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これは大人も楽しめる!シュールな絵本「はらぺこクトゥルフむし」

2016年06月17日 | 世界びっくりニュース
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 はらぺこあおむしという児童用の絵本をご存じだろうか?アメリカの絵本作家エリック・カールが1969年に出版したもので、日曜日の朝に生まれたあおむしが毎日ムシャムシャといろんなものを食べまくり、最後には立派な美しい蝶へと変身する。

 鮮やかで大胆なきり絵のような色使いと穴が開いた仕掛けが斬新で、世界中で愛読されベストセラーとなった。

 このはらぺこあおむしをベースに作られたのが「はらぺこクトゥルフむし」である。昨年キックスターターで資金募集され、目標金額を3倍以上うわまわる達成金額を得てついに商品化された。

 クトゥルフ好きなら要所要所にちりばめられたクトゥルフネタにぐっとくるはずだ。

 動画ではその音声にも注目したい。

The Very Hungry Cthulhupillar


◆はらぺこクトゥルフむし ベン・マンド作

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 それは星が輝く夜、「おや?海に沈んだルルイエに小さなお墓」
 お月様が空から見ていいました。

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 星辰がほぼ正しい位置についた日曜日の朝、お墓からぽんと大きなはらぺこクトゥルフが飛び出てきました。

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 クトゥルフむしはおなかがぺこぺこ
 とてつもない空腹感を和らげるため食べるものを探しはじめました。

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 月曜日、崇拝者をひとり食べました。
 まだお腹はぺこぺこです。

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 火曜日、準備不足の古物収集家をふたり食べました。
 やっぱりお腹はぺこぺこです。

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 水曜日、チャールズ・デクスター・ウォードの箱をみっつ食べました。
 それでもお腹はぺこぺこです。

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 木曜日、不気味な彫刻をよっつ食べました。
 まだまだお腹はぺこぺこです。

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 金曜日、エーリッヒ・ツァンの楽譜をいつつ食べました。
 それでもお腹はぺこぺこです。

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 土曜日、ショゴスをひとつ、ひどく硬い古のものをひとつ、ティリングハストマシーンをひとつ、 ぬるぬるの深きものどもをひとつ, 宇宙の色をひとつ、人面ネズミをひとつ、脳缶をひとつ、ガグをいっぴき、ピックマンの絵をひとつ、 ミーゴ(ミ=ゴウ)をいっぴき食べました。

 その晩、クトゥルフむしはお腹がいたくて泣きました。

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 また日曜日がきました。
 クトゥルフは禁じられた立派な学術書を一冊むさぼるように食べました。
 お腹のぐあいもよくなりました。

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 もう、クトゥルフははらぺこではありません。
 そして大きいなんてもんじゃありません。
 クトゥルフはとてつもなく巨大で太っちょになり、眠たくなりました。

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 クトゥルフはルルイエの巨大都市に戻り、新しい墓石を建てました。
 そしてそこで数十億年過ごしました。

 それからまもなく…
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 クトゥルフは眠りから覚め、世界を食べました。
 それでもクトゥルフはかわいいままです。

 でめでたしめでたしっとなる。

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 実際の絵本にはそのあとにクトゥルフ神話にちなんだクイズや小ネタなどの付録が付いている。絵本は日本のamazonでも購入可能だが、アメリカのamazonから注文した方が送料分を払っても全然安い。

 アメリカのamazonだと1600円のところ、日本のamazonだと7500円だ。

 電子書籍でもよいのであれば、公式サイトで4.99ドル(531円)でPDFファイルをダウンロードできる。

The Very Hungry Cthulhupillar (eBook) | Signal Fire Studios
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 ちなみにはらぺこあおむしの原作者であるエリック・カール(86)は、この絵本のを様々な設定で自由に使用していいという許可をだしている。なのでこれ以外にもはらぺこゾンビなどの様々なパロティーバージョンがでている。

 小さなおともだちがこれをきっかけにクトゥルフに興味を持ってくれるかもしれないし、大きなおともだちがドツボにはまるというのもなかなか乙なものかもしれない。

☆何が何か全く分かりません!

