武家の女性 (岩波文庫 青 162-1) 価格:¥ 630(税込) 発売日:1983-04 |
著者である山川菊栄は、
女性解放運動の思想家だったそう。
幕末の水戸藩の下級武士の家に生まれ育った
「母」の思い出話をもとに
武士の家庭や当時の女性の暮らしが
どんなものだったか、詳細に描いています。
どうしても考えてしまうのが!
現代との対比・・・。
幕末から昭和初期というのは、物質的には貧しくても、
それなりに充実した毎日を送れていたようで、
「自由に生きてOK」ということで、
逆に「不自由」になってしまっている
現代という時代について考えさせられました。
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