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ストリートファイター系バイクの起源。(番外編vol.1049)

2016-11-05 10:35:38 | 日記

雑誌などで書かれている「ストリートファイター」は後から辻間を合わしただけのことで、

基本的に「ストリートファイター」と呼ばれるようになったのはごくごく最近の話です。

雑誌やネットでは「ストリートファイター」の起源が80年代のヨーロッパにあると言われています。

しかし、当時のバイクは単にフルカウルのバイクをネイキッド化しただけのもので、

日本では「ストリートファイター」という言葉で呼ばれていませんでした。

しかもお金のなかったヨーロッパ人が、転倒して破損したカウルを購入できないため、

仕方なくネイキッド仕様に変更しただけのものです。

これ自体は日本でもよくあった話です。(笑)

要するに「ストリートファイター」そのものが本質的に認知されたのは2000年以降で、

いわゆる「エクストリームの曲乗り」からそのネームが使われるようになります。

「ストリートファイター」のスタイルはスーパースポーツ系のネイキッドで、

ハンドルをアップハンドルにしたりタンクやリアカウル形状を変化させ、

あらゆる「曲乗り」に適した仕様にしたものが基本的な特徴です。

アメリカで開花するのですが、ハーレーに乗らないスパニッシュ系、黒人系アメリカ人に好まれています。

年齢は若くいわゆるアメリカの暴走族で、一時期は社会現象にまで発展しました。

ネット画像で見たことがあると思いますが、

要は「ストリートファイター」=「エクストリームの曲乗り」ということです。

スタイルだけを真似たものが近年メーカーからも登場していますが、

実際、それに該当する車種はドゥカティの「ストリートファイター」と、

カワサキの「Z1000」だけだと考えられます。

それ以外は無理やりそのジャンルに当てはめてるだけです。(笑)

基本はカスタムされたものが「ストリートファイター」であり、

サーカスばりの「曲乗り」することで完成する訳です。

現在ではそのスタイルをしたバイクを「ストリートファイター」と言っていますが、

本来は乗り方も含めて「ストリートファイター」なんですよね。

おかしな話で、日本では実際そんなライダーなんてほとんどいません。

「スクランブラー」とか「ディユアルバーパス」、「ネイキッド」や「スーパースポーツ」と違い、

「ストリートファイター」は車種のジャンルと示すと共に、

その乗り方が「ストリートファイター」だったりすんですよね!(笑)







コメント
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