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呪われた数字「13」に関する由来と迷信

2016年06月15日 | 世界びっくりニュース
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 西洋において最も忌避される忌み数、それが13だ。13 を忌み数とする由来は明らかではないが諸説あるようだ。人々がそれを信じることによって13という数字にはなぜか悲劇的運命と奇妙にもリンクしている。

 ここでは呪われた数字「13」にまつわる由来や迷信を見ていくことにしよう。

1.北欧神話由来

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 北欧神話にはこうある。悪戯好きな神ロキが、もともと12人のために用意された晩餐に招かれざる13人目の客として席ついた。この時ロキがヘズをたぶらかしてバルドルを殺害させ、後に起こるラグナロクという破滅的な終末の日を招き、人間はたったふたりしか生き残らなかったという。


2.キリスト教聖書、最後の晩餐由来

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 最後の晩餐は12人のためのものだったが、イエスを裏切った弟子であるユダが参加したことによって13人になった。そのため、13人目の客は災いをもたらすと考えられるようになった。


3.イエス・キリストの磔由来

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 イエスが処刑されたのは13日の金曜日であるとされていることから、13日の金曜日は特にヤバイとされている。


4.絞首台への階段由来

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 絞首台への階段はだいたい13階段。


5.唯一失敗した月ミッションはアポロ13号

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 神話というには新しいが、アポロ13号は唯一失敗した月ミッションである。


6.テンプル騎士団処刑日由来

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 1307年10月13日は、テンプル騎士団が全員捕まって処刑された日。


7.魔女集会由来

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 もともと魔女集会はきっかり13人と考えられていた。現在は魔女の数は何人でもオッケー。


8.名前の文字数が13文字だと悪運に見舞われる

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 あなたの名前の文字数が13文字(ミドルネームを除く)だと、悪運に呪われるという迷信がある。


9.調和しない数由来

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 古代より暦の必要性から時間や方位などに六十進法が使われており、中でも60の約数の一つである12はそれらを構成する基準の数として、12か月や12時間、12方位などのようにしばしば用いられてきた。

 生活に広く根付いた基数の12に対し、12より一つ多く素数である13は、その調和を乱すものとして不吉な数と考えられた。


10.13歳(中二病)の恐怖

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 子どもは13歳になると、誰もを怖がらせる十分に恐ろしい存在になる。そしてまた日本では、中学校2年生に上がる年は大体13歳である。そう、中二病の始まりだ。


11.サーティーンクラブの13人目の悲劇

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 サーティーン・クラブというグループは、ひとつのテーブルに13人目のゲストを加えると、翌年にメンバーのひとりが死ぬという迷信が嘘であることを証明しようとして、毎月必ず13日に集まっていた。

 このグループには5人の大統領が含まれている。ベンジャミン・ハリソン(第23代)、グローヴァー・クリーヴランド(第22、24代)、ウィリアム・マッキンリー(第25代)、セオドア・ルーズベルト(第26代)、そしてチェス
ター・A・アーサー(第21代)だ。


12.ウルグアイ空軍機の墜落事故

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 1972年10月13日、ウルグアイ空軍機571便がアンデス山脈で墜落し、29人が死亡した。生存者は犠牲者の肉を食べて生き延びた。


13.日本でも13は死者の象徴だった。

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 日本でも十三塚や十三重塔など、13にまつわるものは死者を象徴する数として用いられたとする説がある。また、13は金気の生数4と成数9の和であるため、完全な金気を象徴する殺気の数である為に忌避されたとする説もある。また、船や山小屋で13人が集まった際は顔の絵や藁人形で14人目を追加する習俗がある地域もあったそうだ。

☆キリストだけかと思ってた!

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自分が最も恐れていることは何か?占星術で占う恐怖ポイント

2016年06月13日 | 世界びっくりニュース
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一年を12に分け(場合によっては13)、それぞれに対応した12の星座で運勢などを占う「占星術」は、西洋ではいまだ科学的であると信じている人も多い。

 占いの類は、バーナム効果(誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象)が発動されるのを理解している人ならあまり信じないだろうが、信じる人は更にそこにプラセボ効果も加わり、良い結果に導かれるのであれば信じる者は救われる側面もあるので一概にその存在を否定することはできない。ただしそれを人に押し付けたり、そういったフィルターで人を判断するのは良くないことだと思うけども。

 ということで、海外サイトにて自分の星座によって感じる恐怖の違いがまとめられていた。話のネタにもなるし、自分の恐怖ポイントとやらについて考えるのにはいいきっかけになるのではないだろうか?

