おもしろ雑貨をお探しの方はここをクリックしてね!
頭上に広がる宇宙を見上げては畏敬の念を抱く人は多いが、それと同じくらい謎に満ちた領域はずっと近くにもある。海底には我々がまだ知らない光景が広がっているのだ。科学技術の発展とともに人類の探求の手も少しずつ伸びてきているが、それでも無数の謎が隠されている。
つい最近海底のオイルリグの付近を浮遊する巨大な不定形の生物をカメラが捉えた。常に形を変え続けるそれはまるで内側から光を発しているかのようで、しかもかなりの大きさだった。インターネットでは海底に生息する新種の生物という説の一方で、宇宙人の証明であるとする噂まで流れている。
だが、専門家の見解は超巨大なクラゲというものだ。鼓動する生物からは生殖器官まで確認でき、おそらくは既知の種と特定できるとまで指摘されている。
だからといって、すべてが解決されるわけではない。この付近に他にクラゲが見当たらなかったにもかからわず、生殖腺を見せながらしばらく留まっていたからだ。可能性としては、海底の掘削が周囲の生態系を乱していたことが考えられる。オイルリグを見て危険を感じたクラゲが威嚇行動を取っていた可能性もある。
バミューダトライアングルの付近の深海底には奇妙な水晶のピラミッドがあるという。それを知るはずの科学者が調査を進めないのは、陰謀が隠されているからだとされることもある。が、真の謎はまったくのデタラメなのになぜこんな噂が流れたのかということだ。
これは数十年前から存在する作り話だ。それによれば魔法の力を備えた水晶の玉がピラミッドの頂上に現れるという。中にはだまされた人もいたが、もちろんすべて嘘っぱちだ。
まともな科学者はそこにピラミッドなどないことを知っている。だが、一度信じ込んだ者の目を覚まさせることは難しい。そして水晶のピラミッドは宇宙人と結びついて実しやかに囁かれ続ける。
“ベンジャミン・バトン”クラゲには実にユニークな力がある。通常の生物と同じく生まれ、死にゆく一方で、危険な傷を受けると加齢のプロセスを逆転させ若返るのだ。こうして傷を修復し、ストレス条件下を生き延びる。が、この能力ゆえに世界中の海に広まり、バランスを崩すことにもなっている。
クラゲが本当に不死であるのか疑う声もあるが、この素晴らしい能力から学ぶことはあるはずだ。このクラゲはDNAに刻まれた初期プログラムを再起動させて、かつ細胞を必要なものに変化させる。そのメカニズムを理解できれば、ガンなどの治療に応用できる可能性が大いにある。が、惜しむらくはこのクラゲの研究はあまり行われておらず、ガンの新兵器開発には相当時間がかかりそうなことであろう。
失われたアトランティスについては、ちょっと信じがたい突飛な説が数多くある。曰く、そうした言い伝えがまったくないバミューダトライアングルにあった、曰く、都市をドームで包み海底で今も生き延びている……。あるいは多少はまともな説として、実在の遺跡に着目するものもある。
ご存知かもしれないが、実はアトランティスはプラトンが一から作り上げた寓話である可能性が濃厚だ。アトランティスの伝説がただの作り話であると知ってがっかりする人は大勢いるだろう。
それとも、本当にあったのか? 歴史家のベタニー・ヒューズはアトランティス伝説を綿密に調査した結果、プラトンのアイデアには元があることに気がついた。
現在のサントリーニ島は古代ギリシャではテーラの島と呼ばれていた。ここの住民は商売上手で、3つの大陸の近くにあるという地理的条件を巧みに利用していた。これが巨万の富をもたらした。だが、テーラの人々は自分たちがまさか火山の真上で暮らしているとは夢にも思わなかった。紀元前1620年に世界中に影響与えるような大噴火を起こす。プラトンはどこかでこの話を耳に挟んだに違いない。
ポンペイと同じく、アトランティスのモデルかもしれないこの街は現在よく保存され、過去数十年で歴史家たちに数々の情報をもたらしてきた。
人魚伝説の科学的な説明はこうだ。船乗りは長い間航海を続け、孤独で、しばしば酔っ払っていた。悪いことに、海は幻覚を見やすい条件が整っている。そのためマナティを見た船乗りが人魚と見間違えた……。
しかし広大な海洋にはまだ未知の領域が存在する。もし本当に存在するのであれば、海底で暮らす知的生命の姿について想像することはできる。おそらくは水圧のせいで道具の使用が困難であるため、人類と同じレベルまで進化してはいないだろう。他方、彼らの姿をきちんと知ることはできない。我々は人間と同じような姿を持つ知的生命を探し求めてきたが、その姿や生態はまるで異なるはずだからだ。
