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中世の弓矢の殺傷力はえげつなかった。銃弾と同等の威力があった可能性(英研究)

2020年06月01日 | 世界びっくりニュース
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中世の弓矢
中世の弓矢の殺傷力がすごい public domain

 中世のイギリスで使用されていた弓矢には驚くべき殺傷力が秘められていたことが、新たなる研究で明らかになったようだ。

 矢には、わざと羽根をつけて時計回りに回転させて敵を射貫くよう計算されていた可能性があるという。弓矢(ロングボウ)に頭を射抜かれた頭蓋骨の分析を行ったところ、その威力は銃弾なみだったという。

 弓矢の性能ももすごいがアーチャー(射手)のテクニックも相当なものだったのかもしれない。

骨まで貫通。中世の武器、ロングボウの威力を検証


 イギリスのロングボウ(長弓)は、敵の鎧をも貫くほど強力な中世の武器だったと言われている。

 とくに百年戦争のアジャンクールの戦いのときは、これが戦に勝利した決定的な要因のひとつになったかもしれない。英エクセター大学の考古学チームの新たな研究によると、ロングボウの矢による傷が、現代の銃創とよく似ていおり、骨までも貫通できるほどの威力があった証拠を見つけたという。

 この研究論文は『Antiquaries Journal』に発表された。
THE FACE OF BATTLE? DEBATING ARROW TRAUMA ON MEDIEVAL HUMAN REMAINS FROM PRINCESSHAY, EXETER | The Antiquaries Journal
https://www.cambridge.org/core/journals/antiquaries-journal/article/face-of-battle-debating-arrow-trauma-on-medieval-human-remains-from-princesshay-exeter/

 これまで、ロングボウが戦闘でどれほど効果があったかについて、研究者たちは繰り返し議論を重ね、レプリカを使った再現実験も何百回と行われてきた。

 エクセター大学のオリバー・クレイトン教授ら研究チームによると、矢は完全に安定せずに回転がかかった状態で飛ぶため、戦闘員が負う傷の形状に影響するはずで、分析すれば、さまざまな議論に決着をつけるための骨学的証拠の重要性がわかるという。

頭蓋骨に刺さった中世の矢
イングランド、エクセターにある中世のドミニコ会修道院墓地から発掘された頭蓋骨に残された傷穴の挿入口の復元
image credit:Oliver Creighton/University of Exeter

戦闘犠牲者の埋葬地で発見された矢じりによる外傷の証拠


 中世の墓地の遺骨から、武器でつけられた暴力的外傷の直接的な証拠が見つかるのはまれだが、よく知られた歴史的な戦闘犠牲者の大量埋葬地は例外だ。

 埋葬地の遺骨は、兵士たちがどのようにして戦い、殺されたのか、どんな武器が使われ、どのような傷を負って死んだのか、どんな武具を身に着けていたのかなど、中世の戦争の現実について有益な情報をもたらしてくれる。しかし、とくに、矢じりによる外傷の証拠は、めったにおめにかかれない。

 今回の研究で調べた22の骨の破片と3本の歯からは、外傷の痕跡がはっきりとわかった。これらの骨はすべて、ショッピングモール建設に先立って、1997年から2007年にかけて発掘されたエクセターのドミニコ会修道院墓地跡から回収されたものだ。

 1232年に建設され、1259年に正式に献堂されたこの修道院の墓地には、裕福で地位の高い俗人も埋葬されていたという。

 とくに、修道院の北側の身廊下には、無数のバラバラの遺骨が埋まっていて、頭蓋骨や手足の骨など、さまざまに違う時代のものが混在していた。中世の埋葬地にありがちだった、後世の墓地が挿入された形になっていた。

 22の骨の中に、右目の上から頭の後ろにかけて貫かれように穴のあいた頭蓋骨がある。研究者たちは、矢が時計まわりに回転しながら命中し、頭蓋を砕いたのではないかと考えている。

弓矢による頭蓋骨損傷
右目の上から頭にかけて貫かれた矢 image by:Oliver Creighton/University of Exeter

銃の弾丸と同じ回転をする矢


 中世の矢には羽根がついていたため、放たれた矢にスピンがかかり、空中を飛んでいる間により安定し、正確にターゲットを目指したと推測される。 これが、矢に羽根をつけてわざと時計まわりの回転がかかるようにした、初めての証拠かもしれない。

 注目すべきは、現代の銃の製造者も、発砲された弾丸が時計まわりに回転するように銃を作ってきたことだという。さらに、矢柄が頭蓋骨に刺さり、それを正面から引き抜いたためか、よけいに損傷が大きくなっている例もあるという。

 矢じりは、四角錐、もしくはダイヤ型をしたボドキンタイプで、当時の戦争で使われていた一般的なものだった。 

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image by: image by:Oliver Creighton/University of Exeter

 右の脛骨の上近くにもうひとつ穴があいているものもあり、矢が後ろからふくらはぎの肉を貫ぬき、骨で留まったことがうかがえる。大腿骨にも矢でかすったような傷が見られたが、これは、刃のついた道具によるものらしいという。

右の脛骨を貫いた矢
右の脛骨を貫いた矢 image by:Oliver Creighton/University of Exeter

 この頭蓋骨と脛骨、大腿骨は同じ犠牲者のものかもしれない。

最初に頭に受けた傷が致命傷になり、犠牲者がうつぶせに倒れたとき、続いて脛骨、大腿骨をやられたというシナリオが考えられる。

しかし、これはあくまで推測で、武器の進入角度を説明するだけのもので、犠牲者が立っていたのかどうかの説明は難しい。あるいは、犠牲者は馬に乗っていたか、高い場所に立っていた可能性もある

 これらの結果は、中世のロングボウの威力に対する我々の理解や、考古学的な記録における矢の傷をどう認識するか、戦闘の犠牲者がどこに埋葬されたか、などに大きな影響を与えると、クレイトンは語る。

中世の世界では、目や顔に矢を受けて死ぬことは、特別な意味があった。聖職者が、目に矢を受けた傷を神の定めた罰だとみることもあったのだ。

1066年のヘイスティングスの戦場で、目を射貫かれて死んだハロルド二世がこれに納得するかどうかはわからないが、我々の研究は、矢によってつけられたこうした傷の恐ろしい現実に焦点を当てている
References:archaeologynewsnetwork / arstechnicaなど/

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