先日、剣道部で一緒だった女の子のお母さんから電話がありました。
ケン太と同じ中3の剣道部の女子は2名いました。
今回電話をくれたお母さんの娘さん、Sちゃんと、もうひとりはMちゃん。
Mちゃん、2年生の後半に行き渋りがあり、剣道部も辞めてしまい、
今はクラスに入れず別室登校をしているとのこと。
Mちゃんは1年の時に足を故障したのですが、顧問に疑われた?とかで、
無理に練習を続け、その後ドクターストップがかかり練習が出来なくなりました。
最後はマネージャー的な存在として部に残っていたようです。
そのことや他のことでも顧問との間に感情的なことがあり、親にはずっと辞めたいと訴えていたようです。
学校も休みがちになり、登校しても部活に参加したりしなかったりしたそうです。
「なんで部活に来ない!?」と顧問に責められると、今度は、顧問の授業に出れなくなり、
登校しても、顧問の授業になると保健室で寝ていて、終わるとクラスに戻ったりしていたそうです。
今度は「なんで私の授業だけ出ない!?」と責められ、
「剣道を辞めるのか辞めないのか?」と迫られ、さらに休みがちに。
休みが多くなってくると、クラスの微妙な空気を感じ、皆が自分のことをどう思っているのかと
思うと、クラスに入れなくなってしまったそうです。
部活に参加しない、自分の授業だけでない・・・言われるのは当然だとは思います。
でも、ただ責めるだけでよかったのか・・・
具体的にどんな言葉があったのか詳しいことはわかりません。
でも、ケン太も顧問に責められたことで行き渋り、退部に追い込まれたので・・・
顧問の口調は想像できます。
ケン太は剣道の練習態度にはまったく問題がなかったようですが、宿題が終わらなかった
ことで、やらなければ練習に参加させない。試合にも出さない・・・そこが始まりでした。
宿題を終わらせても、そのやり方を許してもらえず(担任はOKなのに・・・)
練習に参加できないまま。
「もう一度やらせて下さい」と勇気を持って言いに行ったら「今忙しいのがわからないのか?
何を考えている。許せない」と門前払い。
退部の意志を固め、言いに行くと「はっきり言って逃げ。辞めるのは認められない」と帰された。
そこから顧問の授業に出れなくなりました。
私と面談した時に・・
「学校休んでいいんですか?」
「どうして連れてこないんですか?」
「このままだったらずっとお休みして堕落した人間になるでしょうね」
「それでも辞めるというのなら、これからは1をつけていいってことですね」
どうしてそこまで言われなきゃいけないんだろう・・・
ケン太も同じように言われていたんだな・・・と思いました。
小学生の時に不登校を経験しているし、運動部は無理かと思っていたけれど、
剣道が好きだったし、1年間、よく頑張っていたと思う・・と伝えると
「これで頑張ったと思われるということですから、最初からダメな子だったって
ことでしょうかね」って。
ケン太ってそんなにダメな子なんでしょうか・・・
それでも最後には、勉強面まで面倒をみてくれたことはありがたかったと
お礼を言いました。
「やることをやっての剣道ですから・・・剣道ができる子はちゃんとやることを
やっています。やらない子はやはり剣道もダメですね」
どこもフォローしてもらえず、ただ切り捨てられました。
ケン太はそれから浮上できないままです。
あ~また思い出しちゃった・・・
Mちゃんが同じような思いをしたのかなと思うと悔しくて悲しいです。
Sちゃんも辞めたい気持ちを堪えながら、ずっと頑張ってきました。
しかし、2年生の後半に、耐えきれず、ついに辞める決心をしたそうです。
退部する時は、退部届を担任に貰って顧問に提出という流れなのですが、
担任に退部届を貰いにいった時に
「Sまで学校来なくなったら困るから、辛かったら辞めていいからな。もし親が反対するのなら
先生が親を説得してあげるからな」と言われたそうです。
先生にそう言ってもらい、親にも退部届に判を押してもらったら、
「もう少し頑張ってみようかな」と思うことができて、最後まで頑張れたそうです。
Mちゃんもずっと親に辞めたいと訴えていたそうです。
でも、親は内申点がつくから見学していればいいじゃない・・・と認めなかったそうです。
