「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

うるまの島々

2008年05月18日 | 沖縄の旅案内
うるま市には、伊計、宮城、平安座、浜比嘉、藪地(無人島)の橋で繋がった島と、船で15分の津堅島という島がある。

平安座島は、1970年代に広大な石油基地が建てられた島で、集落よりも石油基地のほうが幅を利かせている。昔は、ヤンバルと那覇を結ぶ船の船大工がいたり、海人がいたりと、船乗りの島として有名だったらしい。

宮城島は、今では伊計島への通過点となりつつあるが、中央部にこじんまりと昔ながらの集落がある。また、島の中央部の高台(タカハナリバンタ)からの眺めは素晴らしい。向かいの伊計島を取り囲む蒼い海が見える。

伊計島は、先端にリゾートホテルがたつ海中道路終点の島。殆どの観光客は、伊計ビーチやリゾートホテルを目指し、幹線道路から外れた昔からの伊計集落はひっそりと佇んでいる。

浜比嘉島は、琉球開闢の祖といわれる、アマミチュー、シルミチューの遺跡が残る島。特に、シルミチューが隠れ住んだといわれる洞窟を祀った拝所は、島の一番奥のひっそりとした木立の中に神秘的な雰囲気を残している。

島には、浜集落と比嘉集落の二つの集落があり、小学校は比嘉集落に、中学校は浜集落にあるのがオモシロイ。集落を歩けば、小さいながらも、あたいぐわーと呼ばれる自家菜園や、赤瓦による木造家屋など、昔ながらの雰囲気をよく残している。

集落をノンビリ散歩している途中、民家に囲まれた狭い路地の奥に見える蒼い海がなんともたまらない雰囲気だ。橋ができて本島から人が多く訪れるようになっても、このような雰囲気は変わって欲しくないなあ。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。