大勢の人は宇宙の探索には莫大な金がかかるが、海ならたやすく潜り込むことが可能で、そのほとんどが知り尽くされていると思いがちだ。しかし、それは必ずしも真実ではない。近年海洋探査の難易度はますます上がってきている。深度数kmにもなれば水圧は狂気の沙汰であり、ごく狭い範囲をわずかな時間捜索するだけでも極めて大掛かりな準備が必要となる。
『ターミネーター』や『アバター』で知られるジェームズ・キャメロンは熱心な海洋冒険家であり、マリアナ海溝の最深部チャレンジャー海淵に潜った数少ない1人だ。数多くの標本を採取し、また素晴らしい映像もカメラに収めることに成功しているが、ごく短時間の潜水であってもリスクは非常に高く、専門家の支援が必要となるために多額の資金を投入してもいる。しかもこれは海底のごく一部でしかなく、地球の海には人間に姿をさらしていない場所が数多く残されているのだ。
海底に潜むモンスターを想像したことのある人もいるだろう。かつて伝説だと考えらえていたダイオウイカの実在は今では周知の通りである。その大きさには度肝を抜かれるばかりだが、海洋では多くの通常の魚が、適切な環境に置かれれば圧倒的な巨体を有するようになる。ゆえに未だ我々の知らぬ巨大生物が潜んでいてもおかしくはない。
地上においては、恐竜の時代でさえ、シロナガスクジラ以上の生物は存在しなかった。しかし、ほとんどが未知の海、特に深海においてはそれと同等あるいは上回る生物がひしめいている可能性は否定できないのだ。
海洋の95%が未知のままであるという話を聞いたことがあるだろうか。だが、海洋生物学者に言わせれば、これは単純すぎる。現在専門家は人工衛星やレーダー、さらには数学的モデルを利用して、海底の地形を5kmの解像度で地図化することに成功している。これによって海底に存在する海溝や山脈といった起伏についてはかなり把握されており、技術が進歩するにつれその精度はますます高まっている。
だが、海洋生物学者ジョン・コプレーは、一般的な見方の嘘を指摘しつつも、実際に探索されたのは5%未満であることを認めている。墜落したマレーシア航空機の残骸を探すために使用されたようなソナーでも確認できる範囲は、海洋の1%以下でしかないのだという。
しかも生態系の仕組みやそこに生息する種といった海洋で実際に起きている物理現象については、それ以下のことしか把握されていない。つまり、海洋学者の関心が続く限り、海洋にはほぼ無限の未知の領域が広がっているということだ。それがすべて解明されるのは、数千年の月日と巨額の費用を費やす必要がある。
1997年、南アメリカ沖の海中で奇妙な音が検出された。数km離れた2つの観測所で検出されるほど大きな音で、人々に何か深海に潜む生物を想起させた。想像力豊かな者は、海底都市に封印された架空の怪物クトゥルフのような生き物を思い描いたかもしれない。
が、NOAA(アメリカ海洋大気庁)はそのような人々のファンタジーなど木っ端微塵に打ち砕いてしまった。その正体は氷棚が崩れたときのもので、これを氷震というそうだ。どこか動物の叫び声にも聞こえるが、通常速度では雷や地震の音に似ている。
The Bloop: A Mysterious Sound from the Deep Ocean | NOAA SOSUS
なお、陰謀論の支持者はやはり未解明ということにしたようだ。
メタンハイドレートは水とメタンが凍った奇妙な結晶構造である。数十年前に発見されて以来、代替エネルギーにするというアイデアが真剣に検討されてきた。
それ自体は天然ガスが不足したときの代替エネルギーとなりうる。しかし、固有の問題もある。そのほとんどは海底から採掘する必要があるため、大きな規模で展開するには非常にコストがかかるのだ。また海底の掘削による海洋環境の汚染も懸念される。
現時点では、それほど高価ではない天然ガスの採掘方法がいくつも存在する。しかし、将来的にそうした利用ができなくなったとき、石油関連企業や政府がメタンハイドレートに希望を託すべく動きだすと考える専門家は大勢いる。
via:10 Intriguing Mysteries Lurking Beneath The Ocean
☆アトランティスは作り話かぁ~、ショックじゃ!
おもしろ雑貨をお探しの方はここをクリックしてね!
