別府で、藻谷浩介さんの「アートは地域を救えるか?」という
講演を聞く機会がありました。
「アートと地域は親和性が高く、地域活性化の切り札とされているようだが、本来アーティストは、自由であり、その地域に入り込んでいく必要はないのでは・・・。実際にアートで地域活性化に取り組んでいる事例を調べたけれども、少子化に歯止めがかかっている場所はなかった。少子化に歯止めをかけるのには、地域外に出ていくお金を減らし、地域内に残るようにすることが必要。今後は、高齢者の介護などにお金がかかるので、今アートに回っている自治体の予算はなくなっていく。これは確実。里山資本主義的なおススメは、高齢化が深刻になる東京よりも、地域で自給自足的な暮らしをしながら、芸術活動を行うことか?千年後、コンクリートの建物は残ってないと思うけど、田んぼとアートは残っているかも!」
日本では、現在、おそらく2000程度の
アートプロジェクトがあるのではとのこと。
様々な地域のアートプロジェクトを知ることができました。
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