宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第1回JA南三陸管内畜産共進会開催

2018年08月10日 16時35分18秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 <審査の様子>

 気仙沼市営放牧場モーランド・本吉を会場に,8月8日に第1回JA南三陸管内畜産共進会が開催されました。これまで繁殖和牛の共進会は気仙沼市と南三陸町でそれぞれ開催してきましたが,畜産農家の減少対策や地域の畜産振興対策として,JA南三陸を中心に実行委員会を組織し,気仙沼,本吉町,南三陸町3和牛改良組合から,28頭が出品されました。

 発育・資質・種牛性に富む牛が数多く出品され,出品者たちの日頃の改良と飼養管理の成果を競い合う機会となりました。どの牛も大変素晴らしいものでしたが,その中でも特に発育や種牛性の優れた牛が各部門のチャンピオン牛として選出されました。

 また上位入賞牛の中から,9月14,15日に開催される宮城県総合家畜共進会へ出品される代表牛が選定されます。県の共進会でも,気仙沼・南三陸地域の代表として上位入賞することが期待されます

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

 

 

 


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剪葉機を用いた大豆摘芯技術の実演会を開催しました

2018年08月09日 15時15分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

                                            <摘芯機実演の様子>

 平成30年7月27日(金)栗原市志波姫地区の(農)iファームほ場で,大豆の収量・品質の向上に向けた新技術の普及活動の一環として,剪葉機を用いた大豆摘芯技術の実演会を開催しました。実演会は栗っこ農業協同組合の転作大豆栽培講習会に引き続いて実施し,生産者17名が参加しました。

 大豆は生育が旺盛になると蔓化し,収量・品質の低下要因となります。大豆の開花期前に主茎の生長点付近を剪葉機で摘芯することにより草姿が整い,蔓化による収量・品質の低下を抑えることができます。栗原管内では,他の品種より蔓化しやすい「ミヤギシロメ」が大豆作付面積の約6割を占めており,摘芯技術の導入により,蔓化のリスクを軽減させ,大豆の生産性を向上させることが期待できます。

 当日は,生産法人が保有するブームスプレーヤ-に(株)丸山製作所製摘芯機を装着し,実演を行いました。摘芯の時期や摘芯機の操作法等について,現地検討しました。また,摘芯刃の製造会社である落合刃物工業(株)の担当者から管外における摘芯の状況などについて紹介いただきました。

 今後,生育調査や収穫時の作業性,収量を比較し,摘芯の効果を確認し,管内大豆の収量・品質の安定・向上に向けた取組の一つとして推進していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-5795・6144


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乳用牛群改良組合の研修会が開催されました

2018年08月08日 18時33分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

〈ストレスの少ない環境〉

 

 平成30年7月27日(金),県北乳用牛群改良組合の通常総会に併せて研修会が開催され,30名が参加し,普及センターから『乳牛のプロバイオティク飼料の活用』という演題で搾乳牛の薬に頼らない高体細胞対策やプロバイオティクスの免疫機能性などについて情報提供しました。また,昨年度,普及センターの仕事の一つである調査研究で実施した試験結果も紹介しました。この試験は特に暑熱期の体細胞低減を目標に県内3戸の検定農家,飼料添加物メーカの協力をいただき,枯草菌給与が乳生産性に与える影響を牛群検定成績を活用し検討したもので,暑熱期でも給与の有用性が確認されています。今年は長期にわたり暑熱による影響が予想されることから,牛群の管理に利用されることが期待されます。

