宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

管内ベテラン女性農業者に事務所若手職員が学ぶ!

2023年11月14日 11時16分38秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 加美町小野田にある農家民宿「花袋・天王」は、田舎料理と四季を通じた自然体験・農業体験ができる農家民宿として平成13年のオープン以来、県内外から観光客等が訪れる人気の農家民宿です。民宿の代表である加藤重子氏は、農事組合法人「やくらい土産センターさんちゃん会」の代表理事も務め、管内の女性農業者のトップランナーとして今も精力的に活動しています。

 加藤代表のこれまでの取組を伺うため、11月9日(木)に北部地方振興事務所若手職員が農家民宿「花袋・天王」を訪れました。野菜たっぷりのおいしい料理をいただきながら、和やかな雰囲気の中、加藤代表から、農家民宿を始めるきっかけや土産センターの立ち上げなど、40年近くにわたる活動内容をお話いただきました。

 当事務所の若手職員は、農業以外の部署の職員もおり、普段接することのない管内のベテラン女性農業者の話を興味深く伺っていました。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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「輝け農業女子!機械セミナー(その2)」を開催しました

2023年11月14日 10時43分56秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和5年10月24日に、県庁農業振興課と亘理農業改良普及センターが主催し、岩沼市内のヤンマーアグリソリューションセンター仙台及び農事組合法人林ライスの水田ほ場において、「輝け農業女子!機械セミナー」を開催し、女性農業者や機械操作に不慣れな農業法人の若手従業員等20人(当センター管内からは16人)が参加しました。

 午前はヤンマーアグリジャパン株式会社の担当者から、スマート農業とは何か、スマート農業でどのようなことができるのか、農作業事故が多い現状と農作業事故を防ぐための安全な農業機械の使い方等について、プレゼンテーションソフトにより講義がありました。県内においても農作業中の死亡事故が多いこともあり、参加者は熱心に耳を傾けていました。

 午後は、稲刈りが終了した水田ほ場で57馬力のトラクタ2台を使用し、耕耘作業の実習を行いました。参加者からは、「始めは緊張したが、楽しかった」「真っすぐ耕耘するのが難しかった」等の感想が聞かれました。参加者全員が耕耘作業を体験した後には、実習で使用したトラクタを使用して、講師による自動操舵の耕耘を見学するとともに、参加者も実際にトラクタに乗り、自動操舵を体験しました。

 普及センターでは、今後も女性農業者等への支援を行っていきます。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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令和5年度 枝もの用クロマツ広域現地検討会を行いました。

2023年11月14日 08時23分02秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年11月2日、株式会社南三陸Pine Proの出荷調製施設を会場として、県主催による枝もの用クロマツ広域現地検討会を開催し、宮城県クロマツ研究会員(12名)及び栽培希望者(3名)、県関係者(9名)が参加しました。
 検討会では、検討会前日の11月1日から始まった枝もの用クロマツの出荷調製作業を見学し、出荷用の規格や選別方法について学びました。
 昨年度は、クロマツを収穫したほ場で古い枝や不要な松葉の除去を行い、太さ別に粗選別を行っていましたが、今年度は新たに建設された出荷調製施設内で枝葉除去作業を行い、クロマツ用の選花機を利用して出荷調製作業の効率化に取り組んでおり、昨年度とは異なった調製作業方法に多くの参加者は感心していました。
 県では、県内各地に枝もの用クロマツ産地を作ろうと計画しており、今後は、3月上旬にクロマツの苗を掘り上げる作業があるので、この作業を見学する研修会を開催する予定です。


出荷規格について説明を聞く参加者

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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