思いがけない猛暑日がつづいた。
台風11号が西日本に上陸、各地に被害をもたらしている。
国会は7月15日、安保法案を衆院特別委員会の採決を
強行して。翌16日衆院本会議で自民、公明の賛成多数
で可決した。
ぼくは、争いのない、幸せな世界の実現を願っている。
今回の強行な採決はその方向から大きく逸脱、逆行する
ものだと思う。
この安保法案を何が何でもすすめようといている人たちは
これからも、他の人の意見に耳を傾けるかどうか疑わしい。
話し合いができればいいが、そうならないときは、それぞれが
ほんとに願っていることをはっきり見ながら、その実現を
知恵を寄せ合って、はかっていくしかないのかな。
人が人を殺したり、殺されたり、人間の本来性からみたら
とっても無理、不自然なこと、こんなこと、いつまでも続くはず
ないし、続かせたくないし、いまそんなことより「敵が攻めて
くるんだから、こっちも武器をもってまもらなきゃ」と固く
思っている人も、あんとき、なんでそんなに無理なことを
しようとしてたのかと、じぶんで恥ずかしい思いをするときが
くるんじゃないかな。
争いがないということは、じぶんの中にも対立がないこと。
じぶんのなかに対立がないというのは、ゆっくり見てみないと
「ぼくは、そんなのはない」とおもっていても、わからない感じ
がする。
そんな風に溶け合っていく方向での今って、どんなかかわり、
何をしていくことか、よーくかんがえていきたいなあ。
なんだかんだいっても、こんな政治をすすめている人たちと
ともにこの地でともに暮らしているところからはじめるんだよね。
この数日のこと、記憶にとどめておきたい。
この世からおさらばしたら、「だから、どうだった?」となりかね
ないけどね。