牡羊座(3月21日~4月19日):相手に負けることを怖れる

 牡羊座は生まれながらの戦士なので、戦いを好み、あえて戦いの場に身を投ずる傾向がある。手ごたえのあるより戦いを楽しみ、愛する人たち相手に挑発を重ねて、いつの間にか敵を作ることも多く、気づいたときは遅きに失するということも。牡羊座に喧嘩を売られても相手にせずに姿をくらましてしまうと、牡羊座は常に不安な状態になる。


牡牛座(4月20日~5月20日):経済的不安定を怖れる

 牡牛座は安らぎを愛する。それは温かい家庭だったり、愛する人に囲まれることだったり、座り心地のいい肘掛椅子だったり、ごく単純なことだ。彼らの癒し願望は、お金の使い方にも影響を与える。牡牛座は安らぎのためにお金をつぎ込むので、堅実にお金を貯め込み、できるだけ借金は避ける。もちろん、使うために稼いでいるだが、彼らはなによりも資金がないことを怖れる。


双子座(5月21日~6月20日):決断を下すことを怖れる

 双子座は意見や決断をころころ変える傾向があるが、これは双子であるがゆえの特徴であるためだ。なにかを決断しようとすると、片割れのひとりが別の意見をとうとうとまくしたて、結局最初の決断は頓挫してしまう。両方の意見に譲れないもっともなポイントがある場合、適切な決断を下すことはほぼ不可能だ。


蟹座(6月21日~7月22日):家を離れることを怖れる

 かに座は居心地のいい場所から離れるのを嫌がり、なじみがあって安心できる場所に留まりたがる。しかし、このせいでかに座は停滞し、進歩できないことになりかねない。安全な場所は、かに座を囚人にしてしまい、永遠に独立できなくしてしまう。恐怖を覚えてもなじみのないことにも手を広げていかないといけない。これが、己の自由のためには、外的環境よりも、自分の心の内でやらなくてはならないことのほうが多いということを学ぶ唯一の方法なのだ。


獅子座(7月23日~8月22日):無視されることを怖れる

 獅子座は部屋に中に入ったとき、一斉にみんなに注目されないと我慢できない。獅子座にとって自分を正当化するためには、服装、身ぶり、自分を表現するあらゆる方法を通じて、人から見てもらうということが必要なのだ。誰にも注意を払われず、自分の努力が埋もれてしまうことを獅子座はなにより怖れる。


乙女座(8月23日~9月22日):不完全であることを怖れる

 乙女座は無秩序や混乱を嫌う。物理的な生活や自分の脳内においてもしかりだ。根がネガティブな人間なので、完璧で確固たる見かけを保って、ネガティブな感情を心の片隅に追いやっておく。自分の恐怖心や否定的な側面に向き合いたくなくて、妙に正直になったり、役に立ついい人になろうとして、友人を戸惑わせる。実際は自分が完璧ではないことが怖いがゆえに、すべてを確実に完璧にしようとしているように見える。

<script src="http://karapaia.livedoor.biz/js/sp_karapaia_middle_300x250.js"></script>
天秤座(9月23日~10月22日):ひとりになることを怖れる

 とてもロマンチックなので、人生へのその情熱や熱心さは誰をも魅了する。そのせいか、いつかひとりになる自分を想像することができない。一夫一婦制を貫くか、暗雲がたれこめるような人生を歩むタイプで、常に誰かに愛されていたいと望む。


蠍座(10月23日~11月21日):親密になることを怖れる

 感受性が鋭く、自分というものを大切にする。そのため、恋人に捨てられたリ、ひとつの関係におぼれたりするのを怖れる。誰かと関わりをもっても、距離をおくか、親密すぎると感じると逃げ出すことが多い。よって、蠍座とつきあいのある友人や恋人は、なにか自分が悪いことをしたのだろうかとよく途方にくれる。


