宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台秋保醸造所で醸造用ぶどうの勉強会が開催されました

2018年08月06日 16時21分54秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 宮城県ワイン産地形成広域連携協議会主催の醸造用ぶどう勉強会が6月からスタートし,平成30年7月31日に第3回目が開催されました。本協議会では仙台秋保醸造所を会場に,新規の醸造用ぶどう栽培者やワイン造りの担い手育成に向けて,醸造用ぶどうの栽培や醸造技術について年間20回程度の勉強会を開催する予定です。
 今回の勉強会では山梨大学ワイン科学研究センター客員教授の佐藤充克氏を講師に醸造用ブドウの栽培とワインを製造するのに重要となる香りに関する講義が行われました。また,仙台秋保醸造所のぶどう園において,高品質なぶどうを生産するための栽培管理について,新梢の伸長量や葉色などを確認しながら解説をしていただきました。参加者からは排水対策や摘葉処理について質問がでるなど活発な意見交換が行われました。
 普及センターでは今後も勉強会の開催支援をするとともに,農業・園芸総合研究所と連携しながら醸造用ぶどうの安定生産に向けた支援をしていきます。

 

 〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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直播の生育状況は? 水稲直播現地検討会を開催!!

2018年08月06日 16時10分35秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 水稲の省力技術として期待されている直播栽培面積は,登米市でも年々増加しています。平成30年産の栽培面積は,約408haと昨年より28ha増加しました(H29年 県全体2,583ha)。特に,代かきが不要で作業が楽な乾田直播栽培の面積が増加しています。
 7月18日に登米市,JAみやぎ登米との共催で,市内の水稲直播栽培者を対象に水稲直播現地検討会を開催し,関係機関も含め46名が参加しました。今回は米山地区の直播3ほ場を巡回しました。各担当農家から耕種概要等を説明いただき,普及センターからそれぞれのほ場の現在の生育状況や今後の管理について説明しました。今年は播種後好天に恵まれたことから,出芽は良好で順調に生育しました。参加者は,各ほ場の出穂日の予測や除草剤の効果などに関心を示し,説明に聞き入っていました。
 普及センターでは,稲作通信や現地検討会を通して情報提供し,管内における水稲直播栽培を支えていきます。

 <連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522


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JA仙台トルコギキョウ生産組合視察研修が開催されました

2018年08月06日 16時04分23秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

                                                 9月出荷のトルコギキョウ

 平成30年7月4日にJA仙台トルコギキョウ生産組合の視察研修会が開催され,JAあさひな花き部会の八鍬 光 組合長のトルコギキョウ・宿根かすみそう栽培とを視察しました。
 参加者は,JAあさひなにおけるトルコギキョウと宿根かすみそう栽培の歴史や出荷体制について研修しました。八鍬組合長の経営面積や,切り花品質の高さに感激していました。
 視察研修により,先進地の技術の高さに刺激を受け,これからの生産技術の参考にしたいとの感想がありました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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加工用馬鈴薯選別作業の安全を祈る

2018年08月06日 13時56分32秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年7月24日に,JAみやぎ登米が生産者や登米市,企業等関係者を集め,加工用馬鈴薯選別作業安全祈願祭を開催しました。
 JAみやぎ登米や登米市は,麦・大豆による転作に加え,キャベツなど土地利用型野菜の生産を進めています。その中で,平成28年の「宮城県ぽてと生産者協議会」設立を機に,(株)カルビーと連携した加工用馬鈴薯の栽培が始まり,平成30年には(有)ぐりーんずかみやま等4名が15.3ha栽培(県全体20名,栽培面積50.3ha)しています。
 JAみやぎ登米では,加工用馬鈴薯の収穫開始に合わせ,JAみやぎ登米短台倉庫に馬鈴薯選別機を整備し,今回,選別作業の安全を祈願し,試運転と作業手順の確認を行いました。
 今年は6~7月の好天に恵まれ,馬鈴薯の生育・収量は良好で,目標反収3t,数量442tを目指し,7月中旬から8月お盆前まで大型機械による収穫作業が行われています。
 普及センターでは,機械化一貫体系による加工用馬鈴薯の産地化に向け,JAや市,企業等関係者と連携して支援を引き続き行っていきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター
〒987-0511登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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【ふさすぐりプロジェクト】第2回アドバイザー派遣を行いました!

2018年08月06日 13時00分56秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

     
              <研修会の様子>                   <「花山」と「ふさすぐり」のキャッチフレーズ>

 平成30年7月19日(木),今年度普及センタープロジェクト課題「中山間地域における小果樹類の加工品開発及び生産振興」の活動の一環として,ふさすぐりの栽培者,加工取組者及び関係機関の方々計14名を集めた第2回目の研修会を開催しました。

 今回もアサーティブ&シーエス代表の桜井真理子先生を講師に,「ふさすぐりの加工」と「花山のブランディング」について研修しました。参加者は,加工品の開発にあたっては,供給力の把握や販売期間の設定,商品開発に至ったストーリー設定等が必要であること,既存のもの同士の組合せや既存のものの上位化・洋風化,シリーズ化,素材のランクアップ等がキーワードになること,パッケージのラベルの書体等も重要であること等を学びました。また,ブランディングについては,「花山地区」を一言で表現するキャッチフレーズと「花山産ふさすぐり」のブランド名のアイデア出しを行い,次回以降の研修会でのロゴマーク作製につなげることとしました。その後,前回からの宿題である,ふさすぐり加工品のアイデアや試作品を各参加者が披露しました。「ふさすぐりの種のジャムとロールパン」や乾燥させたふさすぐりを使った「ふさすぐりのバターケーキ」等のほか,一迫のさとう洋菓子店さんが既に販売している「リンツァートルテ」も味わいました。ふさすぐりの鮮やかな赤色と酸味をうまく活用できれば,良い加工品に仕上がると思われました。

                      
                            <参加者の試作品と販売商品>

 普及センターでは,栽培者や加工取組者の個々の取組を支援し,花山のふさすぐりの付加価値向上を図っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-5795・6144

 

 


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