「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

鴨川自然王国、大山千枚田、がんこ山、三芳村自然塾

2005年07月08日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
自然王国、大山千枚田などがある鴨川に行く機会があったので、気になる箇所をいくつか見てきました。

三芳村自然塾
-元々は千葉大の学生が農業体験などをしに来ていたのを母体に、地域の世話人が中心になって運営している素朴な合宿所のようなところ。管理人が一人常駐し、居候や訪問者の受け入れなどの世話をしたり、自給用の畑と会員に米を販売する田んぼの手入れをしているとのこと。「自然派の宿」などでも紹介されている。ここを機に三芳村で就農したり田舎暮らししたりする人も多いらしい。のんびりとした自然の中で農作業したり、世話人の畑などに行って地域の農家との関わりを持ちながら夜は語り明かす、というのが定番のよう。

がんこ山
自然体験教室や自然エネルギー活用などを通じて、自然の中での生活技術を体感しようという施設で、ツリーハウス3棟とログハウス風のセミナーハウスで最大50人ほどが泊まれる。平賀さんのエネルギッシュなお話(自然エネルギー、建築、林業、自然と人間との関わりなど多岐に渡る!)をネタにいろいろと盛り上がれそう。ツリーハウスからの房総の山並みの景色もなかなか。

大山千枚田
東京から一番近い棚田百選。田んぼを作ったときの苦労はたいへんなものだったはずだが、穏やかな曲線を描きながら緑のうねりを作る千枚田の眺めは見事の一言で、見ている方も和やかな気分になれる。まさに自然と人間との協調による、暮らしの中の芸術品。

鴨川自然王国
細い途を上りきったところ、房総の山並みと物語に出てくるような里山の風景が見渡せる斜面に自然王国はあった。いつまでも眺めていたくなるようなのどかな風景の中、会員用の無農薬米とある程度の野菜を生産している。生産者と消費者をつなぎ、イベント等を通じて都会の消費者も生産の現場に関わるという理念を早くから体現していたことをうかがわせる。イベントにも来てみたい。