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296


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仙南地域トルコギキョウ研修会を開催しました

2018年08月08日 16時33分33秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月27日(金),大河原農業改良普及センター主催の「仙南地域トルコギキョウ研修会」を開催し,JAみやぎ仙南花卉部会,関係機関合わせて37名の参加がありました。これまで研修会は男性中心でしたが,女性生産者からの要望もあり参加を呼びかけたところ,御夫婦での参加が多くみられました。
 JAみやぎ仙南花卉部会では,8年ほど前から,冬場の燃油高騰をきっかけに,輪ぎくより管理温度が低いトルコギキョウに切り替える農家が増加し,現在,白石市,角田市,柴田町で21名がトルコギキョウの生産に取り組んでいます。
 今回は,講師に花き栽培コンサルタントの久保田芳久氏をお招きし,「高品質なトルコギキョウ生産のポイント」をテーマに,トルコギキョウの特性に合わせた施肥管理,連作障害対策,高温期や低温期の管理について,他産地の事例を交えて講演いただきました。
 参加した生産者からは多くの質問が出され,高品質生産への意欲が感じられる有意義な研修会となりました。
 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班
      TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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JAあさひな農協繁殖牛共進会が開催されました

2018年08月08日 10時08分45秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成30年7月27日(金),JAあさひな主催の『第19回JAあさひな繁殖牛共進会』が,みやぎ総合家畜市場で開催されました。例年にない暑さの中での開催となり,牛と人には少々厳しい天候でしたが,JAあさひな農協管内の繁殖農家から選りすぐりの繁殖牛37頭が出品され,4つの部門ごとに最優秀賞牛・優秀賞牛が選定されました。昨年の第11回全国和牛能力共進会宮城県大会での宮城県の活躍を受け,次回の鹿児島大会に向け県内畜産農家及び関係者一丸となって新たな挑戦にがんばっている中,ここあさひなの地においても確実な歩みが見られた一日でした。当普及センターでは今後とも管内の肉用牛改良に関係機関と一体となり支援します

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班 先進技術第2班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296

 


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ワークショップ「東鹿原の魅力再発見」を開催しました

2018年08月08日 08時25分50秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  加美町の中央部,中山間地帯に位置する東鹿原(ひがしかのはら)地区は稲作を中心とした農業が行われています。当地区は「薬師の湯」や「やくらい土産センター」などの有力な集客施設を有する加美富士「薬莱山」のすぐ近くの風光明媚な立地にあり,今後,グリーン・ツーリズムなどで都市部との交流を展開していくことにより,地域をより活性化させることができると考えられます。
 そこで普及センターでは,当地区の農観連携による魅力ある地域づくりを推進するため,平成30年7月31日にワークショップ「東鹿原の魅力再発見」を開催しました。
 講師には宮城県農村振興施策検討委員等国や県などの多くの公職を努められ地域振興の分野で活躍されている株式会社東北地域環境研究室の島谷留美子専務取締役をお迎えしました。
  はじめに「”住んで良し,訪れて良し”のまちづくり」~一歩踏み出す勇気が地域を変える~と題した講演をいただき,自分たちの地域をどういう地域にしたいのかについて目標を共有すること,農観連携を深め,域内調達率を高めることで地域に大きな力がつくこと,また,元気な地域をつくるには活性化の原動力となる「元気な人」をつくることなどのお話がありました。
 続いて行われた参加者全員で東鹿原の良いところを自由に意見発表する「我が東鹿原 ふるさと自慢」では,風光明媚,春夏秋冬の季節毎の風景の美しさ,清流,空気などの自然の美しさ,食材が豊富,イベントが多い,災害に強いなどの意見のほか,複数の参加者から地域の魅力として重要な「人柄の良さ」,「連帯感の良さ」という意見発表がありました。
  最後にまとめとして,来たい人に何を発信するか,どういうところに来てほしいのかを考え意見交換を行って良いところを集約してみることや老若男女を問わず集落の個人それぞれが活性化の主役であることなどを確認しました。
 普及センターでは,今後も東鹿原地区の活性化に向け,より具体的な活動内容の検討とその実践に向けた支援をしていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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集落営農の法人化に向けた将来ビジョンの検討

2018年08月07日 16時20分11秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

                                              <発表の様子>

  栗原市若柳地区の八木営農組合では,今年の春から法人設立準備委員会を組織し,営農組合の過去の営農収支の取りまとめや集落内の農業機械の保有状況の調査等を実施してきました。

