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あなたが寝ている間、体に何が起きているのか?睡眠中に起こる10の驚くべき現象

2017年05月05日 | 世界びっくりニュース
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 いびき・寝言・歯ぎしりなど、自分が寝ている時にどんな状態になっているのかは知る由もない。監視カメラでも設置していればわかるだろうけど、知りたいような知りたくないような。

 実際に、我々の意識が消えている間、体は大きな変貌を遂げている。睡眠中の人体は常に整理・修復・回復に努めているからだ。

 目が覚めたとき、まるで別人のように感じているのならば、そこには多少なりとも真実がある。ここでは寝ている間に起きている10の驚くべき現象を見ていくことにしよう。ただし一部の項目は万人に起きるわけではない。

10. 記憶の整理


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 人間とは非常に活動的な生き物である。行動が記憶を作り出し、それが脳に蓄積される。PCのデスクトップがファイルで散らかっている人ならば分かるだろうが、保存したものは簡単にアクセスできなければ役に立たない。

 睡眠中、脳は起きている間の出来事を再生し、それを区分しては長期記憶として保存する。同時に不要な記憶を削除したりもする。

 長期記憶に限度はなく、また一生消えることもない。ほとんどの人は幼い頃の記憶を鮮明に覚えていることだろう。だが一方で2日前の出来事をなかなか思い出せなかったりもする。こうして記憶に優先順位をつけることは、学習や情報管理、さらは問題解決などのスキル習得に必要なことである。

 記憶の固定のほとんどは最も眠りが深い、脳があまり活動していない状態で行われる。最も重要な記憶は睡眠に移行する際に安定化され、後で素早く思い出せるよう準備される。


9. 血圧と中核体温が低下


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 眠る30分前になると体温が下がり始める。これが代謝を低下させ、睡眠中の空腹を防ぐ。その結果として心拍数や血圧もまた低下する。

 中核体温は1.1度以上低下し、35.6度程度となる。あと1度も下がれば低体温になるほどだが、エネルギーの消費が低下しているため、凍死することはない。

 覚醒時に血圧と心拍が急激に上昇するが、一時的にバランスが崩れるため、だるさや頭がぼうっとした感じを味わうことになる。


8. 金縛り(一部の人)


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 寝ている途中ふと意識が戻る。だが体が動かない、声を上げることもできない――こんな経験はあるだろうか? これは金縛りと呼ばれる現象で、レム睡眠時に脳が体を守るために筋肉の神経伝達物質とレセプターを阻害することで起こる。

 入眠や覚醒間際の意識がはっきりとしている状態で起きることもある。この現象を説明するために世界各地では様々な伝承が伝えられており、例えばアングロサクソン文化では魔女や悪魔が訪れたことが原因だとしている。


7. 背が伸びる


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 起きている間、背骨は重力によって圧縮されている。このために椎間板からは体液が染み出て、1日に1センチも身長が縮んでしまう。その反対に夜になると、体液が背骨の接合部に戻り、寝ている間に1センチも伸びる。

 睡眠中に圧力が緩和することは、幼い子や思春期の子供の成長にも大切なことだ。実際、人が成長するのは睡眠中なのである。背骨や足から圧力が消えることに加え、睡眠中に成長ホルモンが分泌されることも原因である。


6. 夢遊病(一部の人)


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 およそ30パーセントの人が一生に一度は眠っている間に歩き出すそうだ。夢遊病は半意識状態にある脳が複雑な作業を行ってしまう睡眠障害で、ベッドから這い出るほか、キッチンに行ったり、車の運転までしてしまうことがある。
 
 もちろん危険なことこの上ない。子供に発症することが多く、両親や友人などから食事を準備してはふとんに戻るといった奇妙な行動が報告されている。原因は定かではないが、遺伝子に原因がある可能性が示されている。

 夢遊病は通常、徐波睡眠時に発生する。この間、脳は記憶の処理に追われている。このことは夢遊病患者の短期記憶があまりはっきりしない理由を説明するかもしれない。彼らは目が覚めるとその間のことを覚えていないのだ。


