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ロシア、化学兵器「マスタードガス」工場廃墟

2012年11月05日 | 世界びっくりニュース


 化学兵器のひとつであるマスタードガスを製造していたという、ロシアにある化学兵器工場廃墟画像が公開されていた。1930年よりこの工場でマスタードガスの製造が開始され、1994年に大規模火災が発生し、運転は停止された。ソ連の崩壊を受け、そのままの状態で時を刻んでいるという。

ソース:Abandoned Chemical Weaponry Plant - English Russia







































 マスタードガスは2,2'-硫化ジクロロジエチル(2,2'-Dichloro Diethyl Sulfide)という化合物を主成分とする。純粋なマスタードガスは、常温で無色・無臭であり、粘着性の液体であるが、不純物を含むマスタードガスは、マスタード(洋からし)、ニンニクもしくはホースラディッシュ(セイヨウワサビ)に似た臭気を持つめ。これが「マスタードガス」の名前の由来となった。(wikipedia)



マスタードガスは遅効性であり、曝露後すぐには被曝したことには気付かないとされる。皮膚以外にも消化管や、造血器に障害を起こすことが知られていた。

 マスタードガスが皮膚に触れると、2時間-24時間で赤い斑点が現れ、その後皮膚がただれ、大きくて薄い半透明の帯黄色水泡ができる。体の湿った部分にもっとも激しく作用する。液体が直接眼に触れると、角膜および虹彩の損傷を引き起こし失明する。肺に吸い込まれると、声がかすれ湿った咳がでる。重度になると致命的な肺水腫を引き起こす。その他、感情鈍麻、うつ状態などの中枢神経系への影響が見られる。また、マスタードガスは、発がん性物質である。

マスタードガスを浴びた人々の疾患画像


 マスタードガスは、1917年7月12日、第一次世界大戦中にドイツ軍がカナダ軍に対して実戦で初めて使用し、約3500人の中毒者のうち89人が死亡。その後、同盟国・連合国の両陣営が実戦使用した。大戦中のドイツ・フランス・イギリス・アメリカの4ヶ国での生産量は計1万1千tに及んだ。

第一次世界大戦におけるマスタードガスの使用
Poison gas in World War I


☆これをオーム真理教は作ろうとしとったんか!