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不思議な魅力にあふれているから妄想が加速する。月に関する10の陰謀説

2017年11月22日 | 世界びっくりニュース
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 地球人にとってもっとも馴染みがあり、近い位置に存在する月。有史以来、人類にとって月は太陽に次いで重要な星であったのだろう。

 ネットでは月に関連する突拍子もない陰謀説、都市伝説などが流布しており、中には月が存在しなかった時代にまで言及するものもある。

 確かに月には地球人を惹きつける魅力にあふれ、謎も多い。それゆえに様々な妄想が加速してしまうのも致し方のないところだが、月の謎を解き明かそうとすればするほど、さらに摩訶不思議な説へとつながってしまうようだ。

 ここでは月に関連する不可思議な特徴とそれにまつわる陰謀論などについて見ていくので、脳内サウンドはXファイルに設定しておこう。

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10. 大きさと位置が完璧すぎるので人工物説


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article source:earthsky

 ここ数年、月が太陽を覆い隠す現象、つまり皆既日食が観察されている。これは不思議な現象だ。地球の月はこうした現象を起こす唯一の衛星なのだそうだ。これが観測されるには太陽と月の大きさとそれらとの地球の距離が一定の条件を満たさねばならない。

 月の大きさは地球の約4分の1である。不思議なのは、月の直径が太陽のそれよりも400分の1である一方、月と地球の距離もまた月と太陽との距離の400分の1であることだ。さらに月は地球の周りで完璧な円軌道を保っている。空に浮かぶ月と太陽はほぼ同じであるかのような印象を受けるのは、こうした条件が整っているからだ。

 おそらくは天文学的な確率による偶然の一致なのだろうが、ある陰謀論によれば、月は人工物なのだそうだ。その位置と大きさが完璧なのは、知的生命体がそう作ったからである。


9. 月の中は空洞である説


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article source:armaghplanet

 カール・セーガンは1966年出版の著書『Intelligent Life In The Universe(宇宙の知的生命体)』の中で、自然にできた衛星が空洞であるはずがないと述べている。なので1969年11月20日、月面に設置された地震計が、アポロ12号の帰還モジュールによるジェット噴射に続いて反響を計測したことは驚きだった。

 このデータが正しければ、月は空洞であることになる。

 その後のミッションでもジェット噴射による反響が確認された。この時はさらに大きな現象で、3時間以上も”鳴り”続けた。

 月が空洞である可能性が示唆されているにも関わらず、NASAはこの点を重要視していないようで、少なくとも一般には、これについてさらに調査が行われた事実は知られていない。


8. クレーターが浅いのはおかしい


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 月は長年に渡る隕石の衝突により無数のクレーターに覆われている。そのクレーターの深さについて首を傾げる人たちがいる。常識的には非常に深いと思われるのだが、実はそうでもないのだ。

 月が人工物であると主張する者や空洞であると主張する者にとっては、この点はそれぞれの仮説を裏付ける証拠の1つとなるという。

 彼らによると、月面のすぐ下には”内部ケース”があるのだという。それは金属製で、隕石衝突の衝撃を吸収・分散させるために、それ以上深いクレーターは形成されない。さらにその下にあるものを保護しているという見解まである。


7. 月面にはなんらかの人工構造物があるとする説


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article source:searchforthetruth

 NASAは月面にある人工構造物について、ほとんどが不鮮明な画像に起因する錯覚であると述べている。しかし鵜の目鷹の目のUFOマニアにとって、それは月が人工物であり、宇宙人が存在する紛れもない証拠である。

 ネットで検索すれば、それらしい画像がいくつも出てくるが、それらが人工物であることを裏付けるきちんとした証拠はほとんどない。

 だが一見の価値はあるだろう。例えば、NASAの画像「LO-III-84-M」には「The Shard(破片)」という構造物が写っている。塔のような構造からは影まで伸びており、UFOマニアは錯覚であるはずがないと主張している。

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article source:strangeworldofmystery

 そこから比較的近い距離に別の「The Tower(塔)」という構造物がある。これは高さ11キロほどと推定されており、仮に本当に建物だったとすれば、地球上に存在するあらゆるものよりも高いことになる。弱い重力環境をいかに利用するか参考になるかもしれない。


6. 月は地球を安定させるために建造された説


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article source:moonconspiracy

 月がなければ、地球上の生命が大きく変わっていただろうことは間違いない。生命は存在すらできなかった可能性もある。月は海や極地を安定させる。季節が生まれ、生命が繁栄できるようになったのはそのおかげだ。

 しかし古代の文献には月が空に存在しなかった時代について記録したものがある。ありえない与太話にしか思えないだろう。だが月が人工物で、地球を安定させるために建造され、今の軌道に運ばれてきたとは考えられないだろうか?