余計にMちゃんは追い込まれてしまったのかもしれませんね。
ケン太が剣道部を選んだのは、部活見学でその厳しさにも惹かれたようでした。
ピシッとした空気がよかったようです。
「声が小さい!」と校庭の外周300周を命じられた時も何も言いませんでした。
練習を辛いと言ったことは一度もありませんでした。
確かにケン太には弱い部分があります。
顧問の言うとおりなんです。
突き落として、そこから這い上がってくることを望んでいたのはわかります。
でも、這い上がれなかったケン太。
這い上がらせるために、否定、非難は必要だったのでしょうか・・・
否定、非難・・・
そこからは何も生まれないと思います。
学校での経験が子どもを成長させてくれると思います。
強くもなれると思います。
剣道を続けることができたら今よりも強くなれていたかな・・・
そのチャンスをもらえなかったのはとても残念です。
ケン太と同じ中3の剣道部の女子は2名いました。
今回電話をくれたお母さんの娘さん、Sちゃんと、もうひとりはMちゃん。
Mちゃん、2年生の後半に行き渋りがあり、剣道部も辞めてしまい、
今はクラスに入れず別室登校をしているとのこと。
Mちゃんは1年の時に足を故障したのですが、顧問に疑われた?とかで、
無理に練習を続け、その後ドクターストップがかかり練習が出来なくなりました。
最後はマネージャー的な存在として部に残っていたようです。
そのことや他のことでも顧問との間に感情的なことがあり、親にはずっと辞めたいと訴えていたようです。
学校も休みがちになり、登校しても部活に参加したりしなかったりしたそうです。
「なんで部活に来ない!?」と顧問に責められると、今度は、顧問の授業に出れなくなり、
登校しても、顧問の授業になると保健室で寝ていて、終わるとクラスに戻ったりしていたそうです。
今度は「なんで私の授業だけ出ない!?」と責められ、
「剣道を辞めるのか辞めないのか?」と迫られ、さらに休みがちに。
休みが多くなってくると、クラスの微妙な空気を感じ、皆が自分のことをどう思っているのかと
思うと、クラスに入れなくなってしまったそうです。
部活に参加しない、自分の授業だけでない・・・言われるのは当然だとは思います。
でも、ただ責めるだけでよかったのか・・・
具体的にどんな言葉があったのか詳しいことはわかりません。
でも、ケン太も顧問に責められたことで行き渋り、退部に追い込まれたので・・・
顧問の口調は想像できます。
ケン太は剣道の練習態度にはまったく問題がなかったようですが、宿題が終わらなかった
ことで、やらなければ練習に参加させない。試合にも出さない・・・そこが始まりでした。
宿題を終わらせても、そのやり方を許してもらえず(担任はOKなのに・・・)
練習に参加できないまま。
「もう一度やらせて下さい」と勇気を持って言いに行ったら「今忙しいのがわからないのか?
何を考えている。許せない」と門前払い。
退部の意志を固め、言いに行くと「はっきり言って逃げ。辞めるのは認められない」と帰された。
そこから顧問の授業に出れなくなりました。
私と面談した時に・・
「学校休んでいいんですか?」
「どうして連れてこないんですか?」
「このままだったらずっとお休みして堕落した人間になるでしょうね」
「それでも辞めるというのなら、これからは1をつけていいってことですね」
どうしてそこまで言われなきゃいけないんだろう・・・
ケン太も同じように言われていたんだな・・・と思いました。
小学生の時に不登校を経験しているし、運動部は無理かと思っていたけれど、
剣道が好きだったし、1年間、よく頑張っていたと思う・・と伝えると
「これで頑張ったと思われるということですから、最初からダメな子だったって
ことでしょうかね」って。
ケン太ってそんなにダメな子なんでしょうか・・・
それでも最後には、勉強面まで面倒をみてくれたことはありがたかったと
お礼を言いました。
「やることをやっての剣道ですから・・・剣道ができる子はちゃんとやることを
やっています。やらない子はやはり剣道もダメですね」
どこもフォローしてもらえず、ただ切り捨てられました。
ケン太はそれから浮上できないままです。
あ~また思い出しちゃった・・・
