切羽へ 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2008-05 |
第139回直木賞受賞作 「切羽へ」
「切羽」とは、トンネルを掘っていく一番先のことで
それ以上先には進めない場所。
静かな島で、夫と幸せな日々を送る妻の前に
ある日、一人の男が現れます。
夫を愛していながらも、その男に惹かれる妻。
そして、二人はそれ以上先へ進めない場所へ
向っていく・・・というお話です。
一度目は、結末が気になって仕方なく、
慌てて読んでしまいましたが、
結末を知った二度目は、安心して(?)
妻の心の動きを追っていくことができました。
丹念に描かれる妻の一挙一動と一言一句は、
とてもぎこちないのですが、でも、だからこそ、
行間から押さえきれない思いが立ち昇ってくるのだと思いました。
(この辺が作家の技量でしょうか。)
それにしても。
なんで心って、揺れちゃうんでしょうね。
(不思議です。)
ブログも確認しました。なんだかカッコイイですねー。
是非、近いうちに・・・。
コメントの件、了解しました。
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不動心・・・、絶対にムリだと思う今日この頃です。
年を取っても心は強くならないことがわかってきて、なんだか不安になったりします。