宮城県ワイン産地形成広域連携協議会主催の醸造用ぶどう勉強会が6月からスタートし,平成30年7月31日に第3回目が開催されました。本協議会では仙台秋保醸造所を会場に,新規の醸造用ぶどう栽培者やワイン造りの担い手育成に向けて,醸造用ぶどうの栽培や醸造技術について年間20回程度の勉強会を開催する予定です。
今回の勉強会では山梨大学ワイン科学研究センター客員教授の佐藤充克氏を講師に醸造用ブドウの栽培とワインを製造するのに重要となる香りに関する講義が行われました。また,仙台秋保醸造所のぶどう園において,高品質なぶどうを生産するための栽培管理について,新梢の伸長量や葉色などを確認しながら解説をしていただきました。参加者からは排水対策や摘葉処理について質問がでるなど活発な意見交換が行われました。
普及センターでは今後も勉強会の開催支援をするとともに,農業・園芸総合研究所と連携しながら醸造用ぶどうの安定生産に向けた支援をしていきます。
〈連絡先〉
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