水戸梅日記

水戸・いばらき

世界遺産 日光の社寺

2010-11-09 | 栃木

Cimg6042_2『いち乙女』旅行のスペシャル企画が、

日光の「世界遺産ツアー」。

    

ガイドは、初めて会うにもかかわらず・・・、

ぶらっと!(ブログ)では旧知の仲の日光の達人に依頼。

 

案内を快く引き受けてくださり、

また、事前には、たくさんの情報をいただきました。

 

Cimg6046日光というと、徳川家康のイメージが強いですが、

766年に勝道上人が四本龍寺を開いたのが起原。

   

世界遺産としては、3つの基準を満たして、

平成11年に、日本で10番目に登録。

  

難関は、日光山内を国史跡にすることだったそう。

(水戸も参考になるかも・・・。)

  

 

Cimg6056Cimg6054遠近法が使われた石段を登ると、

東照宮の表玄関となる「石鳥居」。

 

九州から来た石を組み合わせており、

扁額の大きさは、なんと!畳一畳分。

   

鳥居の下にある、一枚の石なのに、ニ色のお天気石。

雨が降りそうになると、同じ色になるそうです。

   

 

Cimg6063五重塔の正面には、東の方位を表す「寅・卯・辰」。

(これは、「家康・秀忠・家光」の干支でもあります。)

 

同じ大きさの屋根は、5層目の垂木だけが、放射状。

1~4層目は、垂直なのに・・・、何故?

 

(答えは、建物は完成した途端に崩壊が始まる

という思想に基づいているからだそう・・・。深っ。)

 

 

Cimg6069『春秋渡御祭』の道具を納める「上神庫」

軒下の象は、象を見たことのない狩野探幽が想像して描いたそう。  

 

     

Cimg6071Cimg6075「三猿」で有名な「神厩舎」。

猿は馬を病気から守るとされたそう。

   

全部で8面ある彫刻は、猿の人生を表しています。

ちなみに、下が、「恋に悩むステージ」の猿。(女猿は気まま。)

 

  

Cimg6078職人の技を結集した「陽明門」。

508の彫刻で飾られた、別名「日暮門」。

  

この門を臨む場所に、パワースポットがあります。

(陽明門は、江戸から北極星の方向。)

 

冷蔵庫内のビールのラベルになった

霊獣のモデルもここにいます・・・。

 

     

Cimg6087家康のお墓を守る「眠猫」。

唯一の眠っている彫刻です。

  

真裏には、雀の彫刻。

平和な世の中を祈ったそうです。

 

達人のおかげで、日光に関する豆知識が、一気に増えました。

(私が、水戸検定を受けたのも達人の影響なのです。)

  

日光は、外国人観光客が増えていますが、

観光後は、すぐに京都や大阪などへ行ってしまうので、

 

できれば、もう少し、北関東に滞在してもらいたい。

で、茨城と連携して、観光PRをするのが、最近の達人のお仕事。

  

 

Cimg6092_2Cimg6091有名な「ひしや」の羊羹が、午前中に売り切れていて

ガッカリしていたところに、

 

達人が薦めてくれたのが、「三ツ山羊羹本舗」。

一口タイプもあるのが、うれしいです。

  

三ツ山羊羹本舗

http://www.mitsuyamayoukan.co.jp/

  

 

Cimg6234落合商店の「元祖 志そまきとうがらし」も、

外せない一品だそう。

 

お店の奥で、家族がせっせと製造していますが、

販売に追いつかないほどの人気商品です。

 

元祖 志そまきとうがらし 落合商店  

http://www.shisomaki.com/

 

  

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しい充実した中身の濃い一泊旅行でしたね。 (maria)
2010-11-09 15:18:06
楽しい充実した中身の濃い一泊旅行でしたね。
日光東照宮は、短い時間の中で、いろいろ詳しいお話が聞けたので、ほんとに勉強になりました。
達人さんに感謝です☆
umekoさん、ありがとうございました。
東照宮に関して私もあとからフォローアップしようかな、、、と考えていたのですが、
「さすが!!」umekoさんの完璧な説明に脱帽です。こんな風にアップしていくのか・・・と、これまた
勉強になりました。
お部屋もご一緒できてありがとうございました。
また、次回も頼りにしちゃいそうです。
返信する
こちらこそ、いろいろありがとうございました。 (umeko)
2010-11-09 23:14:14
こちらこそ、いろいろありがとうございました。
那須だけにすれば、もう少しゆっくりできるかなぁとは思ったのですが、達人のガイドは私一人だけではもったいないと思い、頑張った日程にしてしまいました。
mariaさんは、いつも素敵で、前向きで、こちらこそご一緒できて光栄でした。
なんかいろいろ話せてスッキリしました。
自分のことは、わかっているようで全くわかっていなかったんだなぁと思いました。
また、どこか行きましょう!!
  
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