Mちゃんが同じような思いをしたのかなと思うと悔しくて悲しいです。
Sちゃんも辞めたい気持ちを堪えながら、ずっと頑張ってきました。
しかし、2年生の後半に、耐えきれず、ついに辞める決心をしたそうです。
退部する時は、退部届を担任に貰って顧問に提出という流れなのですが、
担任に退部届を貰いにいった時に
「Sまで学校来なくなったら困るから、辛かったら辞めていいからな。もし親が反対するのなら
先生が親を説得してあげるからな」と言われたそうです。
先生にそう言ってもらい、親にも退部届に判を押してもらったら、
「もう少し頑張ってみようかな」と思うことができて、最後まで頑張れたそうです。
Mちゃんもずっと親に辞めたいと訴えていたそうです。
でも、親は内申点がつくから見学していればいいじゃない・・・と認めなかったそうです。
余計にMちゃんは追い込まれてしまったのかもしれませんね。
ケン太が剣道部を選んだのは、部活見学でその厳しさにも惹かれたようでした。
ピシッとした空気がよかったようです。
「声が小さい!」と校庭の外周300周を命じられた時も何も言いませんでした。
練習を辛いと言ったことは一度もありませんでした。
確かにケン太には弱い部分があります。
顧問の言うとおりなんです。
突き落として、そこから這い上がってくることを望んでいたのはわかります。
でも、這い上がれなかったケン太。
這い上がらせるために、否定、非難は必要だったのでしょうか・・・
否定、非難・・・
そこからは何も生まれないと思います。
学校での経験が子どもを成長させてくれると思います。
強くもなれると思います。
剣道を続けることができたら今よりも強くなれていたかな・・・
そのチャンスをもらえなかったのはとても残念です。
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顧問の言葉は、腹が立つし悲しいし、傷つく~!!酷い~!!涙
でも、良い大人にも出逢いがあるはず!
ケン太君にも家のコナンにも。
嫌な想いは、できるだけ捨てましょうね。
でもどこかでいい出会いを期待したいですね。
コナン君もね!
実は息子も 同じような状況下がきっかけでした
なので ものすごく読み漁りました
あの時の 状況を再度思い出してしまったみぃみさん 気持ちがまたざわざわしてませんか?
時間たっても なかなか消化できない部分でしょうね ましてや 顧問とのやり取りをみぃみさんが直にしてるのを読んで 涙でた記憶あります
まさに再度です(涙)
残念な顧問の先生ですね
叱咤とは 本当は愛情持ってからないと ただの感情の吐き出しです
未来に繋がるフォローなしで 13、14歳の子供がこんちきょうてやれますかね 本当に哀しい方です 救いは辞めていいんだぞと 言ってくださった担任ですね
すみません また私も思い出してしまったので 無駄に長くカキコミしてしまいました…
顧問の先生・・随分と頑固そうな先生ですね
自分の主義主張は絶対に変えないのでしょうね。学校の先生とはいえ人間的にはどうなの?って先生って結構多いですよ。そんな先生でも、価値観が合えば『いい先生』『素晴らしい先生』って称えられたり・・。所詮人間同士、時間を掛けても解り合えない人っていると思います。相性もあるしね
ウチの下の娘の小学校時代の担任(初老の女性)は弱者を認めない主義。大好きなのは良くできる子だけ。引っ込み思案な娘は全く相手にされず、娘もだいぶ傷ついていました。
娘は絵画が好きで一生懸命描くんだけど・・
認められるのは先生のお気に入りの子供たちの絵ばかり。作文でも習字でも同じ。だから表彰される子はいつも同じ。その担任は毎日の出来事をプリントにして配るんだけど、書かれる子は毎回決まったメンバー・・。さすがに他の親たちも気付いていたけどねその位露骨に差別する先生だったなぁ
娘は朝が苦手で登校時間に少し間に合わないって事が一時期続きました。これじゃいけないって自分でも意識して頑張って克服したんだけど「あらぁ~珍しく来られたのね~珍しい珍しい・・」「あらぁ~今日も間に合ったの~珍しい・・」って毎日連呼してました。
確かに遅刻はダメだけど「よく頑張ったね!」ってそれだけでいいんじゃない?