射手座(11月22日~12月21日):閉ざされた空間を怖れる

 射手座は生まれながらの冒険家なので、真実、答え、新たな発見を求めて、たえず地球上を歩き回っている。拡張の惑星として知られる木星が射手座を支配しているため、彼らは狭い空間に閉じ込められることを嫌う。毎日厳しく義務を課せられたリ、銀行口座を常にチェックしたり、9時から5時までのオフィス仕事をやらされると、射手座は気が狂ってしまうかもしれない。


山羊座(12月22日~1月19日):失敗を恐れる

 ビジネス志向があって勤勉な山羊座は、努力することで成功を勝ち取るのが好きだ。成功するための彼らの能力は、裏を返せば失敗への根深い恐怖を表わしている。ゆえに、山羊座は仕事が慎重で、小さなことにこだわる。不注意が失敗を招くことを怖れるのだ。おかしなことに、獅子座と同じように、彼らのその恐怖心が成功への動機づけとなっている。


水瓶座(1月20日~2月18日):制度化されることを怖れる

 射手座と同様、囚われの身になることを嫌うが、水瓶座の場合は、学校や仕事、結婚など、組織制度によって身動きがとれなくなることを嫌がる。水瓶座は自由な精神の持ち主なので、制度というものは人間の知的な能力を閉じ込め、集団行動精神を助長するものとみなしている。水瓶座の独自性は集団に中に入れられることを嫌う。


魚座(2月19日~3月20日):責任を負わされることを怖れる

 魚座は大人になるのを嫌がる。自分の空想の世界に留まって、子供時代の純真な心をいつも忘れない。年月とともに知恵を蓄え、創造性で満ち溢れるため、自分の独自性が抑えつけられるのを嫌う。責任を担うということは、彼らが決して失いたくない創造性の行く末に呪縛をかけてしまうことになるのだ。


via:What Your Secret Fear Is Based On Your Zodiac Sign

☆占いは信じないのだが・・・!

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逆に驚くよ。「日本の驚くべきサムライ社会」として海外に伝わっている内容がいろいろヤバイ

2016年06月10日 | 世界びっくりニュース
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 サムライは西洋人にとってポップカルチャー的側面も持っていて、ある種の憧れを抱いている人も多い。だがその一方でサムライに関するネガティブな情報を集めている人もいるようだ。

 海外サイトにて「サムライ社会についての10の恐ろしい事実」というまとめが特集されていたが、その中身は一部納得するものもあるが、偏っているものも多く、情報が翻訳され拡散されていくうちに伝言ゲーム化し、いろいろヤバいことになってしまったようだ。

 ということでとりあえずどんな内容なのかチェックしていくことにしよう。

 以下は海外まとめサイトの記事を意味を変えずにわかりやすく要約したものである。画像もそのまま転載させていただいている。

10.人を真っ二つにして刀の試し切りをした

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image credit:toptenz

 限られた一部のサムライだけでなく、頻繁に行われていた。新しい刀の刃の切れ味や質をみるために、むしろを巻いて人に見立てたものを切ったりした。財産や地位のある者が、刀の切れ味を試すために、実際に叫び声をあげる生きた人間を切って試すこともあった。

 対象は死刑囚で、当人の犯した罪の重さによって、手足を切り落とされたり、真っ二つにされたりすることもあった。こうした実践での切れ味が、刀のセールスポイントとして使われた。


9. 面白半分に無差別に人々を殺していた

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image credit:toptenz

 日本史の中の動乱の戦国時代、非公式だが辻斬りとして知られるサムライの行為があった。簡単に言うと、十字路での出会いがしらでの殺人ということだ。新しい刀を手に入れたり、新たな切り技をマスターした一部のサムライが、夜陰に紛れて通りで出会い頭に人を切って刀の性能を試した。こうした夜の無法で残忍な行為は明らかに犯罪だが、犯人が逮捕されるほどはほとんどなかった。下手人はすぐに逃げてしまうし、目撃者がほとんどいないため、立証が難しいからだ。たとえ無垢な市民を手打ちにしたとして捕まっても、サムライは自分たちにはその権利があると主張することができるのだ。


8. 無礼をはたらかれたと考えたら、相手を殺すことができる

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 切り捨て御免という言葉は、自分が侮辱されたと感じたら、下層階級または同胞を直ちに刀で成敗してもいいというサムライに許された権利に基づいている。ただし、条件がある。