頭上に広がる宇宙を見上げては畏敬の念を抱く人は多いが、それと同じくらい謎に満ちた領域はずっと近くにもある。海底には我々がまだ知らない光景が広がっているのだ。科学技術の発展とともに人類の探求の手も少しずつ伸びてきているが、それでも無数の謎が隠されている。
10. オイルリグの側でカメラが捉えた形のさだまらない巨大生物
つい最近海底のオイルリグの付近を浮遊する巨大な不定形の生物をカメラが捉えた。常に形を変え続けるそれはまるで内側から光を発しているかのようで、しかもかなりの大きさだった。インターネットでは海底に生息する新種の生物という説の一方で、宇宙人の証明であるとする噂まで流れている。
だが、専門家の見解は超巨大なクラゲというものだ。鼓動する生物からは生殖器官まで確認でき、おそらくは既知の種と特定できるとまで指摘されている。
だからといって、すべてが解決されるわけではない。この付近に他にクラゲが見当たらなかったにもかからわず、生殖腺を見せながらしばらく留まっていたからだ。可能性としては、海底の掘削が周囲の生態系を乱していたことが考えられる。オイルリグを見て危険を感じたクラゲが威嚇行動を取っていた可能性もある。
9. 海底深くに眠る水晶のピラミッド
バミューダトライアングルの付近の深海底には奇妙な水晶のピラミッドがあるという。それを知るはずの科学者が調査を進めないのは、陰謀が隠されているからだとされることもある。が、真の謎はまったくのデタラメなのになぜこんな噂が流れたのかということだ。
これは数十年前から存在する作り話だ。それによれば魔法の力を備えた水晶の玉がピラミッドの頂上に現れるという。中にはだまされた人もいたが、もちろんすべて嘘っぱちだ。
まともな科学者はそこにピラミッドなどないことを知っている。だが、一度信じ込んだ者の目を覚まさせることは難しい。そして水晶のピラミッドは宇宙人と結びついて実しやかに囁かれ続ける。
8. 不死のクラゲの秘密とは?
“ベンジャミン・バトン”クラゲには実にユニークな力がある。通常の生物と同じく生まれ、死にゆく一方で、危険な傷を受けると加齢のプロセスを逆転させ若返るのだ。こうして傷を修復し、ストレス条件下を生き延びる。が、この能力ゆえに世界中の海に広まり、バランスを崩すことにもなっている。
クラゲが本当に不死であるのか疑う声もあるが、この素晴らしい能力から学ぶことはあるはずだ。このクラゲはDNAに刻まれた初期プログラムを再起動させて、かつ細胞を必要なものに変化させる。そのメカニズムを理解できれば、ガンなどの治療に応用できる可能性が大いにある。が、惜しむらくはこのクラゲの研究はあまり行われておらず、ガンの新兵器開発には相当時間がかかりそうなことであろう。
7. アトランティスは実在したのか?
失われたアトランティスについては、ちょっと信じがたい突飛な説が数多くある。曰く、そうした言い伝えがまったくないバミューダトライアングルにあった、曰く、都市をドームで包み海底で今も生き延びている……。あるいは多少はまともな説として、実在の遺跡に着目するものもある。
ご存知かもしれないが、実はアトランティスはプラトンが一から作り上げた寓話である可能性が濃厚だ。アトランティスの伝説がただの作り話であると知ってがっかりする人は大勢いるだろう。
それとも、本当にあったのか? 歴史家のベタニー・ヒューズはアトランティス伝説を綿密に調査した結果、プラトンのアイデアには元があることに気がついた。
現在のサントリーニ島は古代ギリシャではテーラの島と呼ばれていた。ここの住民は商売上手で、3つの大陸の近くにあるという地理的条件を巧みに利用していた。これが巨万の富をもたらした。だが、テーラの人々は自分たちがまさか火山の真上で暮らしているとは夢にも思わなかった。紀元前1620年に世界中に影響与えるような大噴火を起こす。プラトンはどこかでこの話を耳に挟んだに違いない。
ポンペイと同じく、アトランティスのモデルかもしれないこの街は現在よく保存され、過去数十年で歴史家たちに数々の情報をもたらしてきた。
6. 知的生命が意外にも身近にいた?
