水稲の省力技術として期待されている直播栽培面積は,登米市でも年々増加しています。平成30年産の栽培面積は,約408haと昨年より28ha増加しました(H29年 県全体2,583ha)。特に,代かきが不要で作業が楽な乾田直播栽培の面積が増加しています。
7月18日に登米市,JAみやぎ登米との共催で,市内の水稲直播栽培者を対象に水稲直播現地検討会を開催し,関係機関も含め46名が参加しました。今回は米山地区の直播3ほ場を巡回しました。各担当農家から耕種概要等を説明いただき,普及センターからそれぞれのほ場の現在の生育状況や今後の管理について説明しました。今年は播種後好天に恵まれたことから,出芽は良好で順調に生育しました。参加者は,各ほ場の出穂日の予測や除草剤の効果などに関心を示し,説明に聞き入っていました。
普及センターでは,稲作通信や現地検討会を通して情報提供し,管内における水稲直播栽培を支えていきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522