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垂直にぎっしり並ぶ。アメリカで1970年代に行われていた自動車の運搬方法「Vert-A-Pac(ヴェルタ・パック)」

2017年12月18日 | 世界びっくりニュース
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 1920年代にモータリゼーションが起こったアメリカでは、個人用自動車の普及に伴い、生産した自動車の移動方法の効率化が急務だった。

 1960年代頃まで、有蓋車(ゆうがいしゃ)と呼ばれる貨車で自動車が運ばれていたのだが、1車両にセダン4台が二段、つまり8台しか収納しておらず、移動中の破損などからは守られたが、まだまだ積み込める余地があった。

 そこで貨車が改良されたのだが、相変わらず効率は悪いままであった。

 1970年に入ると、ゼネラルモーターズ (GM) のシボレーがサブコンパクト「Vega(ベガ)」を開発。この新車の値段を運搬費含めて2000ドル(当時)に抑えようとしていた。だが現在ある運搬方法だと運賃がかさんでしまう。

 そこで考え出されたのが「Vert-A-Pac(ヴェルタ・パック)」と呼ばれる貨車だ。この貨車なら1車両につきより多くの車を積み込むことができる。

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運搬費削減の為、新たなる運搬方法を模索していたシボレー


 当時シボレーの新車、Vega(ベガ)が開発されていたローズタウンから西海岸までの運搬費は1貨車につきおよそ4800ドルだった。なんとか18台を乗せることに成功したが、それでも諸経費を含め、1台につきおよそ300ドルの運搬費がかかった。

 1台2000ドルの新車には大きな出費である。そこでシボレーは新しい運搬方法の確立を急ぐ必要があった。

 そしてついに、サザン・パシフィック鉄道とシボレーのエンジニアたちは解決案を思いついたのだ

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水平から垂直へ、新貨車「Vert-A-Pac」が開発される


 従来、自動車を水平に並べ、数段に分けて貨車に入れていた。だが彼らは、垂直に並べたほうがより多くの自動車を運搬できることに気が付いたのである。

 これにより開発された新貨車「Vert-A-Pac(ヴェルタ・パック)」により、貨車の長さはこれまで通りの27メートルでありながら、18台から一気に30台の収納が可能となったのだ。

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エンジンオイルが漏れないよう自動車も改良


 シボレー「Vega」の運搬目標は、車がすぐに乗れる状態にしてディーラーに届けることだ。

 この夢を叶える為に、シボレーはVegaの内部構造を大幅に変え、垂直に並べても液漏れしないようにした。

 シリンダーに逆流しないように特殊エンジンオイルを作り、バッテリーは酸が漏れないようにキャップ自体が車の角の方に再設計された。

 また運搬時のみ、キャブレターにガス吸収缶へと続くパイプを接続し、水が漏れださないようにする為フロントガラスウォッシャーは45度の角度で固定された。

 運搬時の破損を防ぐためにエンジンとトランスミッションマウントにはプラスチック製の詰め物が押し込まれ、この詰め物は運搬が終わると取り出されたのである。

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だがこの運搬方法は完璧ではなかった


 1971年代にVegaが発売され、当初多くの反響を呼んだ。だが残念な事に、この新たな運搬方法により、車の欠陥が目立つようになっていった。

 エンジンの性能や車両の錆などに問題があったようで、Vegaが発売停止になるまでそう長く時間はかからなかったようだ。

 Vert-A-Pac貨車を利用するには、車にも特殊な技術が必要となる。Vegaが発売終了すると同時にその需要が下がっていき、Vert-A-Pacも終焉を迎えた。

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via:amusingplanet

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