ボクにとって、初めての愛車がこのヤマハ「RZ250R」29L型です。
高校を卒業して、専門学校に入学しすぐに購入したバイクです。
この「RZ250R」29L型は1983年に登場したバイクで、ボクが購入した時が1985年。
初期中の初期モデルだったので、2年落ちの中古車でした。
確か、購入価格はジャスト20万円だったと思います。
あちこち探し回った結果、あるバイクショップの店員さんが持ってたものを譲ってもらったんですよね。
なものだから、当時の相場価格より多少安かったと思います。
目的は「峠を攻める」ことだったので、買って早々に最寄りの峠にGO!!。
走り屋が集まる有名な場所だったのですが、初めて行った時は感動的でした。(笑)
たくさんのバイクが集まってて、山中にバイクのサウンドがこだまし、オイルの匂いが充満しててサーキットのような感じです。
もうワクワクしましたね、あの時のことは今も忘れられません。(笑)
しかしこの頃は、たった1年で革新的なバイクが次々登場していたので、
ボクの「RZ250R」29L型はあっという間にレトロ感を増してしまいます。
当時のボクはとにかく貧乏学生だったので、新しいバイクに乗り換えることができなかったので、
いつも行ってたバイクショップに入ってくる改造バーツや、解体屋で見つけたパーツを安く購入し組み込み、
3年の所有期間で、かなりカスタムされる状態に仕上げていきました。
今でもカスタムに強い興味を求めるのは、この時に構築された気がします。(笑)
一番のポイントは86年モデルの市販レーサー「TZ250」からの足回り移植。
フロントフォークからブレーキ、前後17インチの極太タイヤ、バックステップやアーム関係も全て移植しました。
ラジエターも社外品に交換し、ハンドルはセパハン仕様に。
この状態で峠を走っていました。
戦闘力は上がったと思っていましたが、悲しかったのは、
一般道で何もやっていないのに白バイに止められ、整備不良で3回も違反キップを頂くことに…。(笑)
あちこち改造してましたが、直接の違反はいつもハンドルでしたね。
このヤマハ「RZ250R」29L型に搭載されてたエンジンは、
水冷式2スト並列2気筒ピストンリードバルブで排気量が247cc。
最高出力は43psで6速MT、機械式キャブとの組み合わせです。
純正のタイヤサイズはフロント90/90-18(51H)、リア110/80-18(58H)。
ガソリンタンク容量が20リットルで市街地での平均燃費は15km。
1回の給油で走れる航続距離が約300kmという計算になります。
さらにエンジンの吸排気でトルクをコントロルする「YPVS」が搭載されていました。
地元に帰省し、いろんなバイクを乗り継ぐ中、「RZ250R」29L型に関しては、
最初に乗って思い入れもあったので、廃車にして長く保管していたのですが、
結局、もう一度乗ることはなく、ある時手放してしまいます。
今、思うとかなりカスタムしてましたし、今所有してるとそこそこの価値があった気がします。
なんか手放すタイミングを間違えた気がしますね!(笑)
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