
昨日、TV録画してた「アメトーーク」の「バイク芸人」を深夜寝る前に見ました(笑)。毎回登場する芸人さんや、新しい若手の芸人さんも含め、皆さん
自慢の愛車を披露していましたが、一番気になって面白かったのが、ゲストとして出演してた、元SMAPの「草彅剛」さんの「とにかくボクはナックルです」
ってワードです(笑)。最後にはバイクじゃなくて自分は「ナックル芸人」とまで言ってましたが、この「ナックル」ってハーレーダビットソンのエンジン
の名称で、知ってる人も多いと思います。ボクも詳細な事までは知りませんでしたが、とりあえずピストンブロックの頭についてるヘッド部分が「拳(こぶし)」
の様な形をしてる所から取られた「愛称」って事ですよね。また、この「ナックル」の前にあった「サイドバルブ」エンジンから、ハーレーダビットソン初の
「OHV(オーバー・ヘッド・バルブ)」機構を搭載しており、当時ライバル関係にあった、アメリカの「インディアン」や、英国の「BSA」などがその手の
エンジンを開発し搭載してた事から、後手にはなってしまいますが、ハーレーでもこの「OHV式」のエンジンを開発したとされています。さらに言えば、現在
のハーレーエンジンの「原型」となったものでもあった様です。またこのエンジンを搭載したモデルの登場は非常に古く、1936年から1947年まで製造された
車両に搭載されていました。この年代だと大体、第二次世界大戦前から終戦直後までって事になりますね。いやぁ、古い!(笑)。いわゆる現在でも言われて
る「ビッグツイン(巨大な排気量)」と言われる系の元祖で、初期のもので排気量が988ccで最高出力が40ps、最高速が大体150kmと言う感じです。また後期
には排気量が1.200ccまで拡大され、最高出力が48ps、最高速が160km近くまでアップされてた様です。ちなみにこのエンジンを搭載したモデルには「E」や
「EL」、またF」や「FL」ってモデルがありました。ノーマルの見た目は、まさに「ロディオ」って感じで、いかにもアメリカってデザインですが、元SMAPの
「草彅剛」さんだけでなく、現在でも多くのビンテージマニアや、ハーレー好きのオートバイユーザーに愛されてる様で、チョッパーやボバーの様なシンプル
カスタムを施したものや、ボテボテの大型フェンダーをそのまま生かしたものまで、多岐にわたってスタイルを楽しんでるイメージがあります。正直、現在の
オートバイと比較して決して速いとは言えませんし、ちょこちょこ故障もする様ですし、足クラッチのジョッキシフトなど、普通の変則式とは違う部分があり
ますから、どちらかと言うとロングツーリングを楽しむと言うより、あくまで「雰囲気を楽しむバイク」で、手間のかかる部分を逆に「喜べる人」にオススメな
オートバイであるとも言えそうです(笑)。もちろんデザインであったり、古さからくる希少性を感じて憧れてる人も多い気がします。最近は色々な意味で劇的
にビンテージブームと言える時代になってて、この手のオートバイも非常に価値が上がって来ていますし、手に入れにくい入手困難な部分もありますから、月の
お小遣いが、3万円のボクには到底、手が届かないオートバイですが、知り合いに1947年式の「ナックル」に乗ってる人がいて、ちょっとだけですが、運転した
事はあります。で、乗った印象は異常なぐらいの振動と、壊れてるんんじゃ無いかって思えるほどの不思議なエンジンサウンドです(笑)。クラッチかどこかが
カラカラ言ってて、まるで乾式クラッチの様な音がしてたのを思い出します。持ち主は「別に調子悪くない」って言ってましたが、ボクにはよくわからなかった
です(笑)。ただ、リアがリジット(ノーサス)だった割に乗り心地はそこまで悪くなくて、周りの注目も含め存在感が高い事はよく分かりました(笑)。もち
ろん買えるだけの予算があれば、ボクも欲しいオートバイとなりますが、ボクだと乗るって感じより、素敵なガレージに家に飾っておきたい感じですね!(笑)
残りは50年と48年のパンのコンパチなんですが
その頃のハーレーはエンジン方式で証明を取るらしく
かなり好き勝手させてもらってます。
誰も証明出来ないって素晴らしいすよね
わぁ、持ってるんですね!
良いですねぇ!
にわかグッツィ乗りさんが言う、エンジン証明っての意味がよく分かりませんが、
年式や製造番号の事でしょうか?。
好き勝手できると言うことは、カスタムしても車検で引っかかるって事がない、
そんな感じなのかな。(笑)
とにかく、ナックルはビンテージと完全に言えるオートバイだと思いますし、
古いものに対しての憧れや、魅力を感じる部分はボクにもあるので、
所有してる事はとても羨ましいです。(笑)
ただ、運転するとなると、どうしても変速時に片手運転になるので、
怖いですけどね。(笑)
ありがとうございます。
エンジン刻印さえ確認できれば何に乗っかってようが47年として登録出来るので、サスありでもサス無しでも車検通りますね
なるほど、そう言う事なんですね。
知らなかったです。(笑)
ある意味、古い時代だからこその、メリットなんですね。
ボクの乗ってる「ビューエル」もその当時の規定で車検が通せるので、
排気問題とか関係ない様です。
これも、古さ故のメリットだと考えていました。(笑)。
ありがとうございます。