「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

アンニャ・ライト in おきなわ

2008年06月04日 | Slow Life
マレーシアやタスマニアなどでエコ活動をしてきた、歌手のアンニャ・ライトを沖縄に招いて、イベントを行いました。

6/2(月)は、環境にまつわる幅広いテーマについて、気軽な雰囲気の中で、ゲストも来場者も気軽に「ゆんたく(=おしゃべり)」しましょうという第3回エコCafe。アンニャの他に、世界と日本を旅した末に、沖縄で民間の観光案内所を立ち上げた中村圭一郎さんをゲストに迎えました。

アンニャは、オーストラリアの森の映像を見せながら、ダム開発から森を守った結果、その森がエコツアーのメッカとなり、地域には収入を、来訪者には自然から得るエネルギーを与えることができた例を紹介。

さらには、エクアドルの森で、コンポストトイレや太陽熱による調理器など、自然の恵みを活かしてシンプルでも豊かな暮らしを体験するツアーに触れ、このようなツアーを通じて、モノに囲まれた普段の生活を見直すことにもなると語り掛けました。

中村さんは、オーストラリアのカンガルー島の映像を通じ、エコツアーを通じて地域の自然や文化を守ること、その沖縄での可能性などを話されました。また海人の写真集カレンダーを旧暦で作ったことを紹介、海人の暮らしの中には自然の移ろいをより的確に表す旧暦が今でも生きていて、季節を感じて生きることや自然と結びついた文化を守ることの大切さを語ってくれました。

最後は、山火事で他の動物たちが逃げる中、くちばしで水をポトリと落とし続けたハチドリの話をアンニャが紹介。温暖化という地球全体の火事に際して、一人一人ができることをやっていこうと、ハチドリの唄を17人の参加者みんなで歌いました。

フェアトレード店をやっている方から、環境について何をしていいかわからないという方までいましたが、
<身近な自然や人とのつながりを大切に生きることで心の豊かさが得られる>
<だから、一人一人ができることを少しずつでもやっていこう>
というメッセージは、多くの人の心に響いたようでした。

アンニャや中村さんの話に勇気付けられたという人も多く、Cafeのあとの食事会も盛り上がりました。

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