年輩でベテランで、本を書いたりちょっと有名な先生らしかったけど・・私は人として尊敬できないし大嫌いでした。子供には言えないけどね・・(笑)
娘も中学に入り大好きな絵を美術の先生に認めてもらい、賞を貰ったりしています。正当に評価される・・それだけで子供は頑張れるんだなって思いました。
普段は穏やかな娘も小学校の担任の話が出ると「大っきらい!!」って言っています。多感な頃の子供にとって、出会った先生の影響は大きいのかも知れませんね。
自分の主義主張を頑なに変えない先生・・
私なら関わりません。解り合えないならそれでいいや・・って思います。無駄な努力はしません。媚を売って気に入ってもらおうとも思いません。
ただ、子供にとって理不尽と感じる要求をされたりしたら・・その件については意見はすると思います。(時には上の立場の先生も交えて)
あくまでも私の考えですが・・。
また、ざわざわというか、再不登校を招いてから、あの時のことを思い出してしまう時があります。残念という思い、どうにかならなかったかな・・・という思い。半年後にまた同じようなことが起きていたとは・・・顧問はまったく変わっていなかったんですね(涙)
>叱咤とは 本当は愛情持ってからないと ただの感情の吐き出しです
まさしくそうですね!ケン太も厳しいのはいくら厳しくても構わないと言っていたんです。でも、顧問のは感情まかせで反省しようと思えない叱り方だと言っていました。愛のムチと思えていたなら、きっと顧問についていった思います。
まだ中学生は不完全ですよね。突き落としてもいいと思います。でも、這い上がれなかったら最後は手を差し伸べて、次に頑張らせことも必要だと思います。それぞれに乗り越えていけるハードルの高さは違うのだから・・・簡単に切り捨ててダメ人間扱い・・・それが先生のすることかと思うと、とても残念です。
顧問は体育会系というか、叩きあげられてきたのでしょうね。とてもやる気があってパワフルなのはいいのですが・・・𠮟責の嵐です。皆、黙って聴いていても心は従っていないようです。
顧問と面談した後に、担任に教頭との面談をお願いしたのですが、まずは学年主任が面談したいと・・・そこで終わってしまいました。教頭と話すればどうだったのかな・・・・と、思ったりしています。
下の娘さんの小学校時代の担任・・私の小学校1,2年の時の担任とそっくりですよ。エコひいきがすごくて、その子によって態度が全然違う、名前の呼び方も差をつける。私は一度も笑ってもらった記憶がないし、褒めてもらったこともない。いつも悲しい思いをしていました。組替えになる日を待ち望んでいました。だからなのか、そのあとの先生がとてもよく思えましたね(笑)
娘さん、中学に入っていい先生に巡り合い、ちゃんと評価されてよかったですね。人間はやはり褒められると嬉しい・・・正当な評価を受ければ頑張れますよね!
初めの方からずっと読ませていただき、この記事を読んでつい出てきてしまいました。すいません。
中学生の男の子がいます
わたくし事ですが中学から始め、学生時代はずっと剣道部でした。とくに中学の時の顧問の先生は剣道経験は少なかったようですが一生懸命教えてくれました。そして剣道が大好きになりました。
息子さんと顧問の先生とのやり取りはとても残念ですね。息子さん以外にも何人も学校に行けなくなってるなんて・・・
とても教育者・スポーツマンとは思えません。教育委員会に報告すべきではないですか?上からしかるべき処置を取ってもらわないと、この先どんどん被害者が増えませんか?泣き寝入りする必要はないと思います。息子さんのためにも。
初めの方から読んでいただきありがとうございます。剣道をされていたのですね。部活は顧問の先生次第しだいのところもありますものね。ケンタは剣道を辞めたくなかっただけに本当に残念でした。
教育委員会への報告を当時、考えなかったわけじゃないのですが、今はクレーマーも多く、ひとりで行ってもあまり取りあってくれないから無駄だと聞かされました。同じ剣道部のお母さんが他の用事で教育委員会に出向いた時に顧問への不満を言ってきたそうです。耳には入っていると思います。
顧問は校長が剣道部を立て直すために他から引っ張ってきたそうなので顧問を擁護していたらしく、難しさを感じていました。
1年半前のことですし、正直、今となってはそんな気力がでてこないです。でも、また記事を読みなおしてみると沸々とくるものがありますね。聞くところによると、今の2年生には少し当たりが優しいらしいです。3年生には相変わらずのようでしたが・・・少しは変わったのでしょうかね。
顧問との会話を記したものは機会があればと今でも残してあります。その必要があればいつでも提出しようかなと思います。