ブルーシャムロック

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細かいことはどうでもいいじゃないか。

2016-01-05 07:20:00 | 逆襲の藤隆
「私の生き方の転機になったのは中一で13歳の時の担任の先生だった。
私がどの部活をするか、迷っていた時、彼が顧問をしているテニス部に
入部することに決まった。彼は学生の頃からテニスが好きだった。
下手くそでも先輩に食いついていこうただそれだけだった。」
私、平賀知世は取り留めもないことを友人の一人である柿沼萌美に話して現在、
彼女の実家のある香川と岡山の県境の瀬戸内の街に来ていた。
私の恋人浅岡蓮次は萌美ちゃんの恋人、日下部浩一郎の家に止まっている
「浩一郎くん、蓮次さんよりバーミリオンのファンだからなぁ、大丈夫か」
萌美ちゃんは濡れた髪を拭きながらいう。
「そこら辺はじっくりと考えようよ。」
萌美ちゃんは少し考えて
「そうかなぁ。」
と一言呟いた。
「でも、萌美ちゃんと浩一郎君の水泳ってどんなの。いつも関東に来た時考えるけれども。」
私も質問してみた。
「水泳が上達するというよりは、精神の鍛錬が主体なんだ。」
と萌美ちゃんは答えた。
「だからかぁ。」
浩一郎くんと萌美ちゃんの水着を見て考えた。
どんな水着なのかは、想像に任す。
rrr
どうやら私のスマホらしい。
「うん。蓮次だ。浩一郎くんの水泳の練習を見るように約束された。」
蓮次くんだった。
「じゃあ、萌美ちゃんもだ。」
私はスマホ越しの蓮次くんの声を聞きながら、萌美ちゃんをみた。
電話を切ったあと、
「萌美ちゃんも浩一郎くんとまたプールで練習だね。」
と萌美ちゃんの方を見る。
「そうだよ。またおニューの水着かな。」
と萌美ちゃんは嬉しそうだった。
瀬戸内の夜は過ぎゆく。
コメント
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