久しぶりに山梨で農作業。まずは小麦播き。
麦の粒を指3本で15粒ほどつまみ、そのまま土の中に第一関節まで入れる感じで麦を蒔き、土を軽くかぶせる。20cm間隔を空けてその動作を繰り返して麦を蒔く。一列蒔いたら60cm離してもう一列。
麦は一カ月ほどで出そろい、越冬する。霜柱で根が土から浮き上がるのを定着させるために、春先には麦踏を行う。それまで、標高1200m、マイナス15度になる寒さを耐えるなんてすごい生命力。
輸入小麦に押されて国内での栽培は少なくなってしまったが、昔はコメの裏作として、稲刈り後11月ごろに蒔いて、5,6月の田植え前に刈り取っていたらしい(関東の平野部では)。
しかし、製粉するのに手間がかかるため、加工品であるうどんやまんじゅうは、どちらかというと「ハレ」の日の食べ物だったらしい。そんなことを頭によぎらせながら、来春に向けて希望の種をまく。
その次は稲刈り。秋の夕日に黄金に輝く稲が見とれるほど美しい。鎌で稲をジュッと刈り取る音と虫の声に耳を澄ませながら、土と向き合い、ひたすら手を動かしていく。機械でやれば速いけど、このゆったりとした自然との対話は、手作業ならではだろうな。
収穫と種まきを体験できた秋の休日。合掌。
麦の粒を指3本で15粒ほどつまみ、そのまま土の中に第一関節まで入れる感じで麦を蒔き、土を軽くかぶせる。20cm間隔を空けてその動作を繰り返して麦を蒔く。一列蒔いたら60cm離してもう一列。
麦は一カ月ほどで出そろい、越冬する。霜柱で根が土から浮き上がるのを定着させるために、春先には麦踏を行う。それまで、標高1200m、マイナス15度になる寒さを耐えるなんてすごい生命力。
輸入小麦に押されて国内での栽培は少なくなってしまったが、昔はコメの裏作として、稲刈り後11月ごろに蒔いて、5,6月の田植え前に刈り取っていたらしい(関東の平野部では)。
しかし、製粉するのに手間がかかるため、加工品であるうどんやまんじゅうは、どちらかというと「ハレ」の日の食べ物だったらしい。そんなことを頭によぎらせながら、来春に向けて希望の種をまく。
その次は稲刈り。秋の夕日に黄金に輝く稲が見とれるほど美しい。鎌で稲をジュッと刈り取る音と虫の声に耳を澄ませながら、土と向き合い、ひたすら手を動かしていく。機械でやれば速いけど、このゆったりとした自然との対話は、手作業ならではだろうな。
収穫と種まきを体験できた秋の休日。合掌。