1)無礼を受けたすぐその場で行わなくてはならない。
2)証人が必要。

 たいてい、その証人はサムライの従者ということになるが、そうなるとつまり、侮辱されたという口実をつけて、気にくわない相手を猶予なしで殺すことが基本的にできるということになる。こうしたことに目をつぶってもサムライが重要な存在だと社会がみなしていたからだ。

 人生が公平というとはめったにない。サムライが刀を駆使するエリート階級としてのステータスを持っており、無差別殺人ができるのだ。


7. 女性にとってサムライとの結婚は大きな代償を払うこと

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image credit:toptenz

 サムライ時代の結婚において、女性たちは結局は召使になる運命のために自分を犠牲にしなくてはならなかった。これは決して大げさな言い方ではない。サムライの妻たちのもっとも大切なことのひとつは、なによりもまず従順であることで、基本的にに夫にすべてを捧げて生きることを期待される。その中には、24時間対応の夜伽なども含まれている。

 サムライと結婚すると、確かに普通の女性にとって地位が上がるなどいくつかのメリットはある。だが、それには大きな代償もついてまわるのだ。


8. サムライの妻たちは夫にもしものことがあったら自害するものと思われる

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image credit:toptenz

 切腹とは、サムライが進退窮まったときにとる自殺の儀式。切腹の手順は、まず小刀で自らの腹を裂き、なるべく苦しみを最小限にするために介錯人が首を落とす。

 ここまではごく普通のことだが、ここからが奇妙なことになってくる。本人が名誉を損なわないために切腹するならまだしも、自分の妻にも同じことを望むのだ。サムライの妻は絶対的な服従を期待され、自分の人生などないため、男と同じように自害する。女性の場合は腹を切るのではなく、首を掻き切る。実行する前に、予め両足を縛っておいて、遺体が発見されたときに威厳を保った見苦しくない姿になるようにしておく。


5. 武士道と第二次大戦中の殺戮

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 武士道は名誉と自己犠牲、決して卑怯者にはならないということに重きをおく厳しい掟といわれているが、実際はサムライがそれを感じたときに従う、漠然としたルールの寄せ集めなのだ。

 第二次世界大戦に突入した頃、日本政府が武士道を再び持ち出すのを誰も止めることができなかった。若き兵隊たちに、祖先のサムライのように華々しく死ぬことが美徳だという信念を植えつける方法として利用したのだ。必ずしもサムライのせいではなく、のちの世の政府が戦争の大義名分に、輝かしい武士道をうまく活用して、自決はあっぱれとしたというわけだ。若者たちをこぞって"カッコよく死ぬ"よう誘導したのは政府の責
任なのだ。

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4. 遊びのために犬を矢で討っていた

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 サムライと刀は切っても切れない間柄だが、弓の扱いにも熟達していた。その練習方法として、馬にまたがって犬を追い、矢で射る犬追物というものがある。

 時間の流れとともに次第に、この訓練がサムライや貴族の間の楽しみのためになっていき、スポーツのように互いに競うようになった。矢の先端には細工がしてあって犬が死ぬようなことはないのは救いだが、犬にとっては迷惑この上ないものだろう。


3. 衆道

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 サムライは目下の者に戦の教育をするものだが、兄弟の契りの一環として、弟子の少年たちが大人になるまでに恋人にすることを許されていた。これは少年側の許可があって初めて成立することではあるが、やはりサムライは恐ろしい人たちなのだ。


2.浪人は暴力的浮浪者

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 仕える主がなく、刀の技だけで雇ってもらおうと放浪しているサムライのことを浪人という。主を失ったり、なんらかの屈辱を受け、腹を切るつもりもない場合、浪人になるわけだが、これは浮浪者になるのとほぼ同じことだ。

 にもかかわらず浪人は相変わらずサムライのようにふるまう。自分たちはおとしめられただけと考えて、市井の人たちをくだらない人間とみなし、普通に働くことを拒む。このため、浪人の多くはボディーガードや傭兵や犯罪者になることが多く、人を殺し、金を奪ったりし続ける。それが、きちんと働くことよりも、サムライとして名誉なことだと考えているようだ。


