水戸梅日記

水戸・いばらき

農協の大罪

2009-07-28 | 読んだ本
農協の大罪 (宝島社新書) 農協の大罪 (宝島社新書)
価格:¥ 700(税込)
発売日:2009-01-10

 

 

 過激な本ですが、おそらく真実が書いてあります。

 (元農林官僚の方が書いた本です。)

 

 食糧自給率40%、

 衰退の一途を辿る日本の農業。

 

 その背景には、農協・農水族・農水省という

 「農政トライアングル」がある。

 

 農業の振興を図るはずだった3つの基本的な制度

 食管制度・農地制度・農協制度が日本農業の発展を阻んだ。

  

 要となるべき“農業”団体の農協が、農協を衰退させ

 農業を犠牲にすることで発展するという事態。

  

 GDPに占める農業の割合は1%に過ぎないのに

 日本の成人人口の1割が、農協の職員、組合員、准組合員。

 

 

 でも、現状を憂えるだけでなく

 強い農業を目指した主張も展開しています。

 

 農産物の価格を下げ、対象農家を絞って

 直接支払いという補助金を交付することや

 

 兼業農家のための農協ではなく

 考える農業者のための「専門農協」をつくるとか。
 

 

 あとは、実行に移すのみという気がします。

 

 

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