城塞都市・ルクセンブルクの発祥の地・ボックの砲台へ。ここは963年に砦が築かれ、その後17世紀まで何年にもわたって城壁が拡大・補強されてきた場所です。
このように城壁に穴として残る砲台跡。レプリカの砲身が置いてあるところもありますが、コロナで内部は見学できませんでした。
でも、崖の上にあるので絶景が楽しめます。崖下のノインミュンスター修道院と川下の市街地。
旧市街地から少し離れたボックの砲台から、旧市街地の方に戻る際、崖沿いの道を通ると、そこは「ヨーロッパで最も眺めの良いテラス」と言われる散歩道になっています。
振り返るとそそり立つ城壁とノインミュンスター修道院が…。
ノインミュンスター修道院の脇の橋が水面に反射しています。
ボックの砲台付近に見える昔の城壁を遠望。その奥に、欧州議会などがある近代的なヨーロッパ地区の高層ビルが見えます。
このように、中世からの城塞と近代的な都市、崖の上の市街地と落ち着いた崖下の街並み、レンガ造りの橋と緑という対比が楽しめるのがルクセンブルグの魅力でしょうか。