1. かぶき者

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 浪人と同じく、かぶき者も主を失ったサムライであることが多いが、異端的、派手、常軌を逸した生き方を好む。身なりもけばけばしく派手で、女のような着物を着たり、ばかげた髪型をしてみたりする。

 社会に対してなんの責任もないため、通りでやたらと人を殴りつけたりして治安を乱し、無銭飲食をしたりして騒ぎを起こす。面白半分に人を殺めたり、喧嘩の相手を探してうろつきまわる。

via:10 Horrifying Facts You Didn’t Know About Samurai

 微妙な事実とそうでないことが入り混じっているわけだが、これがまたネット上で拡散されていくうちに、更におかしなことになってくるのだろうか?人は信じたいことしか信じないし、自分に都合のいい情報しか集めないから、サムライにネガティブな印象を持っている人なら、いくら事実を説明したところで手遅れだろう。

 それは逆に我々が海外の文献を見る時も同様のことが起きているということだけは肝に銘じておくことにしよう。

☆勉強になります!

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解剖学がなかった時代、昔の人が人体に住んでいると考えていた10の奇妙なモノ

2016年06月08日 | 世界びっくりニュース
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 ヒトのゲノムの全塩基配列を解析するヒトゲノム計画は2003年に完了し、今その解明に全力が注がれているが、人体についての不思議と謎はまだ多く残されている。

 科学で身近ではなかった時代、解剖学的な知識を持ち合わせていなかった昔の人は奇妙で、おぞましくものが体の中に住んでいると考えていたようだ。

1. 3つの魂

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 人間の体には3つの魂が宿るということは、ギリシャの哲学者や医師によって広く受け入れられていた。プラトンは『ティマイオス』の中で、頭の中に不死の魂、横隔膜によって隔てられた箇所にいずれは死ぬ運命の魂がふたつ、全部で3つの魂があるとしている。

 横隔膜の上のほうは、欲望に逆らう思慮分別を支える怒りの魂、下のほうは、欲望に忠実な本能的な魂だという。横隔膜は、貪欲な第一の衝動が不死の魂に悪影響を与えるのを防ぐバリアになっているという解釈なのだ。

 ペルガモンの剣闘士向けの医師クラウディウス・ガレノス(130~199年)は、傷の治療をたくさん行った。しかし、彼はおもにサルなど動物の解剖しかしたことがなかったので、人間の体内には魂のためのさまざまな種類のスペースがあると思っていた。プラトンの足跡を継いで、ガレノスは3つの解剖学的魂を次のように定めた。頭にある理知、心にある気概、肝臓にある欲望だ。たとえエーテルのようであっても、これらの魂は実態のある有形なものからできているとした。


2. プネウマ(気)

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体の5大システムは、動脈、静脈、骨格、神経、筋肉。ガレノスが表わした『Salomon Glossaries』より。バイエルン州立図書館蔵、ドイツ、ミュンヘン、1158年と1165年

 西洋医学の父、ヒポクラテス(紀元前460~370年)と彼の後継者たち、とくにプラクサゴラス(紀元前340年頃の生まれ)は、動脈がプネウマという生きる活力を運んでいたと信じていた。これは生命や魂の源である温かい空気のようなものだという。

 遺体を解剖することはタブーだったため、古代ギリシャの医師のほとんどは、生きている人間を観察するか、動物の生体解剖または遺骸の解剖から体の柔組織の知識を得た。死んだ動物の動脈の中にはなにもなかったため、プラクサゴラスは、動脈と血管で循環器系の役割が分かれていて、前者はプネウマを運び、後者は血液を運んでいると結論づけた。つまり、動脈は生命維持に必要な体温を各器官にもたらしていて、このプネウマが脳や心臓に達すると、思考や行動が生まれるという。血管は単に栄養素を運んでいるだけとしたのだ。

 このプネウマの存在が真剣に議論されたのは、それから2000年近くもたってからだった。1508年頃、レオナルド・ダ・ヴィンチは書いている。「すべての血管と動脈は心臓から派生している。そのわけは、太い血管と動脈が心臓で結合しているところで発見されたからだ。太い血管は心臓から離れれば離れるほど、細くなり枝分かれしていく」1628年、ウィリアム・ハーベイ(1578~1657年)が、動脈と血管は同じ循環器系の一部であることを実証し、プネウマは完全に葬り去られた。


