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逆に驚くよ。「日本の驚くべきサムライ社会」として海外に伝わっている内容がいろいろヤバイ

2016年06月10日 | 世界びっくりニュース
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 サムライは西洋人にとってポップカルチャー的側面も持っていて、ある種の憧れを抱いている人も多い。だがその一方でサムライに関するネガティブな情報を集めている人もいるようだ。

 海外サイトにて「サムライ社会についての10の恐ろしい事実」というまとめが特集されていたが、その中身は一部納得するものもあるが、偏っているものも多く、情報が翻訳され拡散されていくうちに伝言ゲーム化し、いろいろヤバいことになってしまったようだ。

 ということでとりあえずどんな内容なのかチェックしていくことにしよう。

 以下は海外まとめサイトの記事を意味を変えずにわかりやすく要約したものである。画像もそのまま転載させていただいている。

10.人を真っ二つにして刀の試し切りをした

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image credit:toptenz

 限られた一部のサムライだけでなく、頻繁に行われていた。新しい刀の刃の切れ味や質をみるために、むしろを巻いて人に見立てたものを切ったりした。財産や地位のある者が、刀の切れ味を試すために、実際に叫び声をあげる生きた人間を切って試すこともあった。

 対象は死刑囚で、当人の犯した罪の重さによって、手足を切り落とされたり、真っ二つにされたりすることもあった。こうした実践での切れ味が、刀のセールスポイントとして使われた。


9. 面白半分に無差別に人々を殺していた

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image credit:toptenz

 日本史の中の動乱の戦国時代、非公式だが辻斬りとして知られるサムライの行為があった。簡単に言うと、十字路での出会いがしらでの殺人ということだ。新しい刀を手に入れたり、新たな切り技をマスターした一部のサムライが、夜陰に紛れて通りで出会い頭に人を切って刀の性能を試した。こうした夜の無法で残忍な行為は明らかに犯罪だが、犯人が逮捕されるほどはほとんどなかった。下手人はすぐに逃げてしまうし、目撃者がほとんどいないため、立証が難しいからだ。たとえ無垢な市民を手打ちにしたとして捕まっても、サムライは自分たちにはその権利があると主張することができるのだ。


8. 無礼をはたらかれたと考えたら、相手を殺すことができる

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image credit:toptenz

 切り捨て御免という言葉は、自分が侮辱されたと感じたら、下層階級または同胞を直ちに刀で成敗してもいいというサムライに許された権利に基づいている。ただし、条件がある。

1)無礼を受けたすぐその場で行わなくてはならない。
2)証人が必要。

 たいてい、その証人はサムライの従者ということになるが、そうなるとつまり、侮辱されたという口実をつけて、気にくわない相手を猶予なしで殺すことが基本的にできるということになる。こうしたことに目をつぶってもサムライが重要な存在だと社会がみなしていたからだ。

 人生が公平というとはめったにない。サムライが刀を駆使するエリート階級としてのステータスを持っており、無差別殺人ができるのだ。


7. 女性にとってサムライとの結婚は大きな代償を払うこと

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 サムライ時代の結婚において、女性たちは結局は召使になる運命のために自分を犠牲にしなくてはならなかった。これは決して大げさな言い方ではない。サムライの妻たちのもっとも大切なことのひとつは、なによりもまず従順であることで、基本的にに夫にすべてを捧げて生きることを期待される。その中には、24時間対応の夜伽なども含まれている。

 サムライと結婚すると、確かに普通の女性にとって地位が上がるなどいくつかのメリットはある。だが、それには大きな代償もついてまわるのだ。


8. サムライの妻たちは夫にもしものことがあったら自害するものと思われる

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 切腹とは、サムライが進退窮まったときにとる自殺の儀式。切腹の手順は、まず小刀で自らの腹を裂き、なるべく苦しみを最小限にするために介錯人が首を落とす。

 ここまではごく普通のことだが、ここからが奇妙なことになってくる。本人が名誉を損なわないために切腹するならまだしも、自分の妻にも同じことを望むのだ。サムライの妻は絶対的な服従を期待され、自分の人生などないため、男と同じように自害する。女性の場合は腹を切るのではなく、首を掻き切る。実行する前に、予め両足を縛っておいて、遺体が発見されたときに威厳を保った見苦しくない姿になるようにしておく。


5. 武士道と第二次大戦中の殺戮

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 武士道は名誉と自己犠牲、決して卑怯者にはならないということに重きをおく厳しい掟といわれているが、実際はサムライがそれを感じたときに従う、漠然としたルールの寄せ集めなのだ。

 第二次世界大戦に突入した頃、日本政府が武士道を再び持ち出すのを誰も止めることができなかった。若き兵隊たちに、祖先のサムライのように華々しく死ぬことが美徳だという信念を植えつける方法として利用したのだ。必ずしもサムライのせいではなく、のちの世の政府が戦争の大義名分に、輝かしい武士道をうまく活用して、自決はあっぱれとしたというわけだ。若者たちをこぞって"カッコよく死ぬ"よう誘導したのは政府の責
任なのだ。

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4. 遊びのために犬を矢で討っていた

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 サムライと刀は切っても切れない間柄だが、弓の扱いにも熟達していた。その練習方法として、馬にまたがって犬を追い、矢で射る犬追物というものがある。

 時間の流れとともに次第に、この訓練がサムライや貴族の間の楽しみのためになっていき、スポーツのように互いに競うようになった。矢の先端には細工がしてあって犬が死ぬようなことはないのは救いだが、犬にとっては迷惑この上ないものだろう。


3. 衆道

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 サムライは目下の者に戦の教育をするものだが、兄弟の契りの一環として、弟子の少年たちが大人になるまでに恋人にすることを許されていた。これは少年側の許可があって初めて成立することではあるが、やはりサムライは恐ろしい人たちなのだ。


2.浪人は暴力的浮浪者

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 仕える主がなく、刀の技だけで雇ってもらおうと放浪しているサムライのことを浪人という。主を失ったり、なんらかの屈辱を受け、腹を切るつもりもない場合、浪人になるわけだが、これは浮浪者になるのとほぼ同じことだ。

 にもかかわらず浪人は相変わらずサムライのようにふるまう。自分たちはおとしめられただけと考えて、市井の人たちをくだらない人間とみなし、普通に働くことを拒む。このため、浪人の多くはボディーガードや傭兵や犯罪者になることが多く、人を殺し、金を奪ったりし続ける。それが、きちんと働くことよりも、サムライとして名誉なことだと考えているようだ。


1. かぶき者

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 浪人と同じく、かぶき者も主を失ったサムライであることが多いが、異端的、派手、常軌を逸した生き方を好む。身なりもけばけばしく派手で、女のような着物を着たり、ばかげた髪型をしてみたりする。

 社会に対してなんの責任もないため、通りでやたらと人を殴りつけたりして治安を乱し、無銭飲食をしたりして騒ぎを起こす。面白半分に人を殺めたり、喧嘩の相手を探してうろつきまわる。

via:10 Horrifying Facts You Didn’t Know About Samurai

 微妙な事実とそうでないことが入り混じっているわけだが、これがまたネット上で拡散されていくうちに、更におかしなことになってくるのだろうか?人は信じたいことしか信じないし、自分に都合のいい情報しか集めないから、サムライにネガティブな印象を持っている人なら、いくら事実を説明したところで手遅れだろう。

 それは逆に我々が海外の文献を見る時も同様のことが起きているということだけは肝に銘じておくことにしよう。

☆勉強になります!

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