「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

激走、伊江島一周ハーフマラソン①

2008年04月16日 | 沖縄の旅案内
伊江島一周マラソン大会。以前にも訪れた伊江島だが、普段入れない西側の米軍演習場まで一周できるというので、多少不安はあったが、ハーフマラソンに申し込んだ。

島に着いてスタート会場のミースィ公園に入ると、幟が立ち並び、屋台と花が所狭しと並ぶなど、お祭り気分を盛り上げる。

ハーフの部のスタートになり、スタート地点に行く。2回目だからか、前回の海洋博記念講公園マラソンに比べて参加者が少ないせいか、思ったほど緊張しない。21Kmを2時間50分の制限時間内に完走できるだろうか・・・まあ、なんくるないさーという気持ち。

スタート直後、集団の中ほどでまずまずのスタート。でも、1Km過ぎた時点で思ったよりキツイ。なぜだ?体調も万全なはずなのに。時計を見ると1Kmを5分ペース。これは予想より速い。しかも、さっきまで曇っていたのに、日が差してきた。4月の15時過ぎの日差しは結構キツイ。しかもコース的に、内陸部を走るため、涼しい海風が感じられず、暑い。

我慢を続けて何とか3Km通過。思ったよりきつくて多少歩きながら呼吸を整えたりしたが、ようやく待望の米軍基地内に入る。

米軍基地内は、鉄条網で囲まれており、入ってすぐに伊江島灯台が左手に見えたほかは、何もない草原が続く。まあ、落下傘降下練習や米軍機の離着陸訓練が行われる場所だからかな。とにかく、米軍基地内という言葉とは裏腹にのどかな風景が続く中、上り坂を時折歩きながら進む。

海の向こうに伊是名島も見えてきたころ、金網を再び通り抜けて、米軍演習場から脱出。すぐに、「特攻部隊出撃の地」の碑が立つ壕を右手に見る。

やがて、伊江島のシンボル、タッチュー(城山)がタバコ畑の向こうに見える畑の中の道に出る。体調も落ち着き、快調になってきた。周りののどかな風景を写真に収めながら、順調に走る。