今ある「オートバイブーム」は、いわゆる70年代〜90年代にあった空前の「オートバイブーム」時代に若かった世代が、
年齢を重ね、ある種の返り咲きを果たして「もう一度バイクに乗ろう」と始まったものです。
ただし、この現象は15年以上も前から始まってて、
初期の人たちは、年を追うごとに高齢化が進み、残念ながら60才代を過ぎた方からバイクを降りる傾向です。
すっかり平均年齢も上がってしまい、このまま「衰退の一途」をたどると思いきや、
ここに来て、さらに最後の砦である40才代の中で、まだ返り咲きを果たしていない人、
また、昨年、今年あたりから返り咲きを果たし、晴れて再デビューした人が、
今の「オートバイブーム」を継続へと導いてくれようとしています。
教習所での大型バイクの免許を取得する人が後を絶たない状況なので、それが分かるんですよね。
これは同じバイク好きにとって、とても嬉しいことです。(笑)
さらに、250ccスポーツの人気に対して、少数ながら「20才代〜30才代」がバイクに乗り出す傾向もあります。
手軽でありながらも高性能なバイクであることが、人気を生んでるですね。
これも良いことです。
最近、大型バイクの免許を取得し、再デビューを果たすライダーの多く受け入れられているのか、
ヤマハ「MT-07」や、スズキ「SV650ABS」、はたまたカワサキ「Z650」だったりします。
理由は「安価で乗りやすい」大型バイクを選ぶことで、
気軽かつ、過去に乗ったバイクを思い出そうとしてることが要因のようです。
また、250ccスポーツに関しては絶対人気のカワサキ「ニンジャ250」や、ホンダ「CBR250RR」、
コアなファンのスズキ「GSX-R250」や、高性能なヤマハ「YZF-R25」と各社のバイクがそれぞれ人気で、
販売台数を伸ばしています。
確かにこれらの250ccスポーツは、最近ツーリング先でもよく見かけるようになりました。
若いライダーも女性ライダーを含め、ポツポツ見かけます。
現在進行形の「オートバイブーム」、まだまだ続きそうですよ!(笑)