水戸梅日記

水戸・いばらき

アートは地域を救えるか

2014-12-01 | 県外

 別府で、藻谷浩介さんの「アートは地域を救えるか?」という

講演を聞く機会がありました。

  

「アートと地域は親和性が高く、地域活性化の切り札とされているようだが、本来アーティストは、自由であり、その地域に入り込んでいく必要はないのでは・・・。実際にアートで地域活性化に取り組んでいる事例を調べたけれども、少子化に歯止めがかかっている場所はなかった。少子化に歯止めをかけるのには、地域外に出ていくお金を減らし、地域内に残るようにすることが必要。今後は、高齢者の介護などにお金がかかるので、今アートに回っている自治体の予算はなくなっていく。これは確実。里山資本主義的なおススメは、高齢化が深刻になる東京よりも、地域で自給自足的な暮らしをしながら、芸術活動を行うことか?千年後、コンクリートの建物は残ってないと思うけど、田んぼとアートは残っているかも!」

   

  

日本では、現在、おそらく2000程度の

アートプロジェクトがあるのではとのこと。

  

鳥取芸住祭吉原芸術大サービスなど

様々な地域のアートプロジェクトを知ることができました。

 

  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国東半島芸術祭 | トップ | 水郡線SL運行 »

コメントを投稿