宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

石巻地域園芸作物振興研修会

2014年03月31日 16時17分08秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

3月5日に石巻管内の園芸作物生産者を対象にした,石巻地域園芸作物振興研修会が開催されました。今年度は,新たに立ち上がる園芸団地や園芸部門を拡大する農業法人を中心に約70名の参加がありました。

  基調講演として,(独)農研機構東北農業研究センターより上席研究員山崎篤氏,サンフレッシュ松島より代表取締役内海正孝氏に講演いただきました。山崎氏からは,石巻地域の気候を活かした長ねぎ栽培の作付け体系および抽だい防止理論について,内海氏からは大規模農業経営に関してこれまでの歩みや経営理念について講演いただきました。
 
参加者からは非常に勉強になった,販路開拓の刺激になったという声をいただき,今後の石巻地域園芸の発展につながることを期待したい。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター      先進技術第2班
 TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渡波地区3年ぶりの水稲作付に向けて

2014年03月31日 16時02分04秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 石巻市渡波地区では農地が津波被災を受け,水稲の作付が出来ませんでした。
 平成26年度から3年ぶりに作付けが可能となったことを受け,地元農業者から農地除塩後の影響や水稲栽培について勉強をしたいという要望があり,「復興後の稲作栽培管理」について研修会を開催しました。
 研修会では普及センターの小野寺技術主幹から,除塩ほ場の施肥設計・水管理・雑草防除等について説明を行いました。また、作付け予定農地からサンプリングした土壌については,分析後,栽培農家に結果を報告することにしました。
 説明の後,農業者からは多くの質問が出され,活発な意見交換が行われました。     
 普及センターは今後とも,農業者が安心して復旧農地に作付が出来るよう技術支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター      先進技術一班  
 TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999
         


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「春告げやさい栽培マニュアル・料理レシピ集」を作成しました

2014年03月31日 09時26分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 管内の特産である春告げやさい(※)は,生産量や新規栽培者の伸び悩みが課題であり,流通業者から供給の安定化が求められています。

 そこで,本吉農業改良普及センターは,JA南三陸と連携して,春告げやさいの栽培マニュアルを作成しました。各品目の栽培管理について,栽培経験がない方でもわかりやすいように説明しています。

 また,他地域の消費者にはまだ馴染みが薄いため,「どう調理して良いかわからない」という意見もありました。調理方法を知ってもらい,春告げやさいが浸透するよう,料理レシピ集も併せて作成しました。

 栽培マニュアルとレシピ集は,平成26年3月22日に開催された,「春告げやさい関連商品試食会」で発表しました。今後,生産者に配布される予定です。

 春告げやさいの生産量拡大及びブランド化を目指し,今後も尽力していきます。

※南三陸春告げやさい:気仙沼市,南三陸町で1月~3月に収穫される,なばな,春立ち菜,アスパラ菜,ちぢみほうれんそう,ちぢみ小松菜,ちぢみゆきな,ふきのとうの7品目を指します。

参照:ぷれ宮夢みやぎ http://www.premium-miyagi.jp/lineup/harutugeyasai.html

<連絡先>

本吉農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

電話 0226-29-6044


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「春告げやさい関連商品試食会」が開催されました

2014年03月31日 08時59分05秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 3月22日,南三陸町志津川のホテル観洋で,JA南三陸主催の「春告げやさい関連商品試食会」が開催されました。今年度は,キリングループから,被災地支援の一環である「キリン絆プロジェクト」として,地域農業ブランドの育成,6次産業化の支援を受けています。

 中間報告として,冬から早春に収穫される,ちぢみほうれんそうなど7品目を使用したおひたしや,「春告げ丼」,「春告げ天(かまぼこ)」,「春告げろーる(菓子)」などの関連商品が紹介されました。

 試食した流通業者からも,「野菜に甘みがあって美味しい」「力を入れて販売したい」という声が聞かれました。

 また,本吉農業改良普及センターは,JA南三陸と連携して,春告げやさいの栽培マニュアルと料理レシピ集を作成し,試食会で配布しました。春告げやさいの生産量拡大及びブランド化を目指し,今後も尽力していきます。

<連絡先>

本吉農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

電話 0226-29-6044


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする