「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

小笠原紀行 ④

2007年01月11日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
年が明けて元旦。朝から、初日の出やダイビングへと忙しく出かける人を尻目に、
宿のおせち膳をゆっくり食べ、朝寝してから今度は村の海開きイベントへ。

日本一早い1月1日の海開きにあわせ、島の中高生によるフラダンス、
南太平洋から伝えられた南洋踊り、餅撒きなどが行われた後、いよいよ海開き。

海岸では水着姿になって海に飛び込む人々がはしゃぎながら水を掛け合っている。
ズボンの裾をまくって足をつけただけだが、私も「初泳ぎ証明書」をもらってきた。
気温20度強ということで、水はチョッと冷たいが、慣れてきて水の中にいる分には大丈夫。
陸に揚がって風に吹かれると寒いけどね。

ここでも、島の名物料理「ダンプレン」(小麦粉で作ったすいとんが入った洋風スープ)が
屋台で配られ、浜の奥ではウミガメの放流、手前ではその場で参加者を募る「丸太投げ大会」
が行われるなど、いかにも「島の行事」ということで、どことなくのんびりしている。
ちなみに、丸太投げ大会では、島の森に持ち込まれて繁殖し、在来種を脅かす「アカギ」を投げきって
島の自然を守る、と言う意味が込められているらしい。

その後、集落を見下ろす大神山のハイキングコースを歩き、のんびり宿に戻る。
平穏な一年の幕開け。



今日は、父島周辺クルーズ。特別自然保護地区の南島や兄島海中公園に行ったり、
船からはホエールウオッチング、ドルフィンスイミングを楽しもうというもの。

まずは、出航間もない湾内でなんとマンタに遭遇。いきなり飛び込んでマンタと泳ぐ人も。
その後は、南島に向かいつつ、ホエールウオッチング。ブロウ(潮吹き)はもちろん、
尾びれもはっきりと見え、ブロウの「ブシュゥー」という音が聞こえるほど近くで見れた。

ミナミバンドウイルカが水族館並みに数頭の群れを成して泳ぐ姿にも遭遇。
ウエットスーツ姿の人は次々に飛び込み、いるかとともに泳ぐ感覚を楽しんでいた。

その後は、兄島瀬戸の海中公園で、美しい海の中をシュノーケルまたは水中眼鏡で観察。
ロクセンスズメダイ、イシダイ、キイロハギ、ブダイなどが間近に見られる。
こんなことなら水着を持ってくるべきだったなーと思いながら、夕焼けと月を見ながら帰港。

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