宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会の移動研修会が開催されました

2023年11月17日 15時06分05秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年11月13日、気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会の移動研修会が開催され、グループ員17名が参加しました。

 今回は、食肉加工の知識と技術を習得するため、(株)伊豆沼農産でウインナーの手作り体験を行いました。参加者全員が初めての経験であり、手作りの工程を興味深く学びました。また、ボイルしたウインナーの試食が提供され、市販品とは違う味や食感に感動した様子でした。

 続いて、場所を移して、登米地域農村生活研究グループ連絡協議会との交流会が行われました。登米地区連からの活動紹介の中で、「行事に積極的に参加して幅広く学び、自分の成長の糧にする」といった発表にうなずき、共感するグループ員も見受けられました。最後に、隣合う地区連であることから今後も繋がりを継続することを確認して終了しました。

 普及センターでは、引き続き女性農業者の活動を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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石巻地域ばれいしょ実績検討会を開催しました

2023年11月17日 09時35分03秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年11月6日に石巻合同庁舎で「石巻地域ばれいしょ実績検討会」を開催しました。当日は(株)カルビ―ポテトとの契約栽培で大規模にばれいしょを栽培している農業法人4社や(株)カルビ―ポテトの現場担当者、JAいしのまきの営農担当者等の参加がありました。

初めに普及センターから今年の気象経過やばれいしょの収穫量等の情報提供を行った後に、法人による意見交換を行いました

「植え付け」、「栽培管理」、「収穫・規格外いもの取り扱い」の3点をテーマにした意見交換では、「ほ場選定の重要性」や「生産者同士が近接ほ場で相互に状況を確認しながら栽培することのメリット」、「防除回数が収量に影響する」などの有益な情報が得られました。

一方で、排水性が悪く、地力のないほ場での栽培や薬剤散布回数と薬剤コストなどの課題が検討されました。

一部の法人では出荷収量で3t/10aを超える豊作となりましたが、なお乗り越えなけばならない課題があります。

普及センターではこうした課題に対応すべく、(株)カルビ―ポテトやJAいしのまきと協力し,石巻地域におけるばれいしょ作付けの拡大に向けた取組を推進していきます。

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター TEL 0225-95-1435 FAX 0225-95-2999

 


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