5. 寝ている最中にビクッ!っとなるジャーキング現象


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 人が眠ると体はビクッと動く。毎回だ。通常、私たちの体は眠っているとき夢に反応して動かないよう麻痺している。しかし睡眠と覚醒との間にはグレーゾーンが存在する。そこで発生するのがジャーキング(睡眠中の麻痺現象)で、脳が体を安静にするよう発するメッセージのタイミングと神経系がそれを受け取るタイミングのズレが原因だと考えられている。

 その仕組みは完全には理解されていないが、木から落ちそうになったとき反射的につかむ原始反射の名残であるとする説もある。またオフになったはずの神経の誤発火という説もある。原因がなんであれ、人によっては目が覚めるほどの激しいジャーキングを起こすこともある。

4. 脳のエネルギー使用量が増加する


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 覚醒時に作られたエネルギーの80パーセントは肉体の活動によって使用される。眠っているときはこうしたエネルギーが不要になるのは明らかであるが、実はその余剰は脳へ回されている。

 つまりレム睡眠などでは脳のエネルギー消費量は覚醒時よりも増加するのである。このとき、エネルギーは神経を接続したり、老廃物を取り除いたりといった、覚醒時に後回しにされていた仕事の処理に利用されている。

 覚醒時、脳は意思決定など、より切迫した大量のエネルギーを必要とする作業に追われている。そこで後回しになって溜まっていた仕事を眠っている時間に片付けるのだ。


3. 体重が減る


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 目が覚めると喉が渇いていることがあるだろう。実は寝ている間には結構な量の水分が失われているのだ。

 肺の中の空気は熱く、36.7度ほどある。また湿度も高い。通常、眠っている人がいる部屋の温度は36.7度よりもずっと低いため、吐き出された空気が冷えて体積が縮み、空気や体から湿気を逃がす。一呼吸ごとに0.02グラムほどの水分が失われ、一晩だと0.5キロほどになる。

 二酸化炭素にも似たような作用があるが、影響はもっと小さい。呼吸では酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出すが、前者の原子は2個、後者の原子は3個である。その差分だけ、ごく微量であるが体重が減少する。1度に吐き出される原子は10億 x 1兆個であり、一晩では0.7キロほどになる。これは覚醒時にも起きているのだが、水や食事で補われている。


2. 脳のクリーニング


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 目が覚めている間は脳や体の細胞内に毒素などの老廃物が溜まる。そこで、脳は人が眠ると脳脊髄液(写真)のバルブを開いて、繊維に溜まった毒素を洗い流す。

 これは細胞呼吸という細胞が栄養からエネルギーを作り出し、体を動かし続ける大きなサイクルの一部である。夜間に洗浄される毒素はそのサイクルの残り滓のようなものだ。

 洗浄は全身で行われているが、特に脳での影響が大きい。徹夜すると頭がまともに働かなくなるのは、これが大きな理由の1つだ。
 

1. 夢


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 人はなぜ夢を見るのだろうか? 人が眠りについて無意識なるたびに、脳は頭の中に想像上の現実を作り上げ、眠っている人はこれが現実であると勘違いをする。そして目が覚めるとほとんど記憶から消えてしまう。

 夢の実際の必要性については不明であるが、レム睡眠中に起きるそれに関連する活動についてはよく理解されている。つまり長期記憶を強化し、脳の毒素を洗浄し、後回しになっていた仕事を片付けるといったことだ。

 これだけのことを行なっていながらも、夢自体についてはほとんど理解されていない。それこそがミステリーである。

 古代ギリシャやエジプトの時代から大勢の人間がその謎を解明しようとしてきた。だがMRIやEEGなど最新技術が開発された現代においても相変わらず謎に包まれたままなのだ。(関連:我々が夢を見る10の理由、科学者たちの仮説

via:neurosciencenewsleeplivesciencewasetlivesciencesleepscientificamericannprnihscientificamericanなど

 私は怖い夢を見て、例えば高いところから落ちる瞬間とか、何かに追いかけられて捕まる瞬間にビクってなってそのビクっで目が覚めるんだけれども、これも一種のジャーキング現象なのだろうか?とにかくよくビクついて目が覚めることはある。その後すぐ寝ちゃうけどもね。

☆金縛りにはよくあうなぁ!

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