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次々と明らかになる、「エリア51」に関する10の事実

2019年10月07日 | 世界びっくりニュース
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 アメリカ空軍が管理しているネバダ州南部にある「エリア51」に関する情報は、長い間機密事項とされており、それ故に、数多くの陰謀説が流布していた。

 「墜落したUFOが運び込まれている」とか、「ロズウェル事件と関係している」、さらには、「宇宙人飼ってる」。などの噂さえあったが、最近になって軍事機密解除を受け、元職員が証言を行ないこれらの噂を否定されている。

 実際には、CIA手動のもと数々の軍事実験が行われていたそうだが、ここでは、つい最近明らかになったエリア51に関する事実や、その他興味深いこぼれ話などを見ていくことにしよう。

10.CIAがその存在を認めたのは2013年1_e23

 エリア51で行われた実験は、アメリカが特に秘密にしておきたい事だったようで、CIAは2013年までその存在を公的なファイルから抹消していた。

 その理由は冷戦時代にある。軍事機密がソビエト連邦に漏えいする事を恐れたアメリカの国家機密機関はエリア51で行われた軍事機密情報を20年ものあいだ完全に隠蔽したのだ。ようやく2年前の2013年、ワシントン大学の教授による「フリーダム・オブ・インフォメーション(情報に対する自由)」の申請が受理され、エリア51の情報が初めて公開されたのである。


9.エリア51で初めて行われた実験はU2偵察機の飛行実験

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 第二次世界大戦直後に行われたエリア51初の実験は、U2という偵察機の飛行実験だった。当時のU2偵察機はソビエト連邦の監視システムを完全にあざむく事を目的に作られたそうだ。

 1955年8月1日に行われた初のU2偵察機の飛行実験は、エリア51の干上がった池を滑走路として使い行われた。その後実践投入され、ソビエト連邦や東ヨーロッパ等を偵察していたのだが、その事実を隠ぺいするため、「気象リサーチの為の飛行だ」。という噂を広めていった。だが、1960年5月、ソビエト連邦の監視システムに発見され、撃墜されてしまった為バレてしまった。


8.無人偵察機「ドローン」のテスト飛行が行われていた

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 現代では世界中で使用されている無人偵察機、「ドローン」だが、エリア51はアメリカ史上初めてドローンのテスト飛行が行われた場所である。

 1964年、D21という機体の初飛行が行われた。このドローンは他国の偵察を目的として開発されたものだ。実際に軍事目的で他国に送り込まれるのはそこからかなり先の話ではあるが、1966年の頃には既に上空9万フィートの飛行を可能としていたようだ。だが4度目のテスト飛行の際、何らかの理由でドローンが空母から飛び立った後に墜落し、その開発に携わった研究者の1人が死亡するという痛ましい事件もあった。


7.敵の軍用機を調査・検証する為の施設としても使われていた

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 これは驚くに値しない事かも知れないが、エリア51は当時、アメリカに対抗する勢力の軍用機に搭載された技術を盗む為の施設としても使用されていた。

 初めてエリア51に運び込まれた戦闘機は、1966年にイスラエルで奪ったロシア製のMiG21だったそうだ。アメリカはロシアとの戦闘を視野に入れ、このMiG21に搭載された技術の解析などを行った。その後、同じようなMiG戦闘機の技術解析なども行われたそうだ。

 1970年には極秘裏に入手した、ソビエト連邦が当時使用していたレーダーシステムの実験が行われたが、その後、敵機の調査・検証する為の施設は、エリア51ではなく別の施設に変更になった。


6.エリア51の存在がバレかけたことがある

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 1967年のことである。エリア51に関する記述は徹底的に消去されていたのだが、この時ミスが起き、メモの15ページ目に「エリア51」という記述が残されてしまった。

 CIA長官のリチャード・ヘルムズ氏が書いたこのメモは、ベトナム戦争で使用する偵察機が、エリア51で開発中である事が書かれていた。幸いな事にこの間違いが起きたメモは大きくは出回らず、民衆の注意をひきつける事は無かったようだ。ちなみに、エリア51はその後も地図上からは「立ち入り禁止区域」として抹消されており、エリア51にあるはずの施設はエリア51から最も近いネリス空軍基地に存在する事にされている。