 今般,法人設立準備委員会では,八木地区の農業の将来像を「集落ビジョン」として取りまとめるため,集落の構成員,特に集落の女性に呼びかけて,7月20日(金)に「集落ビジョン検討会」を開催しました。

 当日は八木集会所を会場に,準備委員の7人の他に,集落から15人が参加(うち8人が女性)し,土地改良区や普及センター,農業農村整備部職員の支援のもと,検討会が実施されました。検討会では,参加者はテーマ別(農地,農作業,ひと,もの)に4班に分かれて意見やアイデアを出し合い,最後は取りまとめた結果について各班の代表者から発表しました。

 検討会の最終的な取りまとめは,改めて準備委員会で丁寧に整理し,「八木集落農業ビジョン(案)」として営農組合の構成員に示すこととしました。八木営農組合のこの取り組みは,今後の法人設立に向けて大きな一歩となりました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-5795・6144


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仙台秋保醸造所で醸造用ぶどうの勉強会が開催されました

2018年08月06日 16時21分54秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 宮城県ワイン産地形成広域連携協議会主催の醸造用ぶどう勉強会が6月からスタートし,平成30年7月31日に第3回目が開催されました。本協議会では仙台秋保醸造所を会場に,新規の醸造用ぶどう栽培者やワイン造りの担い手育成に向けて,醸造用ぶどうの栽培や醸造技術について年間20回程度の勉強会を開催する予定です。
 今回の勉強会では山梨大学ワイン科学研究センター客員教授の佐藤充克氏を講師に醸造用ブドウの栽培とワインを製造するのに重要となる香りに関する講義が行われました。また,仙台秋保醸造所のぶどう園において,高品質なぶどうを生産するための栽培管理について,新梢の伸長量や葉色などを確認しながら解説をしていただきました。参加者からは排水対策や摘葉処理について質問がでるなど活発な意見交換が行われました。
 普及センターでは今後も勉強会の開催支援をするとともに,農業・園芸総合研究所と連携しながら醸造用ぶどうの安定生産に向けた支援をしていきます。

 

 〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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直播の生育状況は? 水稲直播現地検討会を開催!!

2018年08月06日 16時10分35秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 水稲の省力技術として期待されている直播栽培面積は,登米市でも年々増加しています。平成30年産の栽培面積は,約408haと昨年より28ha増加しました(H29年 県全体2,583ha)。特に,代かきが不要で作業が楽な乾田直播栽培の面積が増加しています。
 7月18日に登米市,JAみやぎ登米との共催で,市内の水稲直播栽培者を対象に水稲直播現地検討会を開催し,関係機関も含め46名が参加しました。今回は米山地区の直播3ほ場を巡回しました。各担当農家から耕種概要等を説明いただき,普及センターからそれぞれのほ場の現在の生育状況や今後の管理について説明しました。今年は播種後好天に恵まれたことから,出芽は良好で順調に生育しました。参加者は,各ほ場の出穂日の予測や除草剤の効果などに関心を示し,説明に聞き入っていました。
 普及センターでは,稲作通信や現地検討会を通して情報提供し,管内における水稲直播栽培を支えていきます。

 <連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522


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JA仙台トルコギキョウ生産組合視察研修が開催されました

2018年08月06日 16時04分23秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

                                                 9月出荷のトルコギキョウ

 平成30年7月4日にJA仙台トルコギキョウ生産組合の視察研修会が開催され,JAあさひな花き部会の八鍬 光 組合長のトルコギキョウ・宿根かすみそう栽培とを視察しました。
 参加者は,JAあさひなにおけるトルコギキョウと宿根かすみそう栽培の歴史や出荷体制について研修しました。八鍬組合長の経営面積や,切り花品質の高さに感激していました。
 視察研修により,先進地の技術の高さに刺激を受け,これからの生産技術の参考にしたいとの感想がありました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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