「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

沖縄歳時記 旧盆 エイサー③

2007年08月28日 | 沖縄の旅案内
旧盆の最終日、旧暦の7月15日は「ウークイ(お送り)」と称して祖霊を送る日で、
夜更けに線香をあげて紙銭を焼く行事を行います。
その後、紙銭を焼いた容器に仏壇の供え物の一部や線香の燃残りなどを入れ、
門前で線香をたいて祖霊を送るのですが、
これは今でもお盆の中で最も大事な行事と言われているようで、
職場の人も、夜十時に仕事が終わったら早く帰ってこいと言われているようでした。

そして、エイサーも、大きな音を立てて祖先をあの世にお送りする行事として、この日の夜に最高潮に達します。家の近くの松島青年会のエイサーも、見に行きました。

さらに、北谷町では、人気の若手歌手、与那覇徹松田一利がそれぞれ地謡(エイサーの唄と三線をやる人)を努める人気の高い青年団同志が、夜中の12時から、住宅街の真ん中の道路を車両通行止めにしてエイサーをやりあいます。車で30分かけて夜中に見に行ったら、凄い人ごみ!スーパーの前の路上でやるのですが、
脇の電話ボックスとか、銀行のATMのブースの屋根に人が鈴なりで、
この見物に集まる人が数百人!みんないつ寝るんだろう。。。
こうして、沖縄の暑い夜は更けていくのでした。。。