3. ”常識”という感覚器官

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 現在では隠喩のようなものだが、常識はかつては体の器官として始まった。アリストレスは、解釈され、判断された感覚のデータがすべて蓄積されている場所が心臓の近くに存在すると信じていた。

 人間の感覚器官が周辺から情報を受け取り、それが血液によって運ばれて、sensus communis(常識)と呼ばれる中心機能へと送り込まれる。このsensus communisが、情報を処理して、行動や理解へと変換する機能をもつとされた。

 ガレノスはこの概念には賛成していたが、彼は感覚の情報はが血液ではなくプネウマによって、空洞の感覚神経を経由して心臓ではなく脳へと運ばれると考えていた。脳が運動神経にプネウマを送って、そこから情報を動きに変える筋肉へと伝達しているというのだ。ガレノスの功績がルネサンス期までの医学の源となっているのは間違いないこともあり、人々は脳の中にあるというこの常識という"器官"を探し続けた。17世紀に解剖学が発達して、実際に人間の脳の詳細が研究されて初めて、常識という器官はないことがわかったのだ。

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4. 5. 悪霊と幽霊

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 現存している最古の医学書は、紀元前2100年頃にシュメール人が石板に楔形文字で刻み込んだものだ。それまで、メソポタミアの医療は基本的に、(怪我とは対照的に)病気は神が立腹したり、悪霊が憑りつくことによって引き起こされるという考えだった。

 治療者は祈祷師もしくは医師か薬剤師だ。祈祷師は患者に病気を引き起こしているのは、神なのか悪霊なのかを診断し、必要な呪文を唱えて憑りついた霊を追い出す。医者は傷の手当てをしたり、薬草を処方したりする。両者が共に治療に当たることもある。

 悪霊や霊的なものに憑りつかれ、肉体に侵入されると、発作から自傷、わけのわからないことを口走るなど、さまざまな症状があらわれる。こうしたことがのちのユダヤやキリスト教の伝承となっていった。死海文書や新約聖書にも悪魔祓いはとりあげられている。中世や近代初期のユダヤ文書は、悪霊や死者の霊が、憑りつかれた肉体から、血まみれの爪先や喉や膣、直腸を通して去っていったという例が報告されている。


6. ホムンクルス

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精液の中のホムンクルス。ニコラス・ハートソーカー『Essay de dioptrique』1694年

 微生物学の父、アントニー・ファン・レーウェンフックは、顕微鏡で初めて精液を観察し、1677年に精子を発見した。そして、人間は卵から生まれるのではなく、男性の精液の中にいる極微動物から生まれると仮定した。極微動物は単細胞生物のことをさす昔の言葉で、顕微鏡が一般的になると、これらがうごめく世界が急に注目されるようになった。

 レーウェンフックの生徒だったニコラス・ハートソーカーは、のちにネジ式顕微鏡を発明したが、師よりも早く精子の発見をしていたと主張した。誰が最初だったのか論争が起こったが、レーウェンフックのほうが先輩だったので、彼に軍配が上がった。ハートソーカーは実際に精液の中に小さな人がいるのを見たわけではなかったが、レーウェンフックと違って、人間が発生する前成説として精子論を支持した。つまり、生育環境である女性の子宮の近くに到達する前に、すでに精液の中に小さな赤ん坊がいるというのだ。彼はこれを、錬金術師が不可解な手段によって作り出したと言われる小さな成人、ホムンクルスと呼んだ。 

<script src="http://karapaia.livedoor.biz/js/sp_karapaia_middle_300x250.js"></script>

7. 胸中の蛇

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ガードナー博士による体内動物駆除サービスの広告。イングランド、リーズのIntelligencer紙、1801年7月20日

 「胸中の蛇」という言葉は、ナサニエル・ホーソーンが1843年の短編のタイトルに使って有名になった。これは自分の胸の中に一匹の蛇が棲んでいると信じ込んでいる男の話だ。ヘビ、トカゲ、昆虫など様々な生物が自分の体内をうごめいているという考えは、ホーソーンよりずっと以前から、世界中にあった。