 そんなことが可能なのは今の人類を超える高度な科学技術の持ち主だけだ。


5. 異星人が月を作った説


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article source:.bibliotecapleyades

 前出6.の月は地球を安定させるために建造されたという説だが、それを行ったのはやはり異星人であるという説も同様にある。仮に月を作ったのがかつて地球に存在した高度な古代文明でないとすれば、あと考えられるのは異星人ということになる。
 
 これに関連する仮説はさまざまなものがある。例えば、デーヴィッド・アイクの仮説によれば、月は土星からの信号を地球に投影する人工衛星で、現実を創る”マトリックス”を生み出しているのだという。

 だが、そもそもなぜ宇宙人は地球をそこまで気にかけているのだろうか?


4. 月の裏側には秘密基地説


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article source:●

 これまで、月は決して裏側を地球に見せない。月は27.3日に一度地球を一周する。同時に軸が1回転するにも27日かかる。この自転のシンクロによって、月の一方の面は地球から常に背けられたままになるのだ。

 陰謀論的な視点で見れば、片側が常に隠されているということは、そこに秘密基地を設置して、極秘に活動を行うには非常に都合がいい。

 だが数年前、NASAは月の裏側を撮影することに成功している。


3. アレックス・コリアーの「アンドロメダからの手紙」


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article source:locklip

 作家のアレックス・コリアーは著書『Letters From Andromeda(アンドロメダからの手紙)』で月の真実とされる話を記している。その情報源は少々眉唾もので、ゼネテ(Zenetae)星系に住む宇宙人からテレパシーで受信したものだそうだ。

 コリアーによれば、月は巨大な宇宙船で、レプティリアン、ヒト・レプティリアンの混血、初代人類を乗せて数百万年前に地球にやってきた。また月は空洞であり、表面にはいくつか秘密の入り口が存在する。月面の地下に金属シェルがあることも「確認」したそうだ。

 さらに突飛なのは、113,000年前に大戦争が起きて、月内部に設けられた古代基地にはその時の宇宙人の遺体が残されているという主張だ。現在、基地はシークレットガバメントが制圧し、宇宙人と共同作業を行なっているのだという。


2.月が存在する前のことを伝える古代の文献


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article source:oilismastery

 古代の文献には月が存在する前の状況について伝えるものがいくつもある。またそれらについて言及した学者も多い。

 例えば、アリストテレスは「地球の上空に月が存在する以前」大地は支配されていたと述べている。同様にロドスのアポローニオスも「すべてのオーブが天上にまだなかった頃」について記している。

 コロンビアのムイスカ族に口承には、「一番最初の時代、天に月はなかった」という一節がある。これなどアポローニオスが残した記述とそっくりだ。さらに興味深いものとしては、ズールー族の伝承がある。それによれば、月は宇宙の遥か彼方から引っ張って運ばれてきたという。

 こうした記述や伝承のほとんどは、月が今の軌道に落ち着く以前に凄まじい動乱があったことを伝えている。


1. 月に基地があると主張する中国の宇宙博士


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article source:conspiracy-nation

 アレックス・コリアー以外にも月に基地があると主張する人物はいる。実このことに関して暴露する匿名の人物や極秘文書はここ20年の間に多く出回っている。

 最近のリークとしては、中国の宇宙機関で有人飛行ミッション(このミッションに成功すれば、人類は1972年のアポロ17号振りに月に到達することになる)を担うマイケル・サラ博士のものがある。彼によると、月に基地が存在するそうだ。

 サラ博士は基地は「軍と宇宙人の複合体」によるものとも発言している。しかもそれを隠蔽するため、NASAは基地と「古代の遺物と施設」の爆撃を活発に行っているという。

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 月は時にミステリアスで、アポロ以来、有人着陸が行われていないことから、陰謀論者の恰好の妄想ターゲットとなっている。とりあえず火星に行く前に、ちょっと月を探索してみるというのも悪くないかな、宇宙旅行プランとしては。

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