農協の大罪 (宝島社新書) 価格:¥ 700(税込) 発売日:2009-01-10 |
過激な本ですが、おそらく真実が書いてあります。
(元農林官僚の方が書いた本です。)
食糧自給率40%、
衰退の一途を辿る日本の農業。
その背景には、農協・農水族・農水省という
「農政トライアングル」がある。
農業の振興を図るはずだった3つの基本的な制度
食管制度・農地制度・農協制度が日本農業の発展を阻んだ。
要となるべき“農業”団体の農協が、農協を衰退させ
農業を犠牲にすることで発展するという事態。
GDPに占める農業の割合は1%に過ぎないのに
日本の成人人口の1割が、農協の職員、組合員、准組合員。
でも、現状を憂えるだけでなく
強い農業を目指した主張も展開しています。
農産物の価格を下げ、対象農家を絞って
直接支払いという補助金を交付することや
兼業農家のための農協ではなく
考える農業者のための「専門農協」をつくるとか。
あとは、実行に移すのみという気がします。
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