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巨大斬首が鎮座する神々の通りし聖なる山。世界遺産「トルコ・ネムルト山」

2012年07月30日 | 世界びっくりニュース


 トルコ東部の標高2,134 m の山、、ネムルト山の山頂には、巨大神像の頭部が地面に落下している不思議な遺跡がある。これは、紀元前69年に即位した、コンマゲネ王朝アンティオコス1世が山頂に築いた巨大墳墓なのだそうだ。

 人工的に作られた、直径152 m、高さ49mの頂上部には、王の座像のほか、2羽の鷲、2頭のライオン、様々なギリシャ神話やペルシャ神話の神々の像の頭部が並んでいる。その不思議な光景は、1987年、ユネスコ世界遺産に登録され、多くの旅行者が訪れるトルコ東部の有名遺跡となった。

ソース:Mount Nemrut – Home to Gods Beheaded ~ Kuriositas


 ネムルト山は19世紀後半にオスマン帝国軍が偶然山頂付近を行軍した際に、山頂部が人工的な建造物であったことが発見され、1881年にドイツ出身の技師カール・ゼシュター)によって本格的な発掘調査が行われた。(wikipedia




王や神々の像は座して並んでおり、それぞれの像に名前が刻まれているが、いずれの坐像も首から上がない。それらの頭部は、像の足元に散在し、一部は鼻が損壊されている。このことから、地震のために頭部が転げ落ちたとする説と、イスラム教徒による偶像破壊運動の一環とする説が挙がっている。














神像はいたるところに見られるが、多くは東側と西側に集中している。西側のテラスには、木星、水星、火星などの星の配列を眺める獅子のレリーフが刻まれた石版があり、紀元前62年6月7日を示している。この日付は建造が始まった時を表している可能性がある。東部の保存状態は良く、東西のテラスを結んでいた壁付きの廊下の痕跡なども残っている。
















ネムルト山の山頂部分にアンティオコス1世の墓があり、玄室も存在するという説は現在も考古学界に支持されているが、小石を人工的に積み上げて造られているため、崩落の危険性が非常に高く、発掘後の復元の可能性が低いことから、発掘調査ができないという結論に達している。玄室自体も小石を積み上げて造られていると推定されており、盗掘防止のための措置と見られている。このような建造技術は現代には伝わっていないため、復元は不可能という意見が大半を占める(それ以前に、崩落の危険性から発掘ができないとされる)。






動画:Nemrut Dağı ve Mezarın Sırrı


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