5.エリア51で有害廃棄物を処理しているという噂が広まっていた

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 エリア51の高い機密性故に様々な憶測や根拠のない噂が流れていた。その1つに、軍事開発の際に発生する大量の有害物質をエリア51で燃やしているのではないか?という噂があった。

 この噂は、当時エリア51で働き、亡くなった作業員たちの遺族が訴えを起こすことで信憑性を増した。遺族は確固たる証拠が存在していると主張した。起訴状は送られたようだが、国の安全保障に関わる問題である為、起訴は保留とされた。


4.宇宙飛行士がうっかりエリア51の衛星写真を撮影してCIAご立腹

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 宇宙ステーション・スカイラブ計画が行われた1974年、経験の浅い宇宙飛行士たちがうっかりエリア51の航空写真を撮影してしまう事件があった。

 この問題は国の安全保障を大きく揺るがす物として問題視され、公開されるべきか否かが大きく議論された。最終的に安全保障を第一に考え、この写真は公表されず、無かった事にされたが、この事件によりCIAは、エリア51を唯一「宇宙から撮影してはいけない唯一の場所」として撮影厳禁を徹底した。これはエリア51が当時のアメリカ政府にとってどれほど重要な位置づけにあったかを大きく物語っている。


3.最新の研究は次世代偵察機という噂

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 衛星写真の一部がこのたび公開されたわけだが、その写真から察するに、次のエリア51での実験は新しい次世代偵察機の開発ではないかと言われている。

 この噂が出回ったのはエリア51の滑走路付近に新しい格納庫が出来たからだ。防衛ジャーナリストであるタイラー・ロゴウェイ氏はこう語る。

 「空軍は最新の無人・長距離型偵察機が存在する事を認めています。エリア51でその飛行練習をしている可能性が非常に高いと言えます。格納庫は170フィート(約52メートル)という巨大かつ厳重な扉で守られており、飛行機が出入りする為には必要な大きさであると言えます」。


2.ビン・ラーディン殺害作戦のテスト飛行が行われていた可能性

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 2011年5月、米海軍特殊部隊の「ネイビーシールズ」がパキスタンで行ったビン・ラーディン殺害作戦(海神の槍作戦)は2機のブラックホーク・ヘリコプターによって行われた。

 作戦中に片方のヘリコプターが墜落したが、その写真を見た専門家によると、このヘリコプターはブラックホークモデルに通ずるデザインであり、航空機開発のロッキード・マーティン社によって大きく改良された可能性があるという。

 そして、この機体がテストされていたとすれば有力候補はエリア51だったのではないかとも言われている。このヘリコプターは完全にレーダーの目をかい潜る事はできないが、以前のタイプよりも遥かに発見されにくいタイプだったと言えるだろう。


1.エリア51に関して最もびっくりする陰謀論は?

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 エリア51にまつわる陰謀論の中でも、特に度肝を抜くものは、2011年にアニー・ジェイコブセンという人物によって書かれたエリア51の歴史に関する本だろう。

 彼女によると、エリア51は1947年のロズウェル事件で墜落したUFOに関する情報をアメリカが隠蔽する為の施設だという。そのUFOはソビエト連邦の作り上げた物で、それを操縦するのはソビエト連邦の遺伝子組み換え技術で生み出された宇宙人のような見た目の子供であるという。

 彼女は宇宙人の存在は信じていないが、ソビエト連邦では人体実験で宇宙人みたいな外見をした特殊能力を持つ子供が生み出されていると信じているのだ。

 更にアニーは、「アメリカが宇宙人に攻撃されている」という恐怖を国民に植え付ける為にソ連が行った作戦だと言っている。また、ソビエト連邦の遺伝子組み換えキッズの責任者が旧ナチス軍所属で第二次世界大戦時に強制収容所で非人道的実験を行った科学者「ヨーゼフ・メンゲレ」だと断言しているのだ。この内容でSF映画が1本作れそうだ。

☆いったい、ここはなんなんや!

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