 1910年、民俗学者のトーマス・ジョンソン・ウェストロップは、アイルランドのクレア県クロンララで聞いた、寝ている男の喉を足の生えた虫が這いまわっているという話を記録している。次第に男の食欲が異常なほど増したため、無理やり賢者に診てもらうことになった。賢者は男に、2日間なにも飲まず、食べ物はベーコンだけにするように言った。

 そして、男を近くの小川に連れていって、口を開けさせた。その前にベーコンの切れ端をさらすと、足の生えた虫が男の口から飛び出してきてベーコンに飛びついた。賢者がそのベーコンを水の中に投げ込むと、男は回復したという。

 万能薬の発明者ドクター・ガードナーなる人物が、イングランドのリーズにやってきて、1801年7月20日付のIntelligencer紙に、彼の薬は寄生虫を含む、どんな病気でも治すことができるという広告を出した。

 特に目新しいものはなかったが、彼は訪ねてきた者に、患者から駆除したという非現実的な生き物を見せることを約束している。「まるでトカゲようなもの、カタツムリのような角が生えていたり、ネズミのような耳をもって
いたり、毛むくじゃらな生き物が、人間の肝臓を破壊していた」


8. 腹の虫と悪霊の憑依

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トカゲ、カエル、昆虫などを吐き出すテオドロス・デダーライン。ゲオルグ・アブラハム・メルクリン『De Incantamentis』1715年

 ドイツ、ベロルツハイムの牧師の息子、テオドロス・デダーライン(12)は、すさまじい胃痙攣に襲われ、ほどなくして昆虫、無脊椎動物など、さまざまな生き物を吐き始めた。

 なんとその数は、イモリ21匹、カエル4匹、ヒキガエル数匹にもなった。こんなにたくさんの生き物が人間の胃の中に棲みついているとは思えなかったが、地元の牧師はこれは悪魔が憑りついたせいだと信じた。出てきたカエルを解剖して、その腹に半分消化された昆虫があったことから、ごく最近食べられたばかりのものであることがわかったにもかかわらず、牧師たちは自説を曲げなかった。

 結局、祈祷師が呼ばれて悪魔祓いが行われた。儀式の最中に少年の口からヘビの頭が出てきたので、引き抜こうとしたがまた少年の腹の中に戻ってしまったという。相変わらず少年の苦しみは続いたので、祈祷師たちは馬の尿を使って治療することにした。祈祷と賛美歌を唱えながら、大量の馬の尿を嫌がる少年の喉に流し込むと、これが効いて少年は二度と生き物を吐き出さなくなったという。


9. ツェルタル族に伝わる、妊娠できなくさせてしまう虫”BULUK'SIT”と奇形胎児の元凶となるカエル”Pokok”

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 メキシコ、チアパスの高地に住むツェルタル族には、マヤ時代にさかのぼる古代から言われていることがある。「BULUK'SIT 」という目が飛び出た虫が体の中に侵入するというのだ。3インチほどのこの毛虫は、角とヒルやヤツメウナギのように吸いつくのに便利な大きなクチをもっている。女性の膣から体内に入り込み、子宮に棲みつき、まるで胎児のように毎晩、知らないうちに子宮から栄養分を吸い取るという。そのせいで本来ならば人間の赤ん坊にいくはずの栄養がなくなってしまい、女性は不妊になってしまう。この虫は精液も食べてしまい、妊娠できなくしてしまうと言うツェルタル族もいる。

 また、ツェルタル族の系列には、Pokokという現象もある。魔術によってカエルが女性の子宮に埋め込まれて、それが成長して本当の妊娠のような状態になる。最終的には流産するが、カエルのような奇形胎児が出てくるという。


10. お腹の中にヒキガエル

 ロシアの農学者で、多くの自伝を残しているアンドレイ・ボロトフ(1738~1833年)は、お腹が大きいある農民の女がやってきたときのことを書き残している。女によると、男の魔術師が自分の腹にヒキガエルを入れたという。ボロトフは女の話を迷信として片づけて、腹の中のものを吐き出すよう吐剤を与えた。ところが、本当に彼女は生きたヒキガエルを吐き出したため、ボロトフは驚いてヒキガエルを詳しく調べた。すると、それは目が見えず、後ろ足が萎縮していて、まるで長い間、狭い暗闇に閉じ込められて暮らしていたかのようだったという。

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