益は今期28億円から130億円へと伸びる見通しです。

「牧野フライス制作所」は、工作機械大手です。

来期は、航空機の量産再開で、大型機に期待があります。
営業利益は、今期比4倍増が予想されています。

「オークマ」も、新興国を中心に、大幅増益が見込まれるということです。
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工作機械は、日常生活では、あまり知る機会がありません。

「工作機械」で見てみると、ウィキペディアが最初に出てきました。

機械部品を作る機械なのだそうです。
フライス盤、旋盤とあって、ああ、あれと具体的にイメージできました。

「アマダ」のホームページを見てみました。
(http://www.amada.co.jp/corporate/index.html参照)

岡本満夫社長の挨拶には、電気自動車や新エネルギーなどの循環型の商品に力を入れるとあります。

どんなものを作っているかは、「企業情報」の「商品情報」にありました。

携帯電話の金属板部分、信号機(1色ごと)、レストランの厨房のダクト、大きいものでは橋(橋梁)があります。

こういうことは、家族が働いていれば詳しいのでしょうが、一般の特に女性は知る機会が少ない業界だと思いました。

確かに、関連の産業が盛んになれば、すぐに反応して需要が増える業界だと読みました。


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米への留学: 過去最多 中国(1位)、インド(2位)は大学院 日本(6位)は学部 優秀優遇を

2010年12月07日 09時04分46秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「米への留学 日本15%減 首位は中国」という記事がありました。

アメリカへ留学する学生数は、過去最多を記録し、中国やインドは増加中で大学院への留学が、日本は減少中で学部への留学が多いのだそうです。

アメリカの国際教育研究所(IIE)が、先月、アメリカの大学・大学院の外国人留学生数(2009~2010年)発表しました。

外国人留学生の総数は、中国の大幅増などにより、69万1千人(前年比3%増)で、過去最多です。

今回は、中国がインドを抜いてトップになりました。

  1位 中国  12万8千人 (30%増)
  2位 インド 10万5千人 (2%増)
  3位 韓国   7万2千人 (4%減)
  4位 カナダ  2万8千人 (5%減)
  5位 台湾   2万7千人 (5%減)
  6位 日本   2万5千人 (15%減)
  7位 サウジアラビア  1万6千人 (24%増)
  8位 メキシコ 1万3千人 (9%減)
  9位 ベトナム 1万3千人 (2%増)
  10位 トルコ 1万2千人 (2%増)

この統計の「留学」には、学部や大学院で単位を取得するものの他に、短期の語学留学など単位認定されないものも含まれます。

中国やインドは大学院に多く、日本は学部が多いという傾向があります。

日本人留学生は、大学院21.7%、学部52.6%、その他25.7%

中国人留学生は、大学院52.1%、学部31.3%

インド人留学生は、大学院65.1%、学部14.5%

日本人留学生数は、1994~1998年は世界一でしたが、減少傾向が続いています。
今回は、2万4800人で、前年比15%減です。

その理由について、在日アメリカ大使館は、

「若者人口が減っていること、日本国内の大学数が著しく増えていること、厳しい経済状況下での就職競争の激化が留学をためらわせていることなど、多様な要因が考えられる」

としているということです。
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日本人留学生が減っていることは、聞いていましたが、学部中心なんですね。

中国やインドの大学院留学が多いというのは、何を意味するのでしょうか。

「アメリカ大学院留学」で見ると、留学支援サービスのサイトがずらっと出てきました。

インド人が大学院に留学するのはなぜと「アメリカ大学院留学 インド人」で検索してみました。

「アメリカの大学院の学費は高い」というサイトがありました。
(http://www1.cts.ne.jp/~kseo3/RG/ryuugaku4.htm参照)

日本からアメリカの大学院に留学した方(女性)の感想と報告サイトです。

アメリカの大学院は、1コマ1万円もするので、学生のコスト意識が高い。
休講になったら、苦情が出る。

大学院の留学生レベルはとても高い。

理由は、アメリカの奨学金は優秀な人に出すようになっているから。
日本の文部科学省の奨学金は、機会均等のために出す傾向がある。

日本からの留学生には、「日本で大学に落ちた政治家の息子がカッコをつけるための留学や、遊び半分の語学留学」も含まれている。

とありました。
大学院では、世界の「クリーム」(上澄み、上等な人々)と切磋琢磨できると書かれています。

この方の日本の奨学金について、機会均等(日本)と優秀な(アメリカ)の指摘があったように、日本も優秀な人を優遇する方向を示すことが、世界での生き残りに必要なのではと思いました。


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藤田晋さん: お父さん カネボウの会社人間 起業した自分も影響受ける 日本的経営の再評価

2010年12月06日 09時17分45秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「おやじの背中 藤田晋さん 命がけで尽くす会社人間」という記事がありました。

