宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

女性農業者等キャリアアップを支援しています

2023年11月10日 13時33分47秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 大河原普及センターでは、今年度新たに「女性農業者等キャリアアップ講座」を開講し、女性農業者や若手農業者の資質向上と農業者間のネットワークづくりを進めています。

 講座は全3回の予定で、8月25日に開催した第1回講座では「働きやすい環境づくり」をテーマに、山元町の株式会社一苺一笑を会場に施設見学と代表取締役からの講話を行いました。

 第2、3回の講座は、情報発信能力のステップアップを目指し、講師にクリエイティブディレクターとして活躍されている松井未史氏(キノミ主宰)をお招きし、魅力を伝える写真の撮り方とパンフレットづくりについて学びます。

 11月2日に実施した第2回講座では、魅力を伝える写真の撮り方について講義と演習を行いました。講師からは、伝えたいメッセージを強く意識し、撮影の時には光を意識することを事例を用いてわかりやすく説明されました。

 講義後の演習では、農作物や加工品を被写体に実際にスマートフォンで撮影し、撮影した写真を見ながら講師よりアドバイスが行われました。

 第3回講座は11月16日にパンフレットづくりを行う予定です。

 

       

 第1回講座のようす      第2回講座のようす

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

TEL:0224-53-3591 FAX:0224-53-3138


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JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬勉強会が行われました

2023年11月10日 10時22分46秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和5年10月20日、JAみやぎ登米米山イチゴ部会で現地検討会・農薬勉強会が開催され、生産者とその後継者計10人が参加しました。

 現地検討では、宮城県農業園芸総合研究所の研究員を講師に招き、出席者のほ場6か所を巡回して本圃での生育を検討しました。今年は、定植後も気温が高く開花が一部遅れる品種もありましたが、おおむね例年よりも前倒しの生育が確認されました。生産者からは、今年の暑さの影響や、一日の寒暖差が大きい時期の温度管理について質問がありました。

 農薬勉強会では、資材メーカーの担当者を講師に招き、天敵及び生育促進資材について説明を受けました。

 米山のいちごは、早いものでクリスマス前からの出荷が予想されます。今後も美味しいいちご生産に向け、支援を行ってまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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JA古川フェスティバルが開催されました。

2023年11月10日 08時26分41秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 好天に恵まれた令和5年10月28日に、JA古川フェスティバルがJA古川経済センター(古川新田)で開催されました。当JAでは令和元年の台風被害、その後の新型コロナ感染症の影響でしばらく開催を見送っていましたが、5年ぶりの開催ということもあり多くの来場者で賑わいました。

 同時開催の農林産物品評会には、今年の夏が高温や水不足など過酷な栽培環境であったにも関わらず、150点を超える出来栄えの良い農産物が出品されました。

 審査の結果、金賞11点、銀賞17点、銅賞17点が選定され、うち株稲、玄米、ねぎ各1点が金賞1席となり、JA褒賞授与されました。いずれも生産者の努力や技術の高さが伺えるものでした。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0229-91-0727  FAX:0229-23-0910


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なかだ転作集団部会の視察研修会が開催されました

2023年11月09日 18時07分48秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和5年10月30日に、JAみやぎ登米なかだ転作集団部会の視察研修会が開催され、生産者22人が「山形県農業総合研究センター水田農業研究所」と「株式会社田中畜産」の視察を行いました。

 うち、山形県農業総合研究センターからは、つや姫や雪若丸の作柄、来年に向けた高温対策などの説明をいただきました。

 今年は例年にないほどの高温の夏となり、各県の稲作において1等米比率の低下が大きな問題となっていることから、高温対策についての関心が高まっており、今回の研修は非常に有意義な時間となりました。

 普及センターでは、今後も登米管内の水稲の収量と品質の向上を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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令和5年産 枝もの用クロマツの収穫が始まりました。

2023年11月09日 16時16分24秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年11月1日、南三陸町で栽培されている枝もの用クロマツの収穫が始まりました。
 今年の収穫初日は好天に恵まれ、11月とは思えない暖かい日差しのもと収穫が行われました。昨年度までは、クロマツを刈り取った後、ほ場内で古い枝や不要な松葉の除去が行われましたが、今年度は新たに建設された出荷調製施設内で枝葉の除去を行うため、ほ場では刈り取ったクロマツを適度な本数にまとめ、2tトラックで運搬するだけとなり、作業の効率化が図られています。
 収穫されたクロマツは、出荷調製施設に運ばれて、枝葉を除去し、出荷規格毎に選別されたのち、12月の松の市まで保管されます。
 生産者である株式会社南三陸Pine Pro(パインプロ)の後藤代表からは、11月20までに収穫が終わるとのことです。
 普及センターでは、クロマツの出荷が終わるまで定期的に巡回し、作業上の問題点などを洗い出し、収穫・調製作業の改善に取り組んでいきます。

