宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

先進地視察研修で交流を深めました

2014年03月19日 15時51分24秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 3月3日から4日にかけて、登米市農業青年クラブでは先進地視察研修を行いました。初日の視察先である栃木県宇都宮市の農業機械製造メーカー工場見学では田植機・コンバイン製造の様子を見せていただきました。クラブ員は日頃使っている農業機械に関心が高く、機械の構造などについて活発に質問していました。2日目の視察先の福島県東白川4Hクラブ視察では,はじめにいちごの栽培を行っているクラブ員のハウスを視察しました。ハウスでは「ふくはる香」という福島県のいちご品種を土耕で栽培しています。いちごとにんにくを一緒に植えてアブラムシの害を抑えている、などといったイチゴ栽培の工夫をお話をしていただきました。続いて自らそばを生産し、加工・販売しているクラブ員のお店を視察しました。登米市4Hクラブでもそば栽培を行っていることから、そばの種まきの時期や刈取り適期などについて積極的に質問していました。登米市農業青年クラブ員は「今回教わったたことを次のそば栽培に生かしたい」と話していました。
 今後も普及センターでは農業青年クラブ活動を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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平成26年水稲種子生産に向けた研修会の開催

2014年03月19日 08時38分52秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

当普及センター管内には,4つの水稲採種組合があり,県内産水稲種子の56%を生産しています。
 そのうち,3つの水稲採種組合で翌年の種子生産に向けた研修会が,平成26年3月8日,10日,11日に開催されました。
  今回の研修会では,前年の反省点を振り返り,今年の課題と来年の管理のポイントについて普及センターから説明しました。種子の生産は通常の栽培と異なり,異株,異品種の抜き取りや,雑草,病害虫の防除など,より細心な注意と多くの労力がかかります。
  また近年は,環境にやさしい農業の普及により,種子に感染していてはいけないイネばか苗病の発生が増加しており,優良な種子生産が脅かされています。研修会では,ばか苗病対策についても検討し,周辺ほ場を含めた見回りの強化や,ばか苗罹病株の抜き取りを徹底していくように指導しました。
  水稲種子生産は,安全・安心な米の生産に向けた第一歩として重要な事業です。大崎普及センターでは,これからも水稲採種組合の水稲種子生産を支援していきます。

<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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