サイバーエージェント社の社長の藤田晋さんのお父さんは、カネボウを愛する会社人間で、起業した現在も影響を受けているのだそうです。

藤田さんは、福井県にあるカネボウの社宅で育ちました。

お父さんは、福井県鯖江市にあるカネボウの工場に勤めていました。

家には、化粧品、飲み物、毛糸などカネボウの商品がたくさんあったそうです。

藤田さんは、転勤族がみな社宅に住み、同じ会社へ行き、子どもは同じ学校へ行く生活が嫌で、福井を離れました。

お父さんは、自分と同じように有名企業に勤めてほしいと思っていらっしゃいましたが、藤田さんは起業しました。

ブログも読んで、息子が成功したことを喜んでいらっしゃる様子だそうです。

藤田さんも、気が付くと、いつも会社のことを考える会社人間になっていて、自分の会社も終身雇用の日本的経営にしています。

社員も増えてきたので、社宅もあっていいかなと思い始めているということです。
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時代の流れが、日本的経営に戻ってきているのでしょうか。

同じ時に、藤田さん(サイバーエージェント)と柳井さん(ユニクロ)という、時代の最先端を走る社長さんが、日本的経営に言及していらっしゃいます。

藤田晋さんは、どういう方なのだろうと見てみました。

「渋谷ではたらく社長のアメブロ」が最初に出てきました。ブログを書いていらっしゃいます。
(http://ameblo.jp/shibuya/参照)

アメブロの中でも有名なブログです。

ピグというサイト内の仮想空間で、会社説明会をした話、ワンちゃんの話、社員がAERAスタイルマガジンに載った話など書かれていました。

ウィキペディアには、麻雀好き、競馬も好きで、「2008年の有馬記念では馬券を的中させ約1500万円を獲得している」との記載もありました。

記事には、お父さんは、嵐の夜に停電になると、その修理のために工場の煙突に上る、すごい雷の中でも。
当時はどうしてそこまで命がけで会社に尽くすのか分からなかったが、最近は理解できるようになってきたと書かれていました。

昭和の頃は、会社と社員は運命共同体のところがありましたね。

起業した方は、会社と運命共同体なのだろうと感じました。


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柳井正さん: 米国型雇用(ジョブ・ホッピング)に異議あり 「結果としての終身雇用」に幸せがある

2010年12月06日 08時39分16秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「柳井正の希望を持とう 米国型雇用に異議あり」という記事がありました。

ユニクロを含むファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんが、仕事や雇用についての考えを述べられるコーナーです。

柳井さんは、アメリカ型雇用は人材が育ちにくい、できるだけ終身雇用のほうが幸せなのではという考えなのだそうです。

ファーストリテイリング社は、雇用の流動性が高い(人の入れ替わりが激しい)ように思われているが、それは幹部で、一般社員の定着率は小売業では高いほうと説明されます。

一時期、日本型雇用(終身雇用)は時代遅れで、アメリカ型(仕事を渡り歩き、転職する)が強まると言われたことがありました。

柳井さんは、当時から、この考えには賛成できなかったそうです。

理由は、ジョブ・ホッピングに余念がない社員の集合体では、プロフェッショナルな人材が蓄積しにくいと思うからです。

情報の流出のリスクがあり、会社を成長させていく理念やノウハウを知る人材が育ちにくいと話されます。

もちろん、一生、同じ会社に滅私奉公を強いる、従来の日本型雇用は異常でした。

多くの人にとっては、結果としての終身雇用が最も幸せではないだろうか。

「プロとして仕事をしてもらうために、社員を人として遇する。企業はこの当たり前のことをより真剣に考える時にきている」ということです。
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柳井さんが、終身雇用が幸せと考えていらっしゃるとは、意外でした。

雇用される立場で考えると、嬉しい提案です。

ユニクロなどを訪れてみると、店員さんは服を畳んだり、小さなマイクをつけてレジをしたり、とても忙しそうに見えます。
定着率が、小売業の中ではいいほうなのは、処遇が満足がいくものなのでしょうか。

実際にユニクロで働いている人は、どう感じているのか知りたいと「ユニクロ 社員」で見てみました。

「検索結果ユニクロのクチコミレポート一覧|年収、給料、評判、企業クチコミ情報」というサイトが最初に出てきました。
(http://careerconnection.jp/review/kutikomiList.html?corpSeq=4830参照)

(匿名のネット情報ですから全部が本当とは言えないでしょうが)

お辞儀の角度や言葉遣いは、とてもきびしい社員教育がある。

店長の裁量部分が大きい(社員の昇給など)

会社のルールがしっかり決まっているので、その点は働きやすい

ノルマやサービス残業はない、産休も取れる

そう言えば、日曜日に放送された「がっちりマンデー」は、オフィス用品の「大塚商会」を取り上げていました。
この会社も、社員にリストラがないので、安心して働け、モチベーションが上がると説明されていました。


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