人魚伝説の科学的な説明はこうだ。船乗りは長い間航海を続け、孤独で、しばしば酔っ払っていた。悪いことに、海は幻覚を見やすい条件が整っている。そのためマナティを見た船乗りが人魚と見間違えた……。
しかし広大な海洋にはまだ未知の領域が存在する。もし本当に存在するのであれば、海底で暮らす知的生命の姿について想像することはできる。おそらくは水圧のせいで道具の使用が困難であるため、人類と同じレベルまで進化してはいないだろう。他方、彼らの姿をきちんと知ることはできない。我々は人間と同じような姿を持つ知的生命を探し求めてきたが、その姿や生態はまるで異なるはずだからだ。
5. 深海の水圧に耐える方法
大勢の人は宇宙の探索には莫大な金がかかるが、海ならたやすく潜り込むことが可能で、そのほとんどが知り尽くされていると思いがちだ。しかし、それは必ずしも真実ではない。近年海洋探査の難易度はますます上がってきている。深度数kmにもなれば水圧は狂気の沙汰であり、ごく狭い範囲をわずかな時間捜索するだけでも極めて大掛かりな準備が必要となる。
『ターミネーター』や『アバター』で知られるジェームズ・キャメロンは熱心な海洋冒険家であり、マリアナ海溝の最深部チャレンジャー海淵に潜った数少ない1人だ。数多くの標本を採取し、また素晴らしい映像もカメラに収めることに成功しているが、ごく短時間の潜水であってもリスクは非常に高く、専門家の支援が必要となるために多額の資金を投入してもいる。しかもこれは海底のごく一部でしかなく、地球の海には人間に姿をさらしていない場所が数多く残されているのだ。
4. 深海最大の生物は?
海底に潜むモンスターを想像したことのある人もいるだろう。かつて伝説だと考えらえていたダイオウイカの実在は今では周知の通りである。その大きさには度肝を抜かれるばかりだが、海洋では多くの通常の魚が、適切な環境に置かれれば圧倒的な巨体を有するようになる。ゆえに未だ我々の知らぬ巨大生物が潜んでいてもおかしくはない。
地上においては、恐竜の時代でさえ、シロナガスクジラ以上の生物は存在しなかった。しかし、ほとんどが未知の海、特に深海においてはそれと同等あるいは上回る生物がひしめいている可能性は否定できないのだ。
3. 海洋とそこに生息する生物の大部分は未知のまま
海洋の95%が未知のままであるという話を聞いたことがあるだろうか。だが、海洋生物学者に言わせれば、これは単純すぎる。現在専門家は人工衛星やレーダー、さらには数学的モデルを利用して、海底の地形を5kmの解像度で地図化することに成功している。これによって海底に存在する海溝や山脈といった起伏についてはかなり把握されており、技術が進歩するにつれその精度はますます高まっている。
だが、海洋生物学者ジョン・コプレーは、一般的な見方の嘘を指摘しつつも、実際に探索されたのは5%未満であることを認めている。墜落したマレーシア航空機の残骸を探すために使用されたようなソナーでも確認できる範囲は、海洋の1%以下でしかないのだという。
しかも生態系の仕組みやそこに生息する種といった海洋で実際に起きている物理現象については、それ以下のことしか把握されていない。つまり、海洋学者の関心が続く限り、海洋にはほぼ無限の未知の領域が広がっているということだ。それがすべて解明されるのは、数千年の月日と巨額の費用を費やす必要がある。
2. “ブループ”という謎の音の正体
1997年、南アメリカ沖の海中で奇妙な音が検出された。数km離れた2つの観測所で検出されるほど大きな音で、人々に何か深海に潜む生物を想起させた。想像力豊かな者は、海底都市に封印された架空の怪物クトゥルフのような生き物を思い描いたかもしれない。
が、NOAA(アメリカ海洋大気庁)はそのような人々のファンタジーなど木っ端微塵に打ち砕いてしまった。その正体は氷棚が崩れたときのもので、これを氷震というそうだ。どこか動物の叫び声にも聞こえるが、通常速度では雷や地震の音に似ている。
The Bloop: A Mysterious Sound from the Deep Ocean | NOAA SOSUS
なお、陰謀論の支持者はやはり未解明ということにしたようだ。
1. メタンハイドレートは長期的なエネルギー源となりうるか?
メタンハイドレートは水とメタンが凍った奇妙な結晶構造である。数十年前に発見されて以来、代替エネルギーにするというアイデアが真剣に検討されてきた。
それ自体は天然ガスが不足したときの代替エネルギーとなりうる。しかし、固有の問題もある。そのほとんどは海底から採掘する必要があるため、大きな規模で展開するには非常にコストがかかるのだ。また海底の掘削による海洋環境の汚染も懸念される。
現時点では、それほど高価ではない天然ガスの採掘方法がいくつも存在する。しかし、将来的にそうした利用ができなくなったとき、石油関連企業や政府がメタンハイドレートに希望を託すべく動きだすと考える専門家は大勢いる。
via:10 Intriguing Mysteries Lurking Beneath The Ocean
☆アトランティスは作り話かぁ~、ショックじゃ!
おもしろ雑貨をお探しの方はここをクリックしてね!