出荷調製作業の様子

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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栗原市の有機農業の推進に関する打ち合わせが行われました

2023年11月09日 16時09分31秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

令和5年10月24日(火)、栗原市築館ふるさとセンターにおいて「栗原市の有機農業推進に関する打ち合わせ」が、栗原市の主催により開催されました。

打ち合わせには、有機農業の実践者、栗原市、JA新みやぎ(旧栗っこ)、東北農政局、アイガモロボットの販売を行っている事業者が参加しました。

現在の栗原市の有機農業の取組状況を踏まえ、取組目標の設定の考え方や、今後の有機農業の推進に向けたスケジュール、推進に向けた取り組みの概要について検討が行われました。

東北農政局からは、環境にやさしい農業に取り組むための施策として「みどりの食料システム戦略推進の取組状況」、みどりの食料システムの認定制度「みどり認定」について情報の提供が行われました。

有機農業の実践者の方からは、推進に向けた課題や改善策等についての御提案をいただき、活発な意見交換が行われ有意義な話し合いとなりました。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144


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令和5年度第1回亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2023年11月08日 14時51分30秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和5年10月12日に、当普及センターで今年度第1回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。

 この検討会は、当普及センターで取り組む普及指導活動の実施状況について外部有識者等から活動手法や内容などの評価と課題解決に向けた助言をいただくため、年度内に2回開催するものです。

 今回の検討会では、重点的に支援している活動について、進捗状況や活動成果などを説明しました。

 農業法人を対象とした活動では、法人等の維持・発展に向けた人材の育成確保や労務管理について改善策が具体化できたこと、いちごの若手農業者を対象とした若手農業者のネットワークづくり支援の取組を評価する等との意見をいただきました。また、農業の経営継承に向けて実践者視点での貴重な助言等をいただきました。

 委員の方々からいただきました助言について、今後の普及活動に活かしてまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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地域農業の将来を考える~座談会と先進地視察~

2023年11月08日 09時23分04秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

    大崎農業改良普及センターでは、プロジェクト課題として色麻町清水地区の法人化を軸にした将来の営農ビジョンの形成に対する支援を行っています。

令和5年10月29日、清水地区で先進地視察と合わせた座談会を開催しました。午前中に「視察先の農事組合法人みらいす青生に聞きたいこと」を、ふせんを用いたワークショップで整理し、皆で投票して選んだ質問を、午後からの視察で質問する初めての試みです。

明るい雰囲気で座談会が開催でき、参加者からは「ワークショップ形式は対面で研修会をするより意見を話し合えてよいと思う」とのご意見をいただきました。

午後からの視察では、農事組合法人みらいす青生の代表から丁寧に説明して頂き、座談会で事前に選んだ質問にもご回答頂いたことで、より理解が深まったと感じます。

清水地区では今後、このふせんを用いたワークショップ形式の座談会を展開していきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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南三陸町認定新規就農者の就農状況を確認しました

2023年11月08日 07時31分18秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 南三陸町では、現在、4名の認定新規就農者が農業次世代人材投資事業等を活用して果樹やせり、藍の栽培に取り組んでいます。

 令和5年10月24日、南三陸町と県の担当者によるサポートチームで就農状況確認を実施しました。当日は、ほ場において、栽培管理の状況が適切か、現状の収量が目標に比べてどうか、労働力が確保されているかといった栽培・経営状況について確認しました。 

 就農年数は4名それぞれですが、将来の目標や次のステップに向けて、勉強を始めたり農地の確保に動いたりしている様子から、新規就農者として定着し、経営者としての自覚が芽生えていることが伺えました。

 当普及センターでは、認定新規就農者ごとに2人の普及員を配置して、定期的に巡回指導を行っているほか、就農希望者には市町と連携して相談に応じ、本人の意向を確認しながら就農支援をしており、引き続き、新規就農者に寄り添った活動を継続していきます。

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

 


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令和6年度普及指導計画作成に向けた関係機関との連携

2023年11月07日 18時17分50秒 | ⑩要請・緊急対策,その他

登米圏域では、地域の農業振興に向けて行政や農業関係団体と緊密に連携をとり、事業推進を行うことを目的に「登米圏域の農業振興に関する情報連絡会」を開催しています。

去る11月1日に、今年度第2回目となる情報連絡会を開催し、今回は令和6年度の普及計画作成に向けて、情報交換を行いました。

登米市からは、資材価格高騰への対応など、生産コスト削減に向けた取組や、地域計画作成に向けた支援、ほ場整備予定地区の担い手育成に向けた支援などについて意見をいただきました。JAみやぎ登米からは園芸振興や「みどりの食料システム戦略」への対応に向けた取組の支援などについて、意見をいただきました。

登米農業改良普及センターでは、今回の意見も参考としながら、令和6年度の